足柄長井さんちの藤
春は次々と花が咲く百花繚乱の季節ですね。今年も桜を各所で楽しみましたが、GWの頃は藤のシーズンです。足柄に藤の名所ありとの噂を聞き、5月5日端午の節句に出かけてみることにしました。
足柄平野も広うございまして、一帯に水田と水路が広がるのどかな風景・・・というのは一昔前で、今も水田と水路は広がるものの、急速に宅地化や商工業地が広がっているようです。南足柄市には富士フィルムやアサヒビールの大きな工場もあります。だいたいの場所を聞いてきたものの、同じような田園風景に迷ってしまいコンビニで尋ねてみると、「ああ、長井さんのうちね・・・」と即答が帰ってきました。公園かと思いきや個人宅とは意外でした。
教えられた道を行くと、5分もかからず前方にカラフルに彩られた藤の花が見えてきました。早速裏手の空き地に車を停めて行ってみますと、確かに長井さんの表札がかかる農家に隣接して、20本ほどの藤が植えられていました。更に意外その2は、藤といえば通常は棚仕立てを連想しますが、ここの木は全て立ち木なのです。藤の花は赤、白、紫とカラフルで、中には八重咲や香りの強い匂い藤などの珍種も見られました。一帯は甘い香りで包まれ、クマ蜂がブンブンと慌しくも恩恵にあずかっていました。それではご覧ください。
藤木の根元では、長井氏ご当主とおぼしきご老体がせっせと草むしりをされていましたが、その姿からは藤への愛着があふれていました。これからもこの見事な木々を守っていってくださいね。
藤に隣接して植えられていた牡丹の花や耕作前の水田一面に咲くレンゲもまた見事でした。ちなみに5、6、7日と3日連続で天然児、ババ、親戚、かみさんと次々に連れを替えて訪れることになります。
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