山梨桜探訪 その3
韮崎からR20を西進して長野県境の町北杜市に入ります。北杜市は平成の大合併で生まれた自治体ですが、八ヶ岳、奥秩父、南アルプスと名だたる山々に囲まれた自然豊かなところですが、最近ではアウトレットモールなど進出してきているようです。
お次の桜は市内旧武川村にある余りにも有名な桜です。実相寺の境内にある樹齢2千年を誇る神代桜は、福島三春の滝桜、岐阜県本巣の薄墨桜と並んで三大桜に名を連ねる名木です。しかし、2千年といえば弥生時代。我が国誕生の時代から興亡の歴史を見続け、遂には子孫を宇宙にまで派遣した天下の名木も、いよいよ天寿が迫ってきているようです。
古木の周囲には後輩たちが満開の枝振りで場を盛り立て、訪れた人たちの目を楽しませてくれました。境内には神代桜の苗木が生長し、2千年の生命を歩み始めていました。さらには滝桜、薄墨桜の苗木も植樹されて、数百年後にはここだけで三大名木が楽しめることになるのです。(ホントか!?)
桜前線北上中。この連休は三春の滝桜が見頃を迎えるようです。多くの人たちが福島を訪れることが現地の人たちを元気づけることになるでしょう。
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