梅は咲いたか、桜は・・・観れますよ!
先述の職場OB氏との約束は、長男の卒業式が終わった19日(月)の午後となった。かみさんと長男は謝恩会に出席。天然児は一時支援で単身身軽となったからだ。
13時秦野駅に待ち合わせとなったが、卒業式後の名残惜しいダラダラとした成り行きに遅れをとってしまい、5分ほど遅刻をしてしまった。記憶ではせっかちなOB氏なので、13時の約束でも、恐らくは15分は早く来ていたことであろう。「お忙しいところ引っ張り出して申し訳ない。」との言葉は、遅れたことへの皮肉にも聞こえなくはないが、実際午前中は忙しかったのだから素直に受け止めておこう。
先ずは曽我の別所梅林へやって来た。平日であったものの、賑やかな人でであった。梅まつりが終わってから半月が経ったこの日に満開を迎えているのであるが、主催者側の悔しさと、自然を相手にすることの難しさを、釣り会の幹事として共感するものがあった。
OB氏は2月に曽我の中河原梅林に訪れたらしいが、そのときは1輪も花を見ることはなかったとのことだ。ひと月遅い満開の梅にカメラも向けず、「このとき」を一身で感じる姿に先人の潔さを感じた。
OB氏はご満悦で、充分楽しめたから下曽我の駅から帰るといったが、遠くから足を運んだにもかかわらず、ものの1時間の花見で帰宅するという氏に、こちらが未練を感じるものがあって、「せっかくだから桜も観ていきませんか?」とお誘いしてみると、「私はいくらでも時間があるけど、そちらに迷惑をかけては申し訳ない。」と遠慮していた。
天然児の帰宅時間までの約束ではあったが、まだ余裕があったので、満開を迎えたという松田山の河津桜を観に行くことにした。
松田山の河津桜も満開を迎え、多くの人で山上は賑わっていた。満開に咲き乱れる桜色と、その根元に植えられた菜の花の黄色が訪れた人々の目を楽しませてくれた。この日は曇りがちであったが、晴れていれば富士山と相模湾の借景も添えて最高のロケーションとなる。
OB氏を再会を約して秦野駅でお別れした。今度は足柄の藤かな・・・何はともあれ、先輩との約束を果たせてホッとした。松田山の河津桜も今週末までは楽しめることであろう。お出かけはお早めに!
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