« 山行 大野山山開き その2 | トップページ | 山行 丹沢山天王寺尾根コース その1 »

2011年5月 2日 (月)

山行 明星みはらしコース

 4月末日(土)久しぶりに箱根連山に進出することにした。今回は南足柄の導了尊から明神ヶ岳を目指す予定であったが、朝一で実家の母に用足しを依頼されてしまい、親戚の家まで雲助稼業をすることになり、行動を開始できたのは10時を過ぎていた。平塚の親戚の家から導了尊までは車でも1時間近くかかってしまうので、明神ヶ岳はあきらめ、小田原の久野という地区の最奥部に位置する和留沢登山口から「みはらしコース」を辿って明星ヶ岳を目指すことにした。

110430_113653 今回はみはらしコース

 明星ヶ岳(924m)は箱根外輪山の一角で、金時山や明神のように特徴のあるピークを持たず、足柄平野から「これが明星」と指差すことは難しいが、外輪山の内側、即ち箱根強羅温泉側からは一目瞭然の特徴をアピールしている。何故なら山腹に箱根大文字焼きの「大」の字が刻まれているからである。この箱根大文字焼きは、毎年8月16日にお盆の送り火としての先祖供養と強羅温泉に訪れた客への避暑イベントとして行われる行事である。山腹の「大」の文字は横一が108m、左払いが162m、右払いが81mで、文字の太さは7.2mという巨大なものである。と、能書きを述べてみても、和留沢からのルートは外輪山の外側なので大文字とは縁がない。

 10時50分、和留沢駐車場を出発。渓流沿いの爽やかな道を歩くと、近くでは伐採作業が行われているようで人の声が聞こえてくる。沿道にはツツジの若株が植えられていて、後年にはハイカーを楽しませてくれることであろう。セオリー通り最初は抵抗した天然児も、今やしたり顔である。

110430_105342 和留沢 110430_110224 なだらかな植林帯

 林道をまたいで沢筋から離れると登山道は一変、暗い植林帯をジグザグと登っていく。尾根に出たところでスタートからちょうど1時間。南側から大風が吹いているが、この南風は予報どおりである。大岩の影で水分補給とおやつ。天然児はゴクゴクと喉を鳴らして麦茶をがぶ飲み。500のペットを一気飲みしそうな勢いなので、慌てて取り上げる始末。

 ここからが岩場を乗り越える難所でロープが張られている。天然児を抱えるようにして岩を登る。岩上のヤセ尾根も危険である。岩場をクリアしてホッと一息。ふと気がつくと、周辺には山桜、馬酔木、赤松、柘植などの木が生えている。赤松や柘植というところが箱根らしく俗っぽい。岩場の先は細い箱根竹の間を進み、程なく林道に飛び出す。天然児は林道に出る度に「林道へ進め」とばかりにひっくり返る。その都度ロスタイムとなる。

110430_115648 岩場越え 110430_120158 箱根竹の道 110430_150023 天然児轟沈!

 天然児をなだめて尾根直下の九十九折を登り、左側がガレた危険箇所を越えると、植生に笹が増えてきて尾根を予感させる。すると、しばらくして目の前が一気に開け、正面に箱根最高峰神山とその麓に強羅、宮城野地区が俯瞰できた。強羅から早雲山に上がるケーブルカーの線が見え、その上に早雲地獄のガレ谷がよく見える。外輪山縦走コースにぶつかったのである。右が尾根を登って明神ヶ岳へ。左が下って明星ヶ岳であるが、今回はスタートが遅いので左手の明星を目指した。

110430_124806 外輪山尾根出合 110430_135106 神山と麓の強羅温泉郷

110430_125016 正面明星へ向かう天然児

 尾根道をいったん降って10分ほど登り返すと、道端にハイカーがまとまって休憩している場所に到着した。祠が祭られているので明星ヶ岳の頂上だとわかるが、ピークもない地味な山頂で、周囲は明るいが展望が全くなかった。日当りがよく、箱根竹が群生していて風除けになったので、ここで昼食とした。道端に箱根竹の切り株に注意しつつ腰を下ろす。さすがは連休の箱根外輪山の縦走路だけあって、ハイカーが結構通過していく。

110430_130400 山頂付近の明るい尾根 110430_130632 明星ヶ岳山頂 110430_130648

 昼食後、往路を引き返す下山ルートをとることにした。分岐点まで戻ると、正面に明神ヶ岳の大きなピークが望めた。周囲はスミレやボケ(?)のような花々で彩られていたが、風が強い環境なのであろう、笹ばかりで高木は生えていない。

110430_134417 明神ヶ岳 110430_134551 すみれ 110430_134630 小さいけどボケ?

 天然児にリュックをつかませ、電車ごっこのように九十九折を下る。往路もそうであったが、このコースを辿るハイカーは我々以外にほとんどいない。往路と同じように天然児を岩場で抱きかかえ、林道でひっくり返るのをなだめつつ15時過ぎに下山した。

110430_143407 小田原市街

 小田原厚木道路の荻窪ICに向かって車を走らせると、小田原市立わんぱくランドの脇を通りかかった。連休で大勢の家族連れが楽しそうに遊具で遊んでいたが、そんな光景に天然児はどことなく羨ましそうな表情であった。親の趣味にばかりつき合わせて、ちょっと可愛そうな気がした。

☆メンツ:天然児、ババ、自分

★コースタイム:4時間30分(昼食、休憩50分含む)

和留沢P10:50→岩場11:45(小休止)→外輪山尾根12:50→明星ヶ岳13:05(昼食)13:40→見晴しコース分岐13:55→上の林道14:20→岩場14:40→和留沢P15:20

Photo_2

« 山行 大野山山開き その2 | トップページ | 山行 丹沢山天王寺尾根コース その1 »

登山、ハイキング」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1468968/39830191

この記事へのトラックバック一覧です: 山行 明星みはらしコース:

« 山行 大野山山開き その2 | トップページ | 山行 丹沢山天王寺尾根コース その1 »