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2012年9月24日 (月)

聞け大地の雄叫び!そして天然児の雄叫び!

 オクシズの新田地区から安倍川源流の沢筋に延びる林道を20分ほど入ったところに大谷崩があります。大谷崩とは、大谷嶺という安倍山稜の1峰が、宝永4年(1707年)の大地震で山頂から標高差800mに渡って崩壊した場所で、立山鳶山崩(富山県)、白馬稗田山崩(長野県)と共に日本三大崩れの一つになっている崩壊地です。

P1050820 天然児の絶叫木霊する崩壊地 P1050819

 流れのない大きな石ばかりが広がる河原の横に駐車して、林道ゲートの先を5分も歩いたところに大谷崩の展望地があります。周辺では砂防工事が行われていますが、この崩壊が今なを進行中であることを示しています。

 また、幸田露伴の次女文がその晩年に訪れたこの風景に圧倒され、老骨に鞭打って全国の崩壊地を巡り、エッセイ集「崩れ」を発表しています。その文学碑が展望地の近くにひっそりと立っていました。

 車から下ろされた天然児は、目の前に広がる大地の荒々しさを目にして、幸田文の降臨かひっくり返って絶叫します。その泣き叫ぶ声は崩壊地に木魂して、三百年の時を越えた大崩壊を引き起こさんばかりの叫びでした。「あれは何ですか!?」現場の詰所から作業員のおじさんが不思議そうな顔をして出てきました。そういえば、ウルトラマンの怪獣はこういう場所から出現することが多かったなぁ(笑)

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