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2011年3月28日 (月)

不動尻ハイキングの前に(恐怖編)

 今回ハイキングに行った不動尻は、何度となく足を運んでいるお気に入りのハイキングコースですが、本題をレポートする前に、今から10年ほど以前のある日のお話をさせていただきましょう。その日は、当時県下有数の心霊スポットとして名高かった不動尻に向かう二の足林道にある山ノ神トンネルに肝試しに来たのでした。

 深夜2時頃、私とどっちーさん(当ブログにちょくちょくコメントをいただいております。)は、先述のゲート前に車を駐車し、真っ暗闇を星明りを頼りに歩いてトンネルまでやってくると、有名スポットであるだけに深夜にもかかわらず学生グループらしき若い衆が来ておりました。無鉄砲なことですが、私たち二人は出口の見えない真っ暗闇のトンネルを進んでいき、5分ほど文字通り「闇夜の烏」となって不動尻側に抜けました。そこは丹沢の山中。満天の星空が美しく、沢音と鹿でしょうか獣の泣き声が驚くほど近くの闇から聞こえます。

 さて、用を足して引き返すことにしましたが、トンネルに入ったときに不思議なことが起ったのです。若い衆は返ってしまったのか人気がなくなったトンネルを進むと、前方からものすごい風が吹き上げてきます。トンネルが風の通り道になるのは当然だとは思いますが、往路のときは全く感じなかったのです。トンネル中ほどまで来ると、落ち葉が風に流されるような音が耳に入りました。風が吹けば落ち葉の音ぐらいは当然です。が・・・その音が何か不自然なのです。落ち葉が風下に吹き流されていく、即ち我々の後方に流されていくのではなく、落ち葉の音が我々を追ってくるように聞こえるのです。?と思っていると、遂に落ち葉の敷きつめた上を人が這いずるような音が私の足のすぐ後ぐらいにまとわりついてくるようになりました。!!こうなると不思議というよりは恐怖以外の何ものでもありません。恐ろしさの余り後を振り向くことも出来ず、この恐怖空間と化したトンネルから一刻も早く抜け出そうと、どっちーさんのことを忘れて足を速めます。すると、どっちーさんも私と競うように前に出ようとするのです。彼も何かを感じているようです。

 「だーっ!」とトンネルを飛び出すと、風もなく音も消え、前方に厚木市街の煌びやかな夜景が目に入り、やっと現実に戻れました。二人で顔を見合わせると同時に「お前も感じただろ?」科学の発達した現代においても、割り切れない不思議なことはあるものです。あれはスポットの由縁となっているトンネル内で自殺した者、あるいは山から帰りたかった遭難者の霊なのか、怖いもの見たさの馬鹿二人に「山ノ神」がいたずらを仕掛けたのか・・・トンネルの中は現実の世界と何か違う不思議な空間になっているのかもしれません。

 その一件以来、我々は心霊スポット探訪をやめました。

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コメント

いや、マジで怖かったよね・・・。
あれは本当に後ろから憑いてくるような感じだったし・・・。
隣に山笑がいるの知ってても早くこのトンネルを抜けないといけないとと思ったし・・・。

あれ以来、私も心霊スポット巡り止めましたです。

あれは幻だったんだよってことで、シラヌタ行くぞ

(゜д゜)マジデスカ・・・??

そこは是非、ノスタルジックに心霊スポット(廃墟)を回るのをお勧めします。
しばらく廃墟見てないので、また見に行きますね。

こら!残党さん!!  (;゜д゜)

アレは「マジ」で怖かったんだから・・・。(滝汗)

その後も幾つか怖いことあったし・・・
ねぇ、山笑さん!!

心霊スポットとは切り離した目で廃墟を見学するのは、生活観や民俗がムンムンしていてなかなか風流でおじゃるぞ。「戦とは弓、薙刀でやってこそ美しい」BY義元

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