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2011年8月25日 (木)

館山沖に空母を見た!

 8月は遊んでばかりでブログの更新は怠り気味でした。房総の旅、最後は館山湾で見た自衛艦についてです。

 夕方、防波堤で釣りをしていると大きな船が館山湾内に入ってきました。その外観は平らな甲板を有していて、甲板上にはヘリコプターが駐機されているのがうかがえました。それは70年の時を越えて出現した航空母艦そのものです。この艦こそ現在我が国が保有する最大級の戦闘艦「ひゅうが」型護衛艦であります。

P1000358 館山湾に入った「ひゅうが」背景に房総の秀峰富山

 排水量14,000t、全長は200mに達する大型艦で、艦の規模からいえば旧日本海軍の空母「飛龍」型に匹敵する大きさを有します。ヘリコプターは最大11機搭載が可能で、こうなると日本では護衛艦という呼称ですが、世界的な分類ではヘリ空母ですね。それはおろか、軍事ジャーナリストの間では、長大な上甲板にはVTOL機=垂直離着陸機の搭載が想定されているという疑惑をもたれているくらいですからね。同型艦は「いせ」を命名されていて、旧軍の戦艦「日向」と「伊勢」を彷彿されます。いよいよ自衛隊を脱却して海軍に脱皮しようとする思想を実感しました。今更ながら「もはや戦後ではない」ですか。

 この空母は長大な上甲板と共に、広大な格納庫を有していて、東日本震災における被災地への物資輸送や、入浴施設を仮設して被災者への入浴支援を行っていたことは記憶に新しいところであります。そう考えると、安易に空母としては割り切れない面がありますが、現在の日本を取り巻く領海の異変は、こうした強力な抑止力が必要になっているのかもしれません。そうした海域にこの艦が投入されることがあれば・・・それは戦争でしょうね。

 翌朝、防波堤で釣りをしていると、同艦は館山湾から出ていきました。「船は出てゆく 港の沖へ 愛しあの娘のうち振るハンカチ 声をしのんで心で泣いて 両手合わせてありがとう・・・」

P1000361 日本海軍もここまできたか・・・

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コメント

気になるのが中国の空母。

ヴァリャーグが中国の空母になって配備されるようですけど。
ってか、高速鉄道であんなこと(一時期は埋めて証拠隠滅)とかした国に
近代的な空母は作れるのか?と言う疑問はありますが。

軍事評論家の山笑様、コメントの程お願いいたします。

ってか、カラオケ行って軍歌歌いたいね・・・!!

 ロシアの空母は脅威ですが、中国にあっては有効に運用できないのではないかと思います。空母を持ったことにない国ですからね。搭載機もスホーイか何か良くわかりませんが、従来のパターンを考えるとロシアが最新電子装備をそのまま搭載して輸出しているとは考えにくいですね。

 蛇足ですが、ワリヤーグという名は縁起が悪い。日露開戦時の仁川沖海戦で最初に日本艦隊に撃沈されたロシアの防護巡洋艦の名ですね。

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