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2012年9月22日 (土)

オクシズを訪ねて

 静岡市は途方もなく広い自治体である。南に駿河湾を望むと思えば、北には日本の屋根赤石山脈を要している。この広大な市域は三つの行政区に分かれていて、吸収合併した旧清水市の清水区、東海道線以南の海岸部を駿河区、そして東海道線以北の駅裏から南アルプス間ノ岳までの広大な葵区がある。このうち葵区という命名は、静岡(駿府)が徳川家の隠居所というだけで無理にこじつけたようなもので、面積のほとんどが南アルプスから延びた尾根と大井川、安倍川流域の谷間で占められているこの地域のどこから葵の御紋が浮かび上がるのであろうか?

 9月15日(土)、新東名の新静岡ICから安倍川沿いを北上した奥静岡=通称オクシズをドライブしてみた。御殿場ICまでは三連休の初日ともあって多くの車がひしめくように西進していたが、御殿場ICを過ぎて新東名に入ると、その数はぐっと減り快調に走る。新東名は従来の東名より山側を通じているので、静岡市もかなり近くなったような気がした。

P1050809 駿河湾沼津SAから眺めた伊豆半島

 新静岡ICから、広大な安倍川の河川敷を左に見ながら安倍街道を北上していく。IC周辺の台地にはお茶畑の緑が目立つ。言わずと知られた全国一のお茶所静岡県。その起源は鎌倉時代に宋から帰国した禅僧聖一国師が、この辺りで宋から持ち帰ったお茶を栽培したというのだが、我が国の喫茶の起源といわれる栄西禅師が京周辺部で栽培したのとほぼ同時代である。

P1050811 安倍川には多くの吊橋が架かっていた。

 やがて井川方面への道を分けると、沿道の風景はお茶に代わってわさびの看板が目立つようになる。静岡市版の道の駅「真富士の里」で休憩。ここでは地場産の農産物などが購入でき、軽食コーナーではそばも安い。真富士といえば安倍山稜の山のひとつであるが、甲駿国境の安倍山稜は真富士から青笹山、十枚山、大光山(「おおぴっかりやま」と呼ぶ!)、八紘嶺、山伏と1千5百mから2千mまで標高を上げて、笊ヶ岳方面へ尾根を延ばしていく。

P1050812 自然豊かなオクシズ

 ICから小1時間でオクシズの最深部梅ヶ島地区に到達した。この梅ヶ島には梅ヶ島、金山、新田、コンヤなどの温泉が湧出していて、温泉宿が点在している。その昔、梅ヶ島周辺では金が採掘されていて、甲斐の武田信玄が今川氏真を追って駿河を平定した後は、その量が大幅に増えたという。そんな鉱山時代の名残がこれら温泉なのではないだろうか。

 コンヤ温泉は思い出がある。一昨年前、静岡の大地にガンダムが立ったとき、長男と見に行ったのだが、渋滞で現地入りしたのが閉場後となってしまった。ガンダムを見るまで帰らない!と聞かない長男と車中泊することにしたのだが、せっかくだから温泉にでも入ろうとやってきたのがこのコンヤ温泉であった。無色透明のお湯はツルツル感が素晴らしく、寸又峡温泉のお湯に類似していると思った。その後、県境の安倍峠で一夜を明かし、朝焼けの富士山が素晴らしかった。私にとってはガンダム以上の思い出である。

P1050814 新田温泉「黄金の湯」 P1050816 温泉に咲くコスモス

 また、梅ヶ島周辺の安倍川源流の沢には日本の滝百選にエントリーされている安倍大滝や赤水の滝をはじめ、多くの名滝がある。自然あり、温泉ありの梅ヶ島は下界の暑さを忘れさせてくれる避暑には最適な場所である。

P1050823 赤水の滝

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コメント

オグシオ?(バトミントン爆)

アクシズ(逆襲のシャア爆)

「た、たかが一機のモビルスーツに、このビグザムがやられるのか…。 「やられはせんぞ、やられはせんぞ、貴様ごときに。やられはせん!!「ジオンの栄光、この俺のプライド、やらせはせん、やらせはせん、やらせはせんぞーっ!!」

アムロは見た。ドズルに宿る憎悪の影を。機動戦士ガンダム、次回「恐怖!機動ビグ・ザム」君は生き延びることができるか。
・・・このネタはついつい釣られちゃうなぁ。

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