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2012年10月26日 (金)

第27回自衛隊観艦式 その2

 横須賀新港を出港した「たかなみ」ほか受閲部隊第2群は、左手に第二、第一海堡を見送り、右手に観音崎を望みながら浦賀水道を南下していきます。横須賀だけでなく、田浦、横浜、木更津の各港から自衛艦が続々と東京湾口を目指してきます。

P1060450 左、第二海堡と第一海堡 P1060455 大型船舶が次々と P1060462_2

 この大艦隊が水道通過するにあたり、一番迷惑なのは久里浜-金谷間航路の東京湾フェリーでしょう。東京湾を東西に横断するこの航路は、南北に長い浦賀水道と交差しています。只でさえ船舶の往来が激しい浦賀水道に数十の自衛艦が押し寄せるのですから、その間に3千トンのフェリーを通過させるのですから、そりゃあもう大変なことです。(参照http://yama-umi.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-4b95.html

P1060460 東京湾口に向かう艦隊

 先月雨の中で苦戦した浦賀沖のアジ釣りポイントを通過していくと、久里浜の沖には相変わらずタチウオ狙いの漁船が集まっていました。寒くなり始めるこの時季は、タチウオも4、5本指(指の数は体高=大きさを表現する)サイズになって脂ものっていることでしょう。(参照http://yama-umi.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/post-5b65.html

P1060458 タチウオ船団

 艦隊が久里浜から東京湾口の剣崎までくると、右舷前方に平らな上甲板が独特の大型艦艇が停止しています。おおすみ型輸送艦「くにさき」です。輸送艦といってもいわゆる揚陸艦(LST)で、全長178m、排水量8,900トン、艦内の格納庫には、武装兵員300名と90式戦車10両を、後部格納庫に輸送用エアクュション艇LCAC(ホバークラフト)2隻、上部甲板にヘリコプター2機を搭載可能で、兵員の居住区画や医療区画も有する上陸作戦の要です。

P1060465 輸送艦「くにさき」 P1060467 後部よりLCACが発進!

 良く見ると「くにさき」の後部ハッチが開放されて、LCACが発進するところでした。水煙を上げて高速で移動するLCACは、ホバークラフトなので海上から陸上へそのまま進攻することが可能で、奇襲上陸にはうってつけの兵器です。90式戦車1両ないし兵員180名を40ノットの高速で輸送することが可能です。防衛が目的の自衛隊に必要かどうかは微妙なところですが・・・

P1060554 LCACは早い早い! P1060483 艦隊右へ転進

 三浦半島先端部の城ヶ島を後に見送ると、艦列は右に転舵して相模湾沖に出てきました。いよいよ観艦式が始まろうとしています。

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コメント

今、丁度ガトー少佐が開戦の信号弾を要求しているところだな。

「感謝する。 後は行くのみ!!」

ソロモンの悪夢ならぬ、相模湾の悪夢はありませんでした。

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