« 2012年5月 | トップページ | 2012年7月 »

2012年6月

2012年6月28日 (木)

山行 廃墟好きなら一登の価値あり 明神ヶ岳

 6月23日(土)、午前中に天然児と磯遊びを楽しんだ後、南足柄の大雄山最乗寺にやってきた。1394年に了庵禅師によって開山された当寺は、曹洞宗の中では総本山永平寺、鶴見総持寺に次ぐ格式を有する禅道場である。開山の折、禅師と共に尽力したのが道了という僧で、人並みはずれた神力を発揮したことから、天狗の化身という言い伝えが残り、当寺は道了尊とも呼ばれている。

120623_134856 杉の巨木が並ぶ参道 120623_135204 和合下駄

 足柄の山懐に抱かれ、杉の巨木が鬱蒼とした霊気あふれる境内には、七堂伽藍と共に大小雑多な和合下駄が並んでいる。1対をもって役立つ下駄は、天狗伝説に由来すると共に、夫婦円満の象徴として信仰を集めている。

 この境内の裏手に位置するのが箱根外輪山の明神ヶ岳で、境内からは山頂へ登山道が延びている。この道は大雄山線の終点である関本から、明神ヶ岳~宮城野~仙石原~乙女峠~御殿場へと結ぶ箱根最古の碓氷道と呼ばれる古の街道であった。その後、朝廷が五畿七道を整備した折に、足柄峠に街道が移されてしまった。

120623_135609 信仰の道らしい石仏

 本堂正面にある明神橋をわたり、登山道を踏み出す。登山道の序盤は杉の大木の中を、石仏が並び、鐘や木魚の音が聞こえてくる信仰の道である。やがて石がゴツゴツとした急登になってくると、梅雨時の登山道は沢のように水が流れ、箱根特有の粘土質な赤土は滑りやすく歩き辛く難渋した。

120623_162835 閉ざされている見晴小屋 120623_162908 アウツな2連発!

120623_143658 突如出現した巨大歯車

 足柄林道を横断すると、間もなく東に霞んだ小田原の町並みが展望できる見晴小屋に到達した。小屋は施錠されて現在は使用できなくなっている。更に進むと、右手の木立の中に古の街道に似つかわしくない鉄骨の廃屋と大きな歯車、モーターのようなものが見えてきた。何だろう?後日調べてみると、高度成長期に道了尊~明神ヶ岳~宮城野を結ぶロープウェーと明神ヶ岳に温泉リゾートの計画があり、ロープウェーの建設はかなりの段階まで進展していたらしい。大山にしても御岳山や高尾山にしても、信仰の山にはありがちな話である。

120623_143924 開けた尾根に出ると・・・ 120623_144152 今度は鉄塔が姿を現した。 120623_145414

 しかし、計画半ばで頓挫して、これらの資材は撤去されずに山に残されてしまったのだから始末が悪い。登山道が樹林を出て稜線に出ると、今度は尾根に沿って転々と鉄塔が並んでいた。ここまでやって何故営業に漕ぎつけなかったのだろうか??尾根道を歩くと間もなく岩場から湧き出る神明水と呼ばれる水場がある。梅雨時ともあって、水量は豊富であった。

120623_144516 神明水。先には明神水もある。 120623_144829 霞む小田原の街

 神明水の岩場を越えると再び尾根道歩きが続き、標高が1千m近くになるとアセビやヒメシャラ、モミジなどが目立つ樹林に入る。倒木や折れた枝が目立つ。先日の風台風の影響であろう。

120623_152255 台風の痕跡 120623_152453 外輪山縦走コースに出る。 120623_153430

 尾根をまっすぐ登ってきたルートが山腹を巻くようになると、間もなくハコネタケが群生する箱根外輪山の縦走コースにぶつかる。すぐに明神ヶ岳(1169m)の山頂となったが、あいにくこの日は雲の中であったので、すぐに下山を開始した。かみよりメールが入って、「パン買ってきて」と下達あり。

☆メンツ:単独

★コースタイム:3時間10分

道了尊13:50→14:30見晴小屋→14:45神明水14:50→15:35明神ヶ岳15:40→16:20神明水→17:00道了尊

Photo

2012年6月24日 (日)

歳はとっても楽しい遊び

 いくつになっても楽しいものは楽しい。子供の遊びだって、大人になったからといってやめる筋合いはない。それは人まちまちだろうけど、TVゲームしかり、鉄道模型しかり、プラモデルやラジコンもまたしかり・・・私にとっては生物観察や磯遊びがそれである。

 大磯港の西隣に照ヶ崎という湘南界隈には珍しい地磯がある。ここは明治18年に初代軍医総監だった松本順(良順)が、医学的見地から海水浴を奨励した日本初の海水浴場である。この磯には記憶にないほど小さい頃から、毎年のように磯遊びに通っている場所である。

120623_104733 アオバトが飛来する照ヶ崎の地磯

 6月23日(土)、生涯の遊びのパートナー?天然児を連れて磯遊びにやってきた。どんよりとした曇り空だが、このぐらいが日焼けし過ぎなくて良いものだ。砂浜に下りてみると、10人ばかりの人が、三脚を並べてとんでもなく高そうな望遠レンズを磯に向けている。ここ数年密かに話題なのが、この照ヶ崎の磯にアオバトが塩水を飲みに飛来する珍しい光景が見れることだ。アオバトといえば、先日丹沢山地で聞いたオカリナのような可愛らしい鳴き声の主であるが、ここに飛来するアオバトも丹沢山地から飛来するのだという。アオバトも山笑海笑である。

120623_105306 潮が引いてきたぜ~ 120623_105324 チビ族いじめに集中する天然児

 そんなカメラ愛好家の皆さんの都合もお構いなしに、潮が引き始めた磯に天然児を担いで上陸を果たす。磯には海藻が付着していて滑るので危険である。タイドプール(潮溜り)をのぞくと、いるはいるは!ヤドカリ、巻貝、ハゼっ子、カニ、メジナっ子・・・おなじみの面々は天然児に任せておいて、私は珍物探しに夢中。

 そのうち次々と人がやってきた。親子連れで遊ぶ人の他にも、海藻を採ったり、蛸を探ったりと地元の人ならではの生活スタイルが窺える。あっという間にバケツは賑やかになったので、正午を待たずに我々は一足先に帰ることにした。今回の珍物は赤ナマコとナベカというハゼと蛇を合体したような可愛い魚。メジナ3匹の黒備え水槽が一気に華やいだ。

2012年6月22日 (金)

鬼戦車T-34

 そんなタイトルの映画があった。T-34は戦車史上最高の傑作といわれるソ連の戦車である。走破性の高い幅広履帯(キャタピラ)と高速を発揮するクリスティーサスペンション、それに避弾効率の良い傾斜装甲を有し、大いにドイツ機甲師団を苦しめた救国の戦車である。

 それはさておき、しばらくご無沙汰していた我が家のパンツァーというと・・・

Dsc02097 アハトゥンク パンツァー!(戦車警報!)

 気温が25℃を越えて、いよいよ彼女たちの本領発揮。猫の額に放してやると活発に歩き回るので眼が離せません。

Dsc02095 T-34よりも鈍足のKV-Ⅰかなぁ・・・「ワイルドだぜぃ~」

 脳ミソ小さいくせに逃走本能というべきか、しばらくすると、必ず額から出て行こうとします。車の下を通過して行き着く先は・・・

Dsc02098 北条氏築城技術の粋、障子堀に阻まれるクロちゃん

2012年6月21日 (木)

潮風を浴びながら走る

 大磯から江ノ島方面に、西湘バイパスに沿ってサイクリングロードが設けられている。相模湾を望む気持ちのよい道である。子どもの頃は自転車を飛ばして大磯港へ釣りに行った。高校時代は通学路にもなった。

 ここ道、今はジョギングを楽しむ人が多いようだ。車の排気ガスは多少気になるものの、相模湾を隔てた伊豆大島や箱根、伊豆方面のロケーションを楽しみながら、潮風を切って走るのは何とも気持ちが良いものだ。

120617_151706 爽快さに天然児も走った!

 天然児と走った日、平塚の浜にアザラシが出現したとか。6月の台風にアザラシの南下。最近何か変だよ。

2012年6月20日 (水)

迷いが重なり帰宅難民と化す

 まだ6月だというのに台風がやって来た。

 帰宅時間を直撃するとのことで、17時半にピンポンダッシュすればよいものを、細々としたことを片付けて30分遅れ。

 新橋に出て立って帰ればよいものを、座って帰ろうと東京へ出て2本電車を送る。

 19時30分頃、順調に動いていたはずの東海道線が藤沢で動かなくなった。前述のロスタイムがなければ二宮へ到達していたであろう・・・後悔先に立たず!

 じきに運転を再開するであろうと思い粘るも、一向に動く気配なし。20時過ぎに小田急の振り替えを頼りに急行で相模大野へ向かう。

 相模大野、タッチの差で小田原行き急行を逃す。やむなく鈍行で秦野を目指す。

 電車は無事相模川を渡ったので、秦野からバスに乗って帰れそうだ・・・と、安堵も束の間、愛甲石田まで着たとき人身事故発生の報。自殺だとしたらこんなときに飛び込まなくてもよかろうに・・・何とか隣の伊勢原まで動いたが、ここで大風に捕まってストップ。東海道から小田急にさっさと切り替えていれば、もう2、3本早い電車に乗れて秦野に到達できたことであろう・・・これまた後悔先に立たず!!

 1時間以上足止めを食らって、秦野発の終バスに間にあわないことが確定した22時半に、神のご加護におすがりしようと車内電話。すると、23時に終点の秦野まで電車が動くという。やむなく伊勢原で下車してかみを待つ。

 小田原厚木道路を大風に煽られながら、かみは慎重に時速40km走行。日付が変わる頃、やっとこさ帰宅。

 6時間の鉄道の旅はさすがに疲れた。毎度ながら優柔不断が招いた失態である。次回こそは即断即決!・・・と前回も思ったような気がするなぁ。

2012年6月18日 (月)

山行 最後は鵯越で終幕 長尾尾根

 塔ノ岳を後にして表尾根を新大日に向かう。山頂周辺はトウゴクミツバツツジがよく咲いている。確か行者ヶ岳辺りまではツツジの樹が多かったような気がする。下山直後、南斜面を雲が這い上がってきた。束の間の大展望にあずかれてラッキーだったのかもしれない。くどいようだが白い霧雲に透かしたピンクのツツジはいいものだ。

P1040483 緑に映えるね~ P1040485 山頂に迫る雲 P1040488 お好みに応じてミルクをどうぞ

 塔ノ岳の左肩、新大日から表尾根と分かれ、北に延びる長尾尾根に入る。この尾根は新大日から札掛5.5kmもあるのだが、なだらかで、歩く人もほとんどいないからトレイルランにはもってこいである。

P1040493 長尾尾根はトレランが気持ちよい P1040498 札掛が近くなるとモミの大木が多い

 左手に広葉樹、右手に植林の尾根を詰めると上ノ丸。この辺りから札掛一帯が東丹沢県民の森に指定されていて散策路が多い。札掛の丹沢ホーム方面と分かれ、塩水橋方面に向かう。通常ならば西寄りにキュウハ沢方面に向かって、本谷川に架かるつり橋を渡り、林道を歩いて塩水橋に戻るのだが、途中から県民の森散策路に入って、ひたすら尾根を北に向かえば塩水橋は近そうだ。

P1040503 荒廃著しい県民の森コース

 しかし世の中そんなに甘くない。県民の森とは名ばかりで、余り歩かれるコースではないらしく、進めば進むほどに踏み跡が消えていく。せめてテープくらいはつけておいてもらいたいものである。何度も戻りながら急斜面を下りきって、遂に岩がゴロゴロする沢に入り込んでしまった。まずいなぁ・・・と思って少しくだってみると・・・

P1040505 あれ?

 沢の下にどこかで見たような車が見えた。とんでもないところから塩水橋に戻ったようである。鵯越の崖上から平家の陣所を見下ろす源九郎義経の心境である。もの供臆するな!鹿こそ下る坂を馬が下れぬ道理なし。振り向かず一気に駆け下りよ!と、故事に倣って、ここは勇みたいところではあるが、沢の下りは滑るし、急だし、岩転がしたら車に当たりそうだし、神経をすり減らしながら何とか帰着。

P1040509 とんでもないコースだな。 P1040510_2 ちゃっかり付いてきてるし・・・

☆メンツ:単独

★コースタイム:6時間5分(休憩含む)

塩水橋5:10→6:05堂平入口→7:00天王寺尾根出合→7:30丹沢山8:00→8:45塔ノ岳9:00→9:25新大日

→10:25上ノ丸→11:15塩水橋

Photo

2012年6月17日 (日)

山行 ツツジは霧にとかして 塔ノ岳

 丹沢山から主脈尾根を塔ノ岳へ向かう。歩き始めると天佑か、霧雲はにわかに晴れ始めて右手に玄倉川の上流が見え、不動ノ峰や檜洞丸方面が見えてきた。主脈の稜線は笹原が広がって、縦走山行らしい風情を醸し出してくれた。また、ミズナラやブナの新緑はトウゴクミツバツツジのピンクと共に目の保養になった。このピンクの鮮やかさもさることながら、少し霧雲に絡ませてみると、氷に溶けたイチゴミルクのようで淡く美しい味がでる。

P1040450 ツツジのピンクと・・・ P1040451 新緑のライトグリーン

 竜ヶ馬場からは南の展望が素晴らしく、手前に塔ノ岳を中心に左手に大山、右手に鍋割山稜、大山の先に江ノ島、塔ノ岳の向こうに伊豆大島、利島、新島が見えた。この頃になると塔ノ岳方面からもハイカーが向かってくる。高校の山岳部だろうか15名ほどの若人が元気に挨拶を交わしてくれた。若さとは羨ましいものよのう正信。

P1040455 手前の大山と江ノ島 P1040456 塔ノ岳の向こうに伊豆七島

 日高から塔ノ岳辺りはツツジが見頃(ちょっと過ぎ)である。ピンクに交じってシロヤシオの白が何とか残っていた。急坂を登りきると尊仏山荘の裏手から塔ノ岳の山頂(1491m)に出てた。360度の大展望を前にして多くのハイカーが腰を下ろして憩い、その周辺でシカが草を食む。いつも変わらないここならではの光景である。

P1040465_2 日高辺りのツツジ模様 P1040466 P1040471 何とか白も見れ・・・

 山頂左手は三ノ塔を経てヤビツ峠へ。右手は大倉尾根や鍋割山へ向かう。左手の表尾根コースを下っていく。(つづく)

120610_084903 ここの連中だけは人を恐れない

2012年6月16日 (土)

山行 ブナ&ヒルわんさか 丹沢山 

 6月10日(日)、丹沢山地を縦に貫く県道70号線の塩水橋から、塩水林道を歩いて丹沢一とも言われている堂平のブナ林を見ながら丹沢山へ登る。

 前日の雨はやんだが、丹沢の山には雲が立ち込めて深山の雰囲気満点。ヤビツ峠を越え、札掛辺りまでくると道路にはシカの姿がチラホラと。「朝っぱらからうるせー車だなぁ」と不満顔。

P1040399 対向車もなく快調! P1040401 チッ!もう車が来たよ・・・

 塩水橋の塩水林道のゲート前に車を駐車。既に数台の車が路肩や空き地に駐車していた。ハイカーよりも朝マズメ勝負の渓流釣り師かな?

 5時過ぎに塩水林道を歩き出す。雨上がりの朝は空気がひんやりしているが、快調に飛ばしていったので、すぐに暖気運行。途中、林道は大きく左の山肌に迂回するため、沢沿いにショートカットが踏まれている。

P1040407 林道をショートカット P1040413 変わった花だなぁ・・・(ギョリンソウだそうです)

 堂平沢を渡って植林帯をジグザグ登る。沢音と鳥達の鳴き声。その中でも「テッペンカケタカ」のホトトギスとオカリナのような可愛らしいアオバトの鳴き声はお気に入りである。

 朝露に濡れた草を分けながら歩いていくとすぐパンツが濡れてしまうので、スパッツを着けようと足を止めると、足下を何かが動いている。ほーらお出でなすった!ヤマビル・・・それもご一行様だ。コイツらの温感センサーは最高だ!私の体温を察知して物凄い勢いで迫ってきた。「昼下がりのジョニー」(ヤマビル除けの商品名)を車に忘れてしまったので、長居は無用。足早に立ち去ることにした。

P1040411 もにょもにょ~っとしてたのが・・・ P1040412 ピヨーンと伸びて迫ってきた!

 再び塩水林道に出ると、道向こうに堂平の入口がある。堂平はなだらかな斜面で、植林帯を抜けるとモミやブナの大木が広がっていた。ここまで来ると既にヤマビルの姿はないようだ。

P1040423 堂平のブナ林 P1040424

 堂平の上で天王寺尾根と出合い、ブナやアセビの茂る尾根沿いに丹沢山方面へ。崩落地の鎖場を登り振り返ると、東側の展望が抜群である。雨上がりの空は澄んでいて、関東平野が一望の下。筑波山、スカイツリー、新宿副都心、東京タワー、横浜、東京湾、富津岬・・・

P1040430 えれえこっちゃ!ここを登りきると・・・ P1040437 天王寺尾根の向こうに大山、さらに東京湾

P1040435 筑波山 P1040434 都心のビル群の中にスカイツリーと東京タワー

 雄大な展望をしばらく楽しんだ後、コバイケイソウの群落の中に設けられた木道を歩いていくと、丹沢三峰山方面からのルートに出合い、間もなく丹沢山(1567m)に到着した。西の富士山や蛭ヶ岳方面は白い世界に閉ざされていた。蛭ヶ岳山荘から渡ってきた人と情報交換しながらしばしの休憩。(つづく)

P1040440 トウゴクミツバツツジ P1040446 丹沢山

2012年6月13日 (水)

森林浴ノススメ

 七沢森林公園を訪れた。1月早いGWの頃には大好きなシャクナゲが咲く公園である。公東丹沢から張り出した丘陵にある園内には散策路がいくつか設けられていて、緑濃くなるこの時期は気持ちのよい森林浴が楽しめる。

Dsc02071 広々とした大山展望広場 Dsc02072 △大山を眺めながらの△おにぎりは最高

 この日は多少蒸し暑い陽気だったが、尾根上の道を歩くと風が心地よく、東に開けた関東平野の展望が素晴らしい。展望所からはスカイツリーも見えるらしい。尾根をしばらく歩いていくと、突如鹿が横断していった。森林公園とはいえ、動物たちには東丹沢の山裾なのである。

Dsc02078 尾根道をゆく

 クヌギやコナラなどの植生になると、どうしても血が騒ぐ。幹を下から上へなめる様にくまなく見回したがお目当ての姿は見つからなかった。まだ早いかな?細い若木を揺らしてみたところ・・・

Dsc02069 ポトリ! Dsc02070

 最近は子供も虫への興味が薄れてしまったが、親はいつまでも童心に浸っていたいのだ。とはいえ、姿を見れるだけで嬉しい。捕獲はせずに樹に戻すと慌てて姿を消した。虫たちには迷惑だろうがこの夏も楽しめそうだ。

Dsc02081 夏の丹沢は「備えよ常に!」

 生き物大好きな山笑だが、御免こうむりたい輩もいる。夏の丹沢ではこの輩を避けては通れないだろう。

2012年6月12日 (火)

入梅の花

 全国的な入梅です。レジャーには向かない季節ですが、生命の営み、日本らしい季節感には欠かせない時季でもあります。

 梅雨時の花といえば紫陽花かと思いますが、入梅時は菖蒲も雨に映える花ではないでしょうか。

Dsc02040 伊勢原市あやめの里は農地の中にあるのんびりとした所 Dsc02049

 ということで、伊勢原市の東部、小稲葉地区にあるあやめの里にやってきました。あやめ?菖蒲?どっちがどっち?と首を傾げる方も多いかと思いますが、アヤメもショウブもカキツバタも大別だと同種だそうで、それほど深く考えなくてもOKだそうです。このあやめの里にはこれら「あやめ」が百種類以上、2万株が植えられています。

Dsc02045 この日は2分咲程度 Dsc02050 この子が出迎えてくれるかも・・・

 私たちが訪れたのは6月の第1週末で、あやめの花はポツポツ程度、2分咲きといったところでしょうか。今頃は見頃を迎えているのかもしれませんね。

Dsc02062 モーモーたちに大人気 Dsc02058 こっちからも

 あやめの里の横を流れる歌川沿いにほんの5分も歩けば、お肉やソフトクリームが美味しい柏木牧場。初夏の陽気の下、ソフトを食べて今夜は焼肉だー!

2012年6月 9日 (土)

宮ノ下駅前

 長男は携帯を持ちたい年頃。「何を生意気な!」と一蹴してきたのですが、遂に折れて買いに行くことになりました。mobilephone

 でも、その前にたまには家族でドライブでも楽しもうよと、まんまと連れ出しやってきたのは箱根の山。ちょうどかみさまが宮ノ下にあるギャラリー&足湯カフェに行きたいと言っていたので、箱根登山鉄道宮ノ下駅前にやってきました。駅前といっても、登山鉄道は早川渓谷沿いの狭隘な山肌を走っているので、駅前といっても車が出入できるわけではありません。

P1040339 駅前とはいえこんなもの 

 かみさまはギャラリーに直行。長男は山の中に消え、残された天然児と私は・・・宮ノ下駅へ。ここでしばらく電車の往来を眺めることになります。登山鉄道は単線なので、宮ノ下駅で列車交換を行います。天然児の喜びも2倍!2倍!3両編成の小さな電車は観光客で賑わっていました。traintraintrain

P1040344 小田原行き入線「お下がりくださ~い」 P1040349 強羅行き出発「お上がりください」

 小1時間ほどして、電車にご執心な天然児を引っぺがしギャラリーへ。かみさまと長男は足湯カフェでお茶していましたので、ソフトを購入して合流。家族4人が足湯で混浴(笑)久しぶりの団らんでございます。spa

P1040354 あ~え~きもちや~ P1040355 ブッとい丸太に毛が生えた~お見苦しくてスイマセン

 足湯といえども、結構ポッカポカになるもので、軽く汗をかいた体に早川の風がとっても爽やかでした。

2012年6月 7日 (木)

山行 シャクナゲ山は超苦労!? 長九郎山その2

 宝蔵院から長九郎山へは、2つほどの小ピークを迂回していく、ほとんど高低差を感じない緩やかな道で、ほとんど遊歩道といえるものです。杉の植林帯でほとんど展望はないのですが、涼しくて静かな山歩きが楽しめます。遠くに鹿の姿を見ることもありました。

P1040218 植林の中の直進路 P1040224 天然児の足並みも軽やか

 長九郎山に近づくにつれて、崩落箇所や倒木が多く、山の荒れ具合が目立ってきました。伊豆半島は日本有数の降雨量を記録する土地柄なので、一度大雨になると植林の進んだ山はひとたまりもありません。崩落箇所には迂回路がつけられていましたが、大きく斜面を上がってまた戻されるため、大きなロスタイムとなります。でも、今まで人目に触れていなかったであろう、小さなランの花が咲いていたりして、「あーさすが、西伊豆はらんの里だ」と実感できました。

P1040245 八瀬峠手前、816m峰付近の荒れ具合 P1040248

 宝蔵院から2時間近く経過して、八瀬峠に至り砂利道の長九郎林道を横断します。以前は一般車両の通行ができたようですが、シャクナゲ株の盗掘が酷かったらしく、現在は通行禁止となってしまったそうです。ここからアセビやヒメシャラの林を15分ほど歩くと、いよいよシャクナゲの群落です。

P1040252 シャクナゲ群落を行く天然児 P1040255 花に当たれば千と千尋のシーンが再現です。

 登山道の両側にはびっしりとシャクナゲが生い茂っています。映画「千と千尋の神隠し」で主人公の千が豚にされてしまった両親に会いに行くシーンでは、満開のシャクナゲのトンネルを千が走り抜けるものでしたが、そんな光景をイメージしていたのですが・・・あの薄いピンクの花がないのです。萎れた花が残っている株があることから、とき既に遅かったわけです。残念至極!

P1040265 標高を上げるに連れて花に出会えました。

 それでも先に進むに連れて、花がついている株がポツポツと残っていました。株の多さを考えると、当たり年ならば「千と千尋の神隠し」のシーンが再現されることでしょう。

P1040261 岩を呑み込む木 P1040286 静かな長九郎山の山頂

 さて、群落から山頂へは更に30分ほどかかります。シャクナゲに代わってアセビの生い茂る粘土質の滑りやすい道を進みますが、既に天然児はヘトヘトで、しばしばへたり込んで足止めをしてきましたが、あと一息と尻を叩きます。 樹林が再びシャクナゲの群落に代わるころ長九郎山の山頂(997m)に到達しました。

P1040273 天城連山の展望 P1040278 山頂にもシャクナゲの群落あり

 山頂は樹高のあるシャクナゲの群落に覆われて展望はありませんが、展望台が設置されています。そこに登ると360度の大展望を得られます。北~東には猫越岳~三蓋山~天城連山、西に駿河湾、南には伊豆半島先端の山々。空気が澄んでいれば富士山や伊豆七島が見えるそうですが、この日はそこまで望めませんでした。

 残念ながら、今回はシャクナゲの存在を確認する程度で終わってしまいましたが、来年はあと10日早めて訪れてみたいと思います。長九郎山は低山の割りにアプローチが長いのですが、ほとんど0から1千mまでの立ち上がりですから仕方ないのかもしれません。苦労してこそのご褒美が待つ山なのですから。

☆メンツ:天然児、ババ、自分

★コースタイム:5時間50分(昼食、休憩含)

富貴野登山口10:55→12:15大沢分岐12:20→12:45八瀬峠→13:00シャクナゲ群落→

13:35長九郎山山頂(昼食)14:10→14:30シャクナゲ群落→14:45八瀬峠→15:05大沢分岐15:10

→16:45登山口

Photo

2012年6月 4日 (月)

山行 シャクナゲ山は超苦労!? 長九郎山その1

 シャクナゲの群落が見たいなぁ・・・なんてふと思いまして、シャクナゲというと伊豆の天城山が有名なんですが、伊豆の最高峰で人も多いだろうし、天然児&ババを連れてではちょっと大変そうです。それじゃあ次点の西伊豆松崎の長九郎山に行ってみることにしました。

P1040210 玄岳付近から箱根方面の展望 P1040211 同所からの富士山

 5月27日(日)は快晴の朝。箱根新道から伊豆スカイラインへ。青空の下のドライブは気持ちよいものです。伊豆スカイラインはガラガラでしたが、その分ライダーが幅を利かせていて、縦列が物凄いスピードでカッ飛んでいました。傍から見れば命知らずの無謀走行ですが、きっとバイクに身を任せるって爽快なんでしょうね。風になるってやつでしょうか。

 それとは対照的に、天然児とババを乗せた我が軍馬は峠の馬方のようにゆったり走行。熱函境の稜線はちょうど真っ赤なヤマツツジが見頃で、車窓からの花見ドライブです。このまま快調に天城山麓まで進もうとしたところが、東伊豆の伊東市宇佐美と中伊豆の修善寺を分かつ亀石峠から先は、スカイラインが災害通行止。そこから中伊豆の修善寺、湯ヶ島を経由して、もう一山船原峠を越えると西伊豆土肥に到達します。いやいや、伊豆は身近な存在なのですが、西伊豆はさすがに遠い。

P1040213_3 幸せだなぁ~ P1040330 海が割れるのよ~♪

 山の緑から一転して、西伊豆の青い海を見ながらのドライブ。海風を切って走り抜けると若き記憶が甦ります。「い~のちのもとを~(探して探して)み~らいへかこ~へ~(飛んで飛んで)♪」鼻歌をこぼしながら巡る車窓は・・・若き日に海辺でキャンプを張った宇久須。たしかーかみとーあひをーちこうたー恋人岬。若大将のフラッグシップ光進丸が投錨している安良里。造船とカツオ漁の小さな港田子。そして白い島々に松の枝が映える堂ヶ島。潮の満干で陸続きとなるトンボロ(陸繋砂州)で有名な三四郎島。

P1040331 堂ヶ島からの遠望。海岸にそそり立つ雲見浅間と三角錐の高通山

 堂ヶ島の次が西伊豆最大の集落松崎です。この松崎の裏山にあたるのが、天城山と並ぶシャクナゲの群落を擁する長九郎山です。海岸線を通じるR136と分かれて、下田に通じる松崎街道を走ると、前方に長九郎山のどっしりとした威容が見えてきます。長九郎山への登山コースは、松崎街道の道の駅やその先の池代から登ることもできますが、高度差が大きいので、標高500m付近に広がる富貴野21世紀の森まで軍馬を乗り入れます。最近、我が家の老馬は山に乗り込むとエンジンが焦げ臭くなるんですが・・・大丈夫かなぁ・・・

P1040328 長九郎!テメエの馬鹿さ加減には父ちゃん情けなくて涙でらー!

 21世紀の森の駐車場に車を入れ、先ずは登山口にある宝蔵院に道中の安全を祈念してお参りをします。この宝蔵院は無住のお寺ですが、豆州八十八箇所の第81番札所なんですね。苔むした小さな石仏が並ぶ山中の静かな境内には、大きな二俣杉や、ある箇所をなでると枝を揺らす、くすぐったがりの「世にも不思議なサルスベリ」など、霊気が漂うパワースポットであります。

P1040216 登山口の宝蔵院 P1040325 苔むした境内に並ぶ石仏

P1040318 二俣杉を見上げ・・・ P1040322 サルスベリをくすぐる。(ホント驚き)

 さあ、出発ですが・・・お約束の天然児の抵抗はありません。霊験というものを感じずにはいられません。(つづく)

2012年6月 3日 (日)

地元海岸でのサプライズ

 夕方時間ができたので町内を散歩をしました。吾妻山に登って山頂の望遠鏡で初島を見たり、丹沢方面の低山を眺めたり。この日、町内の山の手はにわか雨が結構降っていたので、訪れる人も少なく静かな山頂でした。

 吾妻山から梅沢海岸に下ってみると、?何やら集団が。カメラマンとスポットライトやレフ板を持つ人が見えていたので、映画かドラマの撮影かと思いきや、カメラマンがやたら多いようです。よく見てみるとモデルさんらしき姿が数人いて、カメラマンたちはしきりにシャッターを切っています。撮影会でしょうか。そのうちモデルのお姉ちゃんが水着姿になったりして、意外なところで目の保養になってしまいました。思わず海笑ですね。で、肝心な写真は?ってーと、近寄って携帯を向けられるような雰囲気じゃなかったので、自分の眼に存分に焼き付けました。あ~今も残像が・・・

120603_165833 複雑な心境を波で表現してみました。

 水着の女の子ってーと、青い波打ち際と白い砂が付き物?ですが、梅沢海岸はどんよりと垂れ込んだ雲の下、波が結構あって潮も濁っていました。波打ち際にイワシが結構打ち上げられていました。魚に追われて波に打ち上げられてしまったのか、地引網にかかって棄てられたのかは不明ですが、シロギスやヒイラギ、クサフグも骸を晒していました。ソーダガツオやサバの御首級も転がっていましたが、もう青物が釣れ始めているようですね。

120603_170215 イワシが・・・ 120603_170632 キスやヒイラギも・・・

 数年前の台風以来、海岸復旧工事で立ち入り禁止になっている袖ヶ浦海岸。少しは工事が進んでいるのかと、砂浜をを歩いてみましたが、やはり二宮インターに近づくほど砂浜が狭くなって、波が西湘バイパスの基礎まで打ちあがってくるところもありました。遂には波消ブロックの設置工事現場となって行き着くことは叶いませんでした。浜の完全復旧まではまだまだ遠いようです。

120603_170912 親は子を忘れ、子は親を忘れ・・・ 120603_171346 まだまだですなぁ

« 2012年5月 | トップページ | 2012年7月 »