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2012年9月30日 (日)

山行 天然児復活作戦開始! 雁ヶ腹摺山

 暑い夏のほとんどをTVの前で過ごした天然児。歩くことが少なかったからか、足首が硬くなって足を引きずるようになってしまいました。リハビリ登山が必要のようですが、幸いにして陽気も涼しくなってきましたので、ビシバシ鍛えてやりたいと思っています。

 9月29日(土)第1弾として、富嶽百景でおなじみの山梨県三ツ峠に行こうと家を出ましたが、籠坂トンネルを抜けてみれば三ツ峠に雲がかかっていたので、そのまま中央高速河口湖支線に入って、大月までやってきました。

 甲州街道を大月市街とは反対に甲府方面に少し進んで右手に入ると、温泉宿がある真木集落。ここから真木川沿いに30分ほど、舗装された真木小金沢林道を上がっていくと、標高1560mの大峠に到着。林道はここから先、丹波山、奥多摩湖方面へと延びていますが、峠のゲートは閉鎖中でした。この大峠から西に登ると南北に連なる大菩薩連峰の尾根のひとつ黒岳に至りますが、今回は東に独立している雁ヶ腹摺山を目指すことにします。

P1050849 天然児の号泣に熊も退散? 

 峠の駐車場には5台ほどの先客が駐車していましたが、スペースにはまだ余裕があります。登山口の四阿で準備をしていた10人ほどのグループは、間もなく黒岳方面に登っていきました。しからば我々一行は反対側の雁ヶ腹摺山登山口へ。登山口の案内板では僅か1時間のコース。楽勝です。

 しかし、天然児が久しぶりの登山に大抵抗。大号泣の挙句、失禁までしてロスタイムとなってしまいました。暑い時季であればドライブで終わりにしようか・・・となりそうですが、さにあらず!こういうこともあろうかと、秘密兵器ポータブルDVDを持参してきました。お気に入りのDVDをかけると、それに釣られて天然児は山に吸い込まれていきました。なんだかなぁ・・・

P1050896 出した分は取り戻さないと P1050853 天然児を悩ます岩場

 さて、スタート直後はカラマツ林とその根元に笹が茂る登山道で、所々ロープが張られたかなりの急坂です。沢を2、3渡って山を巻いていくと登山道は安定してきました。この辺りの樹木はミズナラやダケカンバの大木が多いのですが、葉は青々していて紅葉はまだまだ先のようです。むしろ樹皮や倒木に宿る菌類の鮮やかさが目を惹きました。また、いたる所に大きな岩石が露出していて奥秩父の山を彷彿させます。降雨量が多い山域のようで、これらの岩は苔に覆われて巨大な苔玉のようになっていました。

P1050892 小さな居候 P1050861 マッシュルームみたい P1050891 巨大な苔玉

 登山口から1時間。石垣のように線が刻まれた、人工物と見間違えそうな巨大な岩を過ぎると、樹林から出てカヤトの斜面になりました。霧が立ち込めるカヤト野原を少し上がったところが雁ヶ腹摺山(1874m)の山頂でした。山頂は樹木に覆われていますが、南面だけはカヤト野原になっています。山頂には中高年のグループが賑やかにお昼をとっていました。大峠に林道が開通するまでは、大菩薩縦走路から一歩外れているこの山を訪れるハイカーは希だったのでしょうけど、今や天然児も1時間余りで山頂に立つことができるお手軽な山となりました。

P1050868 人工物のような岩 P1050871 山頂は目の前だ!

 さて、雁ヶ腹摺山とは、風変わりな呼び名なのです。山名の由来を調べてみると、麓から見上げると、渡り鳥の雁の群れが腹を摺りそうなほどギリギリで越えていく山ということから名付けられたそうです。由来を知るとなかなか味わいのある良い名前だと思えてきますが、まぎわらしいのは、大菩薩連峰にはこの雁ヶ腹摺山の他に、牛奥ノ雁ヶ腹摺山と笹子雁ヶ腹摺山があることです。

P1050873 秀麗富嶽十二景1番 P1050877 五百円札の解説

 更に知る人ぞ知る山として、この山頂で昭和17年11月3日に撮影された富士山の景色が、今は無き五百円紙幣に描かれたことです。案内板の前でその素晴らしさを確認しようとしましたが、カヤト野原の先には白い世界が広がるばかりでした。現在では大月市観光協会が、富士山の好展望を得られる市内の山を「秀麗富嶽十二景」に指定して登山ブームに乗っていますが、この山もその1峰に指定されています。

P1050883 またいつか、訪れるだろうか・・・

 富嶽を望むことはできませんでしたが、深山の趣の中で食べるおにぎりとお稲荷さんはなかなかイケてました。残念ながら、山アレルギーの天然児はおにぎりも喉を通らず、栄養ゼリーを吸っていました。

☆メンツ:ババ、弟、天然児、自分

★コースタイム:3時間5分(昼食時間含む)

大峠12:05→13:10雁ヶ腹摺山(昼食)13:50→15:10大峠

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