爽快な朝ドラが一転!
4月15日(日)は前日の雨模様から好転が予報されていたので、早朝からお昼までの半日登山をすることにした。目標は道志山塊の最高峰、御正体山(1682m)である。この山は道志山塊の盟主たる地位にあって、四方に峰を延ばす巨魁なので、4時には家を出て日の出と共に歩き始める予定でいたのだが、少々寝坊をしてしまい、既に明るくなり始めた5時前の出発。
早朝からトラックが多い国道246号線で相駿国境を越え、更に山中湖小山線で甲相駿国境の三国峠を目指した。峠の入口は霧深く、凍結注意の表示が出ていたので少々不安になったが、道志方面への最短コースなので先を急ぐ。霧(雲)の中を走っていると、いつの間にか車の真横を2頭の鹿が併走していた。これにはお互いびっくり!
県境尾根の明神峠辺りまで上がると雲の上に出て、見事な雲海を見渡すことができた。雲海に浮かぶのは箱根連山と愛鷹連峰である。三国峠周辺では残雪も見られたが、路面は良好。難なく越境してみると朝焼けの富士山が出迎え、パノラマ台付近はカメラマンが詰めかけていた。
山中湖畔から「道志みち」こと国道413号線に入って山伏峠を越え、白井平の御正橋から林道に乗り入れた。御正体沢沿いの別荘地の間を入っていくと、間もなく路面は未舗装となって土砂の流出も目立つ路面状況となったため、折り返して路肩の広い場所に停車して登山を開始することにした。
・・・が、突如として前輪が浮いたような感触。しまった!雨上がりの軟弱地盤に前輪がのめり込んでしまったのだ。慌てて車を降りて平たい石や倒木を集めて前輪の下に詰め込む。そして祈る思いでアクセルを吹かすと・・・あれ?以外に楽々引っこ抜けてしまった。4駆でよかった。FFなら完全にアウツだったことであろう。
思わぬアクシデントにすっかり意気消沈。逃げるように413号線まで下ってきてしまった。残念ながら、この日は御正体山への登頂をあきらめることにした。(つづく)
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