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2012年9月11日 (火)

山行 天孫降臨ス 富士山その3

 富士山頂をたっぷりと堪能中。朝焼けに染まる白山岳や剣ヶ峰を眺めていると、お鉢から湧き出るように霧雲が這い上がってくる。

 ふと、霧雲の中に光輪が生じ、その中に神影のような、いや神影が浮かび上がっている。これぞ当に天孫降臨なり!と思わず手を合わせる。神は我に訓示を垂れた。「ヤマワライヨ、テンドウヲタダスハソナタノシメイナリ・・・」既に狂人の沙汰である。

P1050669_2 白山岳にかかる霧雲を眺めていると・・・

 自然科学?気象学?的な解釈をすれば、これはブロッケン現象と呼ばれ、霧雲の粒子をスクリーンとして太陽光線が映り、その間に存在するものの影を浮かび上がらせる現象である。ならば、我こそは神か・・・救い難い解釈である。

P1050665_2 天孫降臨だー!

 確かに科学の開化以前の人々は、この現象を目の当たりにして「山の妖怪」と恐れ、その一方で「神の化身」と崇めたのである。新田次郎作「槍ヶ岳開山」の中で、播隆上人が槍ヶ岳山頂で見た阿弥陀如来のご来迎もこれに当たる。

 初体験のブロッケン現象にすっかり舞い上がって、通りかかる人を手当たり次第に捉まえて感動を分かち合おうとした。が、皆不思議そうな顔をしている。分からない連中だとひとり呆れるが、それはそうであろう。「あれを見て!ドッペルゲンガー現象(幽体離脱)ですよ」それアウツだぞー!

P1050678_2 高山は神と人との出会いの場かもしれない・・・

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