神君天然児、愛鷹山麓で雉狩り? 新東名その1
最近すっかり出不精になっているかみさんのリクエストに応えて、静岡県長泉町にあるクレマチスの丘に行くことになりました。ここは沼津湾を見下ろす愛鷹山麓の高台にある公園で、美術館や庭園、レストランなどの複合施設です。最寄は東名高速沼津ICなのですが、山の手にあるので半月ほど前に開通したばかりの第2東名高速の新沼津ICが近そうです。初乗りも兼ねて出発です。
御殿場ICを過ぎて間もなく第2東名に入ると、東名と分かれて大きく右手に曲がっていきます。東名高速より山の手を走るので、カーブやアップダウンのある道を想定したものの、ほとんどそれを感じさせない直進感で、更にトンネルも意外と少なく、路肩もゆとりたっぷり。いくらでもスピードが出せそうです。でもそこはご用心!早くもパンダの草刈場になっていました。どうせならアウトバーンにして欲しいものです。
新沼津ICからクネクネと愛鷹山の山裾を走っていくと、いきなり閑静な高級住宅街が出現。お屋敷と呼べる家ばかりでちょっと驚きです。そんな中にクレマチスの丘があるのですが、この日はGW中とあってか大変な人出です。駐車場は首都圏ナンバーの車が出たり入ったり・・・意外と知名度が高い場所なんですね。こうなると天然児を連れてではちと敷居が高い。すっかり戦意喪失した我が家はそのまま山奥へ。
住宅街も上部になると空き地が目立ちますが、道に面した空き地から大きな鳥がこちらを見ているのに気付きました。真っ赤な顔をした雉です。車を横に停めても逃げないのでなかなか肝のすわったヤツです。こうなると黙ってられないのが天然児。我先に雉に一騎駆けしていきました。しかし雉は飛んで逃げず、小走りで広い空き地を右へ左へ天然児の追撃をかわしていきます。その滑稽な追いかけっこを笑っていると後方から雉の鳴き声がします。振り返るともう1羽が威嚇するように鳴いていました。つがいなんでしょうね。
雉が斜面に避退すると天然児も追撃できません。軍配は雉に上がりました。束の間の雉狩りを楽しんだ後、車は更に愛鷹山山麓を進みます。
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