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2011年6月12日 (日)

山行 ヤマツツジ爛漫!檜洞丸 その2

 檜洞丸山頂で朝食のおにぎりを平らげ、東側の斜面を少しばかり下ったところに建つ青ヶ岳山荘へ立ち寄った。ハイカーを送り出して一息入れていたところであろうか、女将さんが山頂周辺のツツジの状況を丁寧に教えてくれた。犬越路方面は富士山をバックに満開のツツジが見れる最高のロケーションだそうで、石棚山方面も360度シロヤシオに囲まれるところがあるそうだ。但し、石棚山方面の下山路は下りと上りが交互に来るので疲れるそうだ。往路のつつじ新道は絶対下ってはならないそうだ。これからの時間は人が一斉に登って来るので、下りられなくなるそうだ。目的の山バッチを購入しようとしたが、「あんな一銭の儲けにならないのはやめちゃったよ。」だって・・・シロヤシオがデザインされた赤、青、緑の三色バージョンを楽しみにしていたのだが。記念の「洞」マークがデザインされた手ぬぐいを購入して山頂に戻り、北に延びる犬越路方面に下山を開始した。

110605_071817 東側斜面に建つ青ヶ岳山荘

 山頂から北の尾根に入るとトウゴクミツバツツジの赤紫が見事である。頂上から急降下する斜面では、大室山の雄姿をバックにした手前の熊笹ノ峰は赤紫と白で彩られて箱庭のようである。ちょうど山頂にいたカップルが先行して記念撮影に大忙しであった。横浜辺りからかと思いきや、千葉から夜行で来て4時から登り始めたとか。いやはや、上には上がいるものである。富士山は残念ながら霞んで見えなかったのだが、何はともあれこの素晴らしい景色をご覧いただきたい。

110605_073014 110605_073059 110605_073532 110605_073556 110605_073656 110605_073736   

 犬越路への尾根道は、熊笹ノ峰、大笄(おおこうげ)、小笄(ここうげ)の小ピークが並び、急降下をしては少し登り返し、また急降下の繰り返しである。鎖場などで先行するグループにちょくちょく追いついてしまう。その度に道を譲ってもらうのだが、調子に乗って足を速めると転倒しかねない急下降が続いている。思えばつつじ新道上部でお会いした婦人は昨日この急坂を登ってきたのだから驚きである。

 更に驚かされたのは、大笄から小笄辺りのブナ林で、鳥とは違うセミらしき鳴き声が聞こえている。「ヒャーヒャーヒャー・・・」と下界では聞くことのない珍しい鳴き声だが、以前塔ノ岳方面で聞いたエゾハルゼミのようだ。しかしまだ6月に入ったばかりだというのにセミの声を聞けるとは思ってもみなかった。日中は20度を上回るものの、夜間はかなり冷え込む環境である。タフなセミである。気がつけば檜洞丸は遠くなり、大室山が近づいていた。

110605_080049 遠くなる檜洞丸 110605_081301 近づく大室山

 1時間も急下降しているといい加減足も笑ってくる。背丈ほどある笹をかき分けながら進んでいると、突如として対向してくるグループがあったりして驚かされる。犬越路が近づくにつれて登って来るハイカーが増えてきた。犬越路経由のコースでこれである。青ヶ岳山荘の女将さんが言っていたように、最短のつつじ新道は下りるのに難渋したことであろう。

110605_082544 このような鎖場も多い。 110605_083255 深い熊笹の道

 檜洞丸山頂から1時間30分ほど下ると犬越路避難小屋が見えてきて、間もなく犬越路の十字路に飛び出した。犬越路では多くのハイカーが休憩をとっていた。思えば1ヶ月前に大室山を目指したときに、左手の用木沢から登って来て、正面の大室山方面に向かって通過しているが、あの頃より緑の濃い季節になっているのが感じられた。

110605_085510 新緑の中に避難小屋 110605_085637 賑わう犬越路

 犬越路を通過して用木沢に下る沢沿いの道を進む。浮石やザレた箇所が多く危なっかしい。檜洞丸のツツジを見に来たというアジア系の若い山ガール?を励まして、鼻の下をのばしている矢先、見事足を滑らせて丸い体を落石のように転がしてしまった。何たる醜態。待てよ?前に鍋割山のミズヒ沢でもこんなことがあったなぁ・・・山の神は女神というが、自分の領域で女にうつつを抜かす男に神罰を下すのであろうか・・・恐ろしいことであるが、願えるなら現人神となって直接チョメチョメしてもらいたいものである。「いてっ!」またこけた。標高を下げるにつれて沢音が近づく。

110605_091318 コケまくり 110605_093307 用木沢源流部

 やがて梅雨時期の豊かな水量を誇る用木沢に下ってきた。透き通る水と新緑が心地よい沢沿いの桟道を進み、何度か沢を渡って用木沢と白石沢の出合に到達した。ここから西丹沢自然の家までは舗装された林道歩きである。ここまではマイカーで入れるので、登山道入口のスペースいっぱいに駐車がされていた。

  110605_093541 すばらしい透明度 110605_094158 至るところに車・・・

 白石林道から県道76号線に下ってくる。キャンプ場を見下ろすと、遅い朝食を摂ったり撤営するキャンパーで賑やかである。やがて道路左に早朝入山したつつじ新道の入口が見えた。これから登って行くハイカーも多い。そして10時ちょうどに無事西丹沢自然教室に帰着。ここも予想通り空き地という空き地に車だらけとなっていた。パトカーが数台見られたが、前日あった遭難事故の現場検証か。それとも車上荒しの取締りか。人あるところに犯罪あり。山も物騒になったものである。

110605_094917 キャンプ場を見下ろす。 110605_100117 自然教室前のつり橋

110605_100249 私の車はこの列の後方に隠れています。

 さて、丹沢主峰も残すところ蛭ヶ岳と菰釣山。夏休み前には前者を征服し、夏は県外遠征を目指したいものだ。

☆メンツ:単独

★コースタイム:5時間20分(休憩等35分含む)

西丹沢自然教室4:40→5:15ゴーラ沢出合→5:40小休止(5分)→6:40石棚山分岐→7:00檜洞丸山頂(朝食)~青ヶ岳山荘7:30→7:55熊笹ノ峰→8:55犬越路→9:15用木沢→9:40用木沢・白石沢出合→10:00西丹沢自然教室

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コメント

>ヒャーヒャーヒャー・・・
セ○ンイレ○ンのババァか? (-_-;

そうくると思いました。懐かしいですね。

図鑑ではエゾハルゼミは「ミョーキン、ミョーキン、ケケケケ・・・」と鳴く。とあるのですが、どうもそうは聞こえないですね。

下界では7月も半ばにならないと聞こえてこないセミの声が、山上では1ヶ月半も早く聞けるのが驚きでした。

>エゾハルゼミ
胸筋、胸筋、ウケケケケ・・・・へ(゜◇,゜)ノ^

か・・・。(-_-;;;;;

ってか、25日はダメなんか!(T-T)
俺も7月入ったら行けるかどうかわかんないぞ・・・。

千葉、東京組が参加できないで、神奈川組3人で千葉に行ってもね・・・
代わりに近場でアジでもどうですか?
イサギなら剣崎も好調なスタートらしいよ。

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