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2011年7月20日 (水)

年に1度は憧れる太平洋の黒潮 その2

 イサギ釣りはやや不調のまま、根魚五目にバトンが渡されました。イサギ釣りでは15人ほど乗船していた釣り人も、大半が下船して午後はわずかに5人となりました。我らが外道会(釣り同好会名)も5人のうち2人を見送り、3人が挽回を期して残りました。

 船が燃料や餌を補給をしている間に昼食をとって、すぐに出船となります。長大な大原漁港の外堤防を出ると大きなうねりが押し寄せ、船は上下に大きくバウンドします。ジョーバ運動で腰回りスッキリするかな?沖合いに出るとうねりはなく、船は快適に海面を滑っていきます。外房に来ていつも思うのは、地元相模湾では、港から20分も沖合いに出れば水深100mにもなるのに対して、外房では快速船で30分以上走っても水深が30m程度と遠浅であることに驚かされます。

 午後の趣向は根魚五目。大原港から30分ほど沖合いに点在する水深30~40mの岩礁帯を探って、キントキダイをメインにハタやメバルを狙っていきます。仕掛けはすておもりを一番下に3本針の胴突き仕掛け。餌は冷凍イワシが配られます。今回は冷凍イワシの他に、ワームと赤坂のスーパーで購入してきた特餌「琵琶湖産若鮎」を持参して食いを試してみます。

 早朝からの釣りを続けて疲れたのか、船に揺られてウトウトし始めた頃に、船は停止し第2ラウンドの開始です。初栄丸の船頭さんは釣り人を和ませるサービスとして、いつもBGMを流してくれます。この日は美空ひばりの名曲「川の流れのように」やスターウォーズ、ロード・オブ・ザ・リングなど映画のテーマ曲がBGMでした。

 おもりが着底すると根掛りしないように底を切って、起伏の激しい水底の状況に応じて、常に仕掛けが底すれすれを漂うようにタナを調整していくのがこの釣りのコツです。たまに竿を上下に煽って誘いをかけます。やがてフワフワと重力に逆らうような感触があったら、向こう合わせをしてリールを巻き上げます。すると竿先が急に絞り込まれるのがキントキ特有のパターンです。キントキダイはキンメに似た頭と真っ赤な体色を有していますが、体高がある魚体とアンバランスな大きなヒレが特徴です。「足柄山の金太郎」に例えられた名称が何となく頷けますし、地方によっては平家の猛将「藤原景清」になぞらえて「カゲキヨ」と呼ばれているのも面白い魚です。この金魚の大親分のようなキントキの魚体が、ヒレを大きく広げて水面に躍り上がる姿は感無量であります。

110717_185355 これがキントキです!

 最初に小型のキントキをパラパラと上げて、メバルやマトウダイが混ざりました。隣に竿を出しているメンバーはキロ級の大型をあげています。が、その後ハタと当たりが止んでしまいました。船は魚影を求めて北へ南へ疾駆しますが、なかなか反応がありません。夕刻が迫る時間になると、いや~なモヤモヤ感がよぎります。

110716_143924 これではちと寂しい・・・

 しかし、モヤモヤ感を吹っ飛ばすように、最終の流しで当たりが連発して、キロ級の大型を含めて5枚ほどが次々に上がりました。そんな中で物凄い絞込みがあり、地球を釣ったか(根掛り)と思うも、ググッググッと反復した引き込みがあります。おそらくは大型のハタがヒットしたものと思われましたが、焦った余り無理にリールを巻いてしまい、ハリス切れで無念のバラシ。逃がした魚は大きいものです。

 この直後納竿となって、25~40cmのキントキダイ8、マトウダイ2、メバル1という結果で、ヤレヤレとホッとする釣果でした。船宿でお土産の干物をもらって、19時に神奈川までの長い道程を引き揚げましたが、途中都内のメンバーを送った後、気の緩みか急激な睡魔に襲われ、東名港北SA、海老名SAでそれぞれ2時間の睡眠をとり、帰宅したのは翌日の深夜2時となっていました。我ながらお疲れ様でした。

110716_180900 これなら何とか♪

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