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2012年5月 4日 (金)

困民党至福の1時間 秩父ドライブその3

 瑞岩寺の岩山から見たパレオエクスプレスを追いかけて三峰口の駅にやってきました。この駅はその名のとおり、三峰山へのアクセス口となっている駅です。三峰神社へは、以前ここから5km先の大輪からロープウェーが出ていましたが、施設の老朽化と経営判断により平成19年に廃止されてしまいましたので、今や20km以上をバスで行かなければなりません。マイカーの普及と観光地の多様化ってやつでしょうかね。

 駅前の駐車場(500円也)に車を入れると、SLはちょうど水の補給中。周辺にはSLと写真に納まろうと親子連れを中心に多くの人たちが集まっていました。SLは下り向きになったままなので、これから転車台に向かうようです。しからば転車台に先回りしてベストショットいただいちゃいましょう!

P1030640 たんと召し上がれ P1030644 大人気です。 P1030661 イベント列車もあるんだね。

 転車台は駅舎やプラットホームに対して線路向かいに位置しています。転車台の周辺には往年に活躍した電車や貨車が展示されています。初夏を思わせる陽気の中、困民党は敷石によろけながらもスーパーサイア人状態。鉄道模型では可愛らしいワムやトキ形の貨車も実物はとても大きくて驚きました。

P1030649 これが転車台 P1030650 実際は動画で撮ってしまったので、空で回っているところ

 やがてゾロゾロと人が線路を渡ってくると、汽笛一声、いよいよ方向転換の始まりです。一旦先に進んだSLは後進で進入してきます。重厚感あふれる音を立ててSLが転車台にのると、転車台はゆっくりと回転します。大井川鉄道の千頭駅構内にある転車台は確か人力でしたが、こちらは電動です。転車台の端には電話ボックスのような操作室が設けられています。

P1030651 一旦先に出ますね。 P1030653 戻ってガッチャンコ

 転換したSLは元来た線路を後進して、今度は前進して牽引待ちの客車が停車しているホームを通過すると、一旦前に出て客車が停車している線に後進してきます。そしてようやく合体・・・連結でした。方向転換から連結まで15~20分ほどを要しています。いやはや、前後に運転台が付いている電車や気動車と違ってSLは手間が係ります。

P1030658 SLは旅立ち、石炭の燃えカスが残るのみ・・・

 連結が完了すると、周囲にいた人々が潮が引くようにホームに吸い込まれていきます。困民党も「下げ潮」に乗って改札まで行きますが、その先は進めません。「鉄郎さん、銀河鉄道規則でパスがない人は乗車できないんです。」やがて勇ましい汽笛を上げてSLが熊谷へ旅立つと、夢破れた困民党一行は雁坂嶺を目指して秩父を落ちていったとさ。

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