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2011年3月30日 (水)

花をたずねて不動尻へ

 3月26日(土)この日は親子の魚料理教室の最終回、アンコウの吊るし切り体験の予定だったのですが、震災の影響で中止となってしまいました。貴重な機会だったので、楽しみにしていたのですが残念です。sad

 さて、海で笑えなければ山で笑うのが私のモットーです。気を取り直して、昨年空振りした厚木市の最奥部である不動尻のミツマタの花を見に行こうと思い立ち、天然児とババのおなじみ3人衆で出陣しました。

 不動尻へのアクセスは、七沢温泉郷のひとつ広沢寺温泉にある登山者用の駐車場から二の足林道を終点まで進む約4km弱の林道歩きで、厚木市の森林セラピーロードにも指定されています。ちなみに森林セラピーとは、森林が持つ癒し効果を予防医学的見地から、健康維持や増進に役立てようとするもので、厚木市の七沢周辺は森林セラピー基地として全国レベルで認定されています。確かに森林浴は気持ちの良いものだと思いますが、人によってはこの時期花粉浴になってしまいますね。smile山笑もひどい花粉症持ちですが、この時期はあえて火中の栗拾いをするのが楽しみです。

 駐車場には10台ほどの車が停まっていましたが、やはり地震の影響でしょうか、いつもよりは少なめに感じます。駐車場の路向かいにはマス釣り場とバーベキュー場があって、天然児はそちらに興味津々です。15分ほど進むと大きな砂防提の工事現場があって、昔の沢沿いのコースは大きく迂回させられておりました。人目につかない血税消化発見であります!砂防堤のすぐ上には石切場跡の石碑があり、その周辺には石垣や石仏、廃屋、墓地など集落の痕跡が残されていました。かつて人は自然を切り開いて生活を営んだが、その営みが消えると逆に自然に飲み込まれている。その攻防が古からの人間と自然のつきあい方なのでしょう。そう考えると堂々と構える砂防ダムに違和感を覚えるのは私だけでしょうか・・・

110326_110444 広沢寺温泉付近 110326_112200 砂防堤と迂回路(ご立派!)

110326_112315 石切場跡 110326_112716 山に戻る集落

 この辺りから林道は急勾配となって、山深く進んでいきます。沢沿いの道は今はまだ寒々しさもありますが、もう少し暖かくなれば最高の涼感です。急坂の先に林道のゲートが見えてきて、その前に車やバイクが何台か停まっています。このゲートの脇には湧き水があって、豊かな森の恩恵にあずかることが出来ます。sweat02

110326_114020 二の足林道ゲート

 ゲートを通過してしばらく行くと正面に鐘ヶ嶽という山の尾根が立ちふさがり、暗く長いトンネルが口を開けています。この山ノ神は過去何度も通過してきましたが、距離が長く真昼でも照明がないので真っ暗で、いつ来ても気持ちの悪いトンネルです。過去にとんでもない恐怖体験をした場でもあります。(前回の記事参照)

110326_115017 山ノ神トンネル

 トンネルを抜けると左手が山の斜面、右手に谷太郎川を見下ろす断崖絶壁を林道が進んでいきます。トンネルを抜けて最初の曲がりカーブに差し掛かるときは、ちょっとドキドキします。何故なら昨年10月にハイキングしたときに、ツキノワグマと鉢合わせた場所だからです。あの時、不動尻方面に向かってこのカーブを曲がったとき、左前方の樹木が変に揺れていました。?と眺めていると、突然真っ黒な物体が林道に落ちてきたのです!森の熊さんはこちらを全く無視して谷太郎川の谷底に降りていきました。前回の三峰山のニホンカモシカといい、不動尻にはカワガラスもいたりして、この辺りは野生動物の宝庫のようです。

110326_115601 お!熊かな?・・・人でした。 110326_120045 大山~三峰山への尾根

 しばらく進むと道は下りに変わり、左手の斜面からは滝が落ちていたり、岩から水がしみ出しています。見下ろしていた谷太郎川の高さまで下りきった広い駐車スペースは、二の足林道終点で、昔の不動尻キャンプ場の名残です。川を渡ると谷太郎川沿いに煤ヶ谷に向かう道が分かれています。さあ、ここから私にとって「命の洗濯の場」、不動尻に入ります。

110326_120909 不動尻に到着 110326_121005 伐採された木材

 不動尻は大山と三峰山の尾根から流れ出る谷太郎川の源流。多くの沢が流れ込んでいて、河原の岩は緑の苔で覆われた水と緑の楽園です。当日は不動尻周辺の森林の伐採が行われていて、林道には切り出された木材が積み上げられておりました。ドン尻のキャンプ場の跡地に着くと、今回お目当てのミツマタの花が咲いていました。テントサイトの跡らしい平たい草地に腰を下ろして昼食のおにぎりをいただきます。

110326_122011 陽だまりでお昼にしましょう。 110326_122245 ミツマタの木

 お昼を食べていると、近くで休憩をしているおじさんが「この奥にミツマタの群落があるよ。」と教えてくれたので、食べ終わって見に行くことにしました。河原より5分ほど斜面を上がっていくと・・・

110326_125025 斜面いっぱいのミツマタの花 110326_125049 これは見事!

 不動尻の良さをまたひとつ知ることが出来ました。ここまでは楽勝なので、復路は山ノ神トンネル付近から尾根に上がり、鐘ヶ嶽に寄ってみることにしました。(つづく)

110326_114758 今回のコースです。

☆メンツ:天然児、ババ、私(3人)

★コースタイム

11:00広沢寺温泉駐車場→11:40林道ゲート→11:55山ノ神トンネル→12:25不動尻キャンプ場跡(昼食)12:40→12:55ミツマタ群生地→13:15鐘ヶ嶽尾根入口→13:30尾根→14:00鐘ヶ嶽→15:10鐘ヶ嶽登山口→15:20広沢寺温泉駐車場

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