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2011年11月26日 (土)

上州観音巡り その3 プラスα部分

 群馬県内の観音巡りが早々に終わったので、水沢うどんで腹を満たし、進路を東に向けて赤城山の南麓をひた走ります。高原道路のドライブは沿道に牧場があったり、紅葉がちらほら見れて爽快感抜群です。赤城山を見送って、渡良瀬渓谷に近い梨木温泉の一件宿は谷川沿いのもみじの赤で彩られて素晴らしいものでした。今期はどこへ行っても目が覚めるような赤の美しさに出会えなかったのですが、ここは格別でしたね。

 渡良瀬川沿いの紅葉を楽しみながらR122号を北上します。国道に平行してわたらせ渓谷鉄道の線路が足尾方面(終点は間藤)に延びています。天然児は気になっているようでしたが、残念ながら名物のトロッコ列車はおろか普通列車も走ってきませんでした。三セクは厳しいですね。

 渡良瀬川を堰き止める草木ダムを右手に快調に進むと銅山で有名な足尾です。田中正造の名と共に足尾銅山の地名は小学生でも浮かぶ有名な地ですが、古川財閥の銅鉱山で栄えた足尾も昭和48年の閉山と共に衰退していきました。訪れたのが15時と遅い時間ということもあってか、山間の足尾は寒々しく日陰って、銅山観光施設や駅前商店街も観光客が少なく、閑散として寂しい限りでした。銅山観光の入口でおばちゃんが炭火焼の川魚を売っていましたが、1本500円を3本1,000円に負けるからで買ってとせがまれて、何となく買ってしまいました。そんな気にさせられる足尾の街でした。

 足尾で休憩をして、更にR122を北上すると長い日足トンネルに入りました。このトンネルを抜けるとそこは世界遺産日光です。とはいえ、我々の目的は世界遺産である日光の寺社ではなく・・・もないか。「日光の寺社」と括る以上、対象は東照宮だけではないですからね。目指すはいろは坂の上にあり!坂東第18番札所立木観音中禅寺です。

 久しぶりのいろは坂をクーネクーネ。坂下が標高900m程で坂上が1,300m。標高差400mを九十九折のカーブが上ります。道路は空いていて九十九折も何のその「いろはにほへとちりぬるを・・・」。坂下では紅葉が見頃でしたが、上のほうは冬山の様相。日光のシンボル男体山も重々しい雲がかかっておりました。中禅寺の閉門は16時。急ぎましょう!

 目の前に中禅寺湖が広がると、間もなく湖畔にある立木観音中禅寺に到着しました。中禅寺は日光を開山した勝道上人が784年に建立した天台宗の寺院で、二荒山神社の神宮寺、日光山輪王寺の別院という位置づけです。境内では閉門の準備をしていましたが、我々が到着すると若い坊さんたちが丁寧に解説をしてくれました。本堂には大きな十一面千手観音立木観音さまが祭られていました。根を下ろしている原木をそのままの位置で彫り上げたことから、立木観音と呼ばれているそうです。本堂の裏から山の斜面に回廊がつけられていて、そこを上っていくと五大堂です。ここには不動明王を中心とした五大明王が祭られています。日光杉で作られた御香がお土産に良いとのことなので、実家の仏さんに買いました。

P1010484 中禅寺本堂(左) P1010483 高台に建つ五大堂

 五大堂の外に出ると高台からの景色が素晴らしく、中禅寺湖が広がり、その奥に日光連山の山並みが連なっておりました。男体山ほか日光の山々は未だ雪を被っていませんでしたが、一番奥に見えた日光白根山こと奥白根山は、さすが東日本の最高峰(2,578m)だけあって山頂部が冠雪していました。この山に登ったのはもう10年も昔になりますか・・・懐かしい山です。

P1010479 五大堂からの眺め P1010489 遠く冠雪した奥白根山

P1010491 男体山の頂上が見えました。

 いろは坂を下った頃にはすっかり暗くなってしまいましたが、せっかくここまで来たのだし、輪王寺の境内を散策しました。三仏堂こと本堂は平成32年までの10年に及ぶ平成の大修理が始まっていて、解体修理を見学させてくれる天空回廊なる巨大な覆蓋がそびえ立っておりました。杉の並木を歩いて東照宮の門前まで歩き帰ることにしました。

P1010496 平成の大修理中の三仏堂 P1010500 拝観は終わっていました。

 帰路、東北道鹿沼付近で渋滞がありましたが、比較的スムーズに帰ることができました。往復600kmに及ぶ日帰りドライブは正直疲れましたが、友人も大変大変喜んでくれましたので良い思い出になりました。そのうち関西方面に出かけたときは逆に厄介になることにしましょう(笑)

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