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2012年2月12日 (日)

坂東も満願達成(わしじゃないけど) その2

 笠森観音を出て房総半島を南下します。R297で大多喜を経由し、R465で大原方面に向かい、いすみ市(旧岬町)にある第32番札所音羽山清水寺に向かいます。音羽山清水寺という寺名は京都の清水寺と全く同じですが、最澄が房総方面の布教に訪れたとき、京の音羽の里に似た風景のこの地で十一面観音を彫り、最澄の弟子慈覚大師が千手観音を彫って庵に納め、後に坂上田村麻呂が伽藍を建立したという由緒があるお寺です。あの最澄が房総まで来ていたとは驚きです。青春18キップもない時代に(笑)清水寺の周囲は笠森寺同様に深い照葉樹林で覆われ、音羽の森公園として整備されています。

 話はそれますが、いすみ市は平成の大合併で夷隅郡の3町(大原、夷隅、岬)が合併した、人口4万ほどの小さな市ですが、夷隅とはつけたものですね。蝦夷の隅っこですからね。征夷大将軍田村麻呂も来るわけですね。東に太平洋の大海原を臨み、内陸部は丘陵と水田が広がるのどかな街です。大原は日本一の遊魚船が集まる港で、主にマダイ、ヒラメ、イサギ、フグなどを釣らせてくれますが、私も年に1~2度は必ず訪れる街です。

P1020600 清水寺を探る天然児 P1020606 十一面観音が祀られる本堂

 清水寺は仁王門の前まで車で入れます。山門をかためる仁王様は真っ白な美肌仁王様です。境内の中ほどには西国、坂東、秩父の百体観音が祀られていて、これを拝めば百観音巡りのご利益をえられるとか。それにしても、札所では百体観音をよく見かけますが、私はこれが巡礼者の士気を削ぐようなものだと思えてなりませんが・・・その脇には何故か赤穂四十七義士の木像が並んでいました。本堂、奥の院のそれぞれの観音様を拝んで参拝終了。と、思いきや、境内に犬が飼われていて天然児は大喜び。とても人馴れしたワンコで、巡礼者に可愛がられていることでしょう。

P1020610 こんにちワン P1020603 各々方、次行ってみよー!

 さて、R465に戻って大原に向かいます。国道は第三セクターのいすみ鉄道と併走しています。同僚夫婦は下調べをしていて、いすみ鉄道は沿線には桜と菜の花が同時に咲くスポットがあるとのこと。さすがに桜はまだ早く、菜の花は・・・見当たりませんでした。が、幸い途中の小さな無人駅で菜の花カラーのたった1両の気動車に出合うことができました。同僚曰く、「銚子電鉄もそうだったが、沿線をいろいろアピールするものの、それを目当てに訪れる人はマイカーで来て電車には乗らないのが現実。」かく申す我々も、ホームにいながら電車を見送る冷やかしに他ならなかったですから。

P1020615 旅情を感じるローカル線 P1020616 田園風景がよく似合う

 我々は田園風景の中をのんびり走る気動車を、しつこく大原まで付きまとったとさ。

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