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2012年9月 2日 (日)

駿府海岸線ドライブ

 某コンビニのおにぎりを買ってみると、「用宗漁港産しらすおにぎり」とある。用宗といえば、確か静岡市から焼津市に通じる海岸線道路の取っつきである。市境の大崩海岸はフォッサマグナの南端で、断崖絶壁が海岸にせり出す交通の難所として有名である。ちょうどフォッサマグナの北端にある糸魚川には親不知子不知があって、こちらも難所として有名なところである。

P1050380 由比海岸にせり出す薩埵(さった)峠

 8月24日(金)ブラブラと静岡へやって来た。先ずは全国の水族館を制覇する天然児の野望企画のため、三保にある東海大学海洋博物館へ。イルカやアシカなど海獣ショーがないので天然児はやや不満気だが、大学の博物館らしく、魚の動きを模したロボットの展示や体験しながら海の現象を学べるようになっている。立派な大水槽だってあるのでそれなりに見応えはある。

P1050383 ウツボ P1050384 イザリウオ P1050392 食えってもなかなか食べられないクエ

 三保から日本平の南側、海岸線を左手に国道150号線を西へ向かう。この2車線の道路は大海原と打ち寄せる荒波を見ながら実に爽快なドライブが味わえる。しかし油断は禁物!路肩に停車して写真を撮っていると、パイプ椅子に座った人がけげんな顔をしてこちらを見ている。ネズミ捕りをやっているのだ。案の定、その先で捕まったドライバーが波打ち際で調書を書かされている。何という残酷なロケーションだろう。やるな!静岡県警。

P1050411 爽快なR150 P1050412 日本平の石垣イチゴ

 一方で、右手は日本平の台地が海岸線に迫っているが、南面の斜面には段々にイチゴが栽培されている。オフシーズンの現在は静かなものだが、春先はイチゴ狩りで賑わう場所である。この街道がいちご街道と呼ばれる由縁でもある。

P1050413 用宗漁港 P1050415 大きなボラ P1050421 港内の鳥たち P1050423

 安倍川の河口を渡って用宗地区にやって来た。お昼をまわって、既にその日の操業を終えた漁船が並んでいるのんびりとした漁港の風景である。海鵜が魚を捕らえたり、排水溝に巨大なボラが集まっていて、生き物観察も面白い。周辺の食堂にはしらすの看板が目立ち、しらすの直売所もある。

P1050418 漁協直営食堂 P1050420 マグロとの二色丼は800円也

 そういえばお昼がまだなので、用宗漁港に設置された漁協直営の青空食堂で、名物のしらす丼を食べることにした。釜揚げしらす丼は味噌汁がついて何と500円という安さ。湘南界隈の半値近い。テントの下、涼しい海風が心地よく食欲が進んだ。

P1050428 大崩海岸。右手に廃道の洞門が

 用宗から焼津へはお約束の用宗街道で。断崖絶壁にへばりつく様な壮絶な道路である。右手の斜面には崖崩れで廃道となった旧道の洞門が見える。その痛々しい姿は、昭和40年代に発生した崩落時そのままである。その他、この大崩海岸には東海道線の旧線をはじめ、廃線、廃道、廃屋なんでもござれ。廃墟マニアには世界遺産級の地区である。しかし、この地形でこれらを探索するにはそれなりの覚悟が必要であろう。怪しい伝説も多く、物心両面で危険なのである。

 そんなスポットの紹介で今回は終幕。

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