おやき頬張るぶらり奈良井宿 木曽に遊ぶその4
伊那から再び権兵衛峠を越えて木曽へ。宿場町奈良井にやってきました。ここは中山道の難所鳥居峠のすぐ北側に位置しているため、奈良井千軒などと称されるように、木曽路の中でも関所があった福島や木曽路の南端にある妻籠とならんで栄えた宿場町でした。
現在でも国道19号線、JR中央本線が通じる交通の要衝ですが、国道と奈良井川を隔てた旧道沿いの集落は、重要伝統的建造物群保存地区に指定されて、江戸期の街並みが保存されています。連休の中日ともあって、混雑する道の駅から宿場町を歩いてみることにしました。
奈良井川に架かる木造の立派な木曽大橋を渡って、更にJRを渡ると、鳥居峠に延びる緩やかな坂道沿いにこげ茶色の木造家屋が軒を連ね、これらは民家の他に民宿や飲食店、造り酒屋、民芸品店など各種商店、公民館や郵便局などの公共施設も統一された景観となっています。
杉玉は造り酒屋の看板
公共施設も伝統的(突き当たりが鍵の手)
どの商店も多くの観光客で賑わいを見せていましたが、中でも木曽名物のそば屋と櫛や漆器など木工品を商う店が目立っていました。ババや天然児は信州名物おやきに飛びついていました。蒸し上がりのあっつ熱のおやきを前にすると買わずにはいられませんね♪おやきを片手に食べ歩きが最高ですね。
宿場の途中には、道がクランクする「鍵の手」と呼ばれる箇所がありますが、これは一気に宿場を突破できないよう、防衛上の意味合いで設計されたものだそうです。自然豊かな山間で歴史を楽しむのは、箸休めの漬物のように小味が利いて良いものです。
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