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2012年6月 7日 (木)

山行 シャクナゲ山は超苦労!? 長九郎山その2

 宝蔵院から長九郎山へは、2つほどの小ピークを迂回していく、ほとんど高低差を感じない緩やかな道で、ほとんど遊歩道といえるものです。杉の植林帯でほとんど展望はないのですが、涼しくて静かな山歩きが楽しめます。遠くに鹿の姿を見ることもありました。

P1040218 植林の中の直進路 P1040224 天然児の足並みも軽やか

 長九郎山に近づくにつれて、崩落箇所や倒木が多く、山の荒れ具合が目立ってきました。伊豆半島は日本有数の降雨量を記録する土地柄なので、一度大雨になると植林の進んだ山はひとたまりもありません。崩落箇所には迂回路がつけられていましたが、大きく斜面を上がってまた戻されるため、大きなロスタイムとなります。でも、今まで人目に触れていなかったであろう、小さなランの花が咲いていたりして、「あーさすが、西伊豆はらんの里だ」と実感できました。

P1040245 八瀬峠手前、816m峰付近の荒れ具合 P1040248

 宝蔵院から2時間近く経過して、八瀬峠に至り砂利道の長九郎林道を横断します。以前は一般車両の通行ができたようですが、シャクナゲ株の盗掘が酷かったらしく、現在は通行禁止となってしまったそうです。ここからアセビやヒメシャラの林を15分ほど歩くと、いよいよシャクナゲの群落です。

P1040252 シャクナゲ群落を行く天然児 P1040255 花に当たれば千と千尋のシーンが再現です。

 登山道の両側にはびっしりとシャクナゲが生い茂っています。映画「千と千尋の神隠し」で主人公の千が豚にされてしまった両親に会いに行くシーンでは、満開のシャクナゲのトンネルを千が走り抜けるものでしたが、そんな光景をイメージしていたのですが・・・あの薄いピンクの花がないのです。萎れた花が残っている株があることから、とき既に遅かったわけです。残念至極!

P1040265 標高を上げるに連れて花に出会えました。

 それでも先に進むに連れて、花がついている株がポツポツと残っていました。株の多さを考えると、当たり年ならば「千と千尋の神隠し」のシーンが再現されることでしょう。

P1040261 岩を呑み込む木 P1040286 静かな長九郎山の山頂

 さて、群落から山頂へは更に30分ほどかかります。シャクナゲに代わってアセビの生い茂る粘土質の滑りやすい道を進みますが、既に天然児はヘトヘトで、しばしばへたり込んで足止めをしてきましたが、あと一息と尻を叩きます。 樹林が再びシャクナゲの群落に代わるころ長九郎山の山頂(997m)に到達しました。

P1040273 天城連山の展望 P1040278 山頂にもシャクナゲの群落あり

 山頂は樹高のあるシャクナゲの群落に覆われて展望はありませんが、展望台が設置されています。そこに登ると360度の大展望を得られます。北~東には猫越岳~三蓋山~天城連山、西に駿河湾、南には伊豆半島先端の山々。空気が澄んでいれば富士山や伊豆七島が見えるそうですが、この日はそこまで望めませんでした。

 残念ながら、今回はシャクナゲの存在を確認する程度で終わってしまいましたが、来年はあと10日早めて訪れてみたいと思います。長九郎山は低山の割りにアプローチが長いのですが、ほとんど0から1千mまでの立ち上がりですから仕方ないのかもしれません。苦労してこそのご褒美が待つ山なのですから。

☆メンツ:天然児、ババ、自分

★コースタイム:5時間50分(昼食、休憩含)

富貴野登山口10:55→12:15大沢分岐12:20→12:45八瀬峠→13:00シャクナゲ群落→

13:35長九郎山山頂(昼食)14:10→14:30シャクナゲ群落→14:45八瀬峠→15:05大沢分岐15:10

→16:45登山口

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