台風到来
南国沖縄付近で遊んでいた台風15号が南西から北東へ日本列島を縦断してきました。9月21日(水)13時頃に浜松に上陸して、時速50kmの高速で東進中との報により、早めの15時に退社して東京駅に向かいましたが、東海道線を始めJR線各線は軒並み運転取り止め。神奈川県西部に通じるもうひとつの活路、小田急線も海老名以西は運転取り止めということで、帰宅難民の1人になってしまいました。
東京駅の新幹線改札周辺で、途方にくれる旅行者に混じって缶チューハイを空けながら運転の再開を待ちましたが一向に動く気配はありません。構内放送では旅行の取り止めを促す放送が流れていましたが、取り止めたところで前にも後にも動きが取れません。
17時、仕方なく一緒に飲んでいた友人の宿舎に一時ご厄介になることになり、大手町から都営三田線で高島平に向かいます。しかし・・・三田線が地上部に出る直前の本蓮沼という駅で電車がストップ。風速が25mに達したので運転を取り止めるそうです。「こうなったら東京へ戻って電車を待つしかない!」と息巻くも、友人になだめられて地上でバスを待つことになりました。バス停は帰宅しようとする人で行列ができています。高島平方面のバスは10分間隔ですが、到着するバスは何れもすし詰め状態で、降車する人が2、3人なので同数しか乗ることができません。中では1人も乗せることなく通過するバスもある始末。ようやく6本目くらいのバスに乗り、17号線を高島平に向かいました。
友人の新婚の奥さん(前回高尾山で奮戦した。)は、突然転がり込んだお邪魔虫を歓迎してくれて、手料理で歓待してくれました。寝床まで用意してくれてたので、最悪、電車が復旧しなくても安息の場が確保されたことに安堵しました。しかし、今回の台風は速度が速く、友人の家に到着した頃には雨は止み、風も収まり始めていました。
22時前に東海道線が運転再開をしたというので、友人夫婦は遅い時間なので泊まっていくことを勧めてくれましたが、友人宅を辞して東京駅に向かいました。23時前に東京駅に行ってみると、14時の電車が未だ表示されているので、嫌な予感がしたのですが案の定、線路上障害物の影響による遅延と上り電車の不着により下り電車は大混雑。23時30分、3月11日の大震災の翌日同様のすし詰め電車に乗って出発しました。幸い横浜で座ることができましたが、帰宅は1時30分。翌日休みなのが幸いでした。
翌朝、家の周りを見てびっくり!山から飛んできた木の葉が路上や庭を埋め尽くし、マイカーなどは軍用車さながらの迷彩色に彩られていました。午前中は落ち葉掻きと洗車に負われる羽目になりました。
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帰宅難民、お疲れ様でした。m(_ _)m
投稿: どっちー | 2011年9月25日 (日) 19時43分
今度は近いからいいですね。今年は震災に次いで2回目、3回目はないことを祈るしだいです。
それにしても一心に帰宅しようと電車を待ち、歩く人たち。皆さん家庭を愛しているんですねぇ~私はそうでもないのですが、職場にいるよりは家に帰りたいなー(笑)
投稿: 山海 | 2011年9月27日 (火) 06時15分