« お手玉数え唄 | トップページ | 3匹のメジナ »

2011年10月23日 (日)

ぐるり富士山ドライブ

 10月16日(日)明け方までの雨と強風が過ぎると快晴の空がやってきました。旅の虫が騒ぎ出したので、あてもなく東名高速を西進しました。

 御殿場まで来ると富士山もよく見えているので、御殿場ICから富士公園線に入って富士宮五合目に向かいます。スカイラインに入るとカラマツ林の紅葉が爆発状態です。富士山でこれほどの紅葉が楽しめるとはちょっと意外でした。当初、富士宮五合目から宝永山までウォーキングしようと考えていたのですが、五合目まで来てみるとものすごい強風でしたので、宝永山は諦めざるをえません。富士山に雲がかからない日は風が強いことが多いようですね。五合目からは箱根から駿河湾沿いに伊豆半島、愛鷹連峰、富士川、清水港と並んだ眺望が最高でした。

P1010094 五合目カラマツの紅葉

 富士宮五合目を後にして富士宮方面に下っていきます。途中、ライダーの一行が道端に駐車していましたが、容易ならぬ雰囲気です。どうやら事故を起こしたようですが、脇を通過すると大きな鹿が頭から血を流して路上に横たわっておりました。富士公園線は鹿注意の標識が多かったことを思いつつも、双方に気の毒な事故でありました。

 富士西麓、朝霧高原の一角にある田貫湖にやってきました。田貫湖は湿地帯を堰き止めた人造湖で、周囲には休暇村やキャンプ場、自然体験施設があるリゾート地です。周囲4kmほどの小さな湖を一周する遊歩道は、サイクリングやウォーキングを楽しむ人で賑わっておりました。休暇村前のテラスに下りてみると、正面に大沢崩れが荒々しい富士山が素晴らしく湖面に逆さ富士も何となく見ることができました。4月20日前後と8月20日前後の年2回、ここでは富士山の山頂に太陽が昇るダイヤモンド富士、それが湖面に写るとダブルダイヤとなる絶景が楽しめるそうです。天然児は休暇村に泊まる気満々でしたが、当てが外れて悲しげな表情でした。

P1010102 田貫湖の逆さ富士

 国道139号線に入り、朝霧高原から本栖湖、精進湖をかすめて西湖へ向かいます。途中精進湖の手前で路上駐車が並び、道路脇が賑わっています。ひょっとして赤池が出たかな?と思うも交通量に圧されて通過してしまいましたが、後日調べてみると案の定7年振りに幻の湖赤池が湧出したようです。この赤池、大雨が続くと周囲の湖の水が湧出する天然の調整池のようなものらしいのですが、9月末は台風などもあり出現したようですね。

 西湖西岸の山裾に根場という地区があり、ここに「根場いやしの里」という、かつて存在した茅葺集落が再現されています。その集落は昭和41年9月25日、台風26号のもたらした豪雨により山津波が発生し、集落は西湖に押し出されるように流失してしまったそうです。このとき根場と西湖東岸の西湖地区で合計93名の犠牲者を出す惨事となり、残された人々は移住を余儀なくされたそうです。

国土交通省富士川砂防事務所 定期広報誌「ふじあざみ」55号より

http://www.cbr.mlit.go.jp/fujisabo/jimusyo/fujiazami/fujiazami_55/fa55-2.html

P1010114 根場いやしの里 P1010115

 いやしの里はかつての山村集落が再現されている地域観光の拠点となっているようで、連休最終日のこの日、多くの観光客が訪れていましたが、その中に外国人観光客も多かったようでした。集落前の空き地には山羊の親子が放されて雑草を食んでいましたが、生き物大好き天然児は大喜びでスキンシップを楽しんでおりました。

P1010110 富士をバックに草を食む山羊たち P1010112

 西湖を後にして、河口湖から東富士五湖道路経由で帰路につきます。須走まで下りてくると東名御殿場IC方面に数珠つなぎの渋滞でしたので、間道を抜け御殿場線足柄駅の裏手から足柄峠を越えて南足柄経由で帰りました。足柄峠に向かう九十九折の坂を振り返ると、夕焼けに映える富士山のシルエットがこれまた最高でした。まる1日富士山とつき合えて、1週間を乗り切るパワーをもらえたような気がしました。

P1010121 夕焼けに映える富士山

« お手玉数え唄 | トップページ | 3匹のメジナ »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ぐるり富士山ドライブ:

» 富士山写真から緑のラブレター [脳挫傷による見えない障害と闘いながら・・・]
埼玉県のムーミンの家(あけぼの子どもの森公園)へドライブで富士山のデジカメ写真を撮影した。緑のラブレターと富士山のデジカメ写真。東富士五湖道路にて、埼玉へドライブ中に撮影した富士山写真。ムーミンの家のスタッフルームの入り口に飾られていたムーミンと仲間達の人形。中央自動車道藤野パーキングエリアから見える“ラブレター”。藤野在住の芸術家高橋政行さんが平成元年に製作した「緑のラブレター」。神奈川県相模原市緑区だが、日大三島高校、日大工学部建築学科でも仲間が居た。緑のラブレターは「藤野ふるさと芸術村構想」の... [続きを読む]

« お手玉数え唄 | トップページ | 3匹のメジナ »