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2012年10月11日 (木)

山行 山上ハードル縦走 丹沢三峰山その2

 丹沢山山頂を後にして、往路の天王寺尾根を右に分かれて宮ヶ瀬方面に直進する。道標によると宮ヶ瀬までは11kmとロングトレイルである。塩水橋に車を置いてあるので宮ヶ瀬までは完歩できないが、高畑山からの折り返し距離を考えればほぼ同じ距離を歩くことになる。

P1050941 宮ヶ瀬は遠いなぁ・・・ P1050952 こういう遮断機見たことありません?

 薄っすらと秋色になったブナ林の中を緩やかに下る尾根道。今や丹沢の名物?になった立ち枯れのブナには、ツリガネタケなどの多種多様な寄生菌類がびっしりついている。地面にもBIGなカラカサタケやマッシュルームのようなヒメホコリタケが愛らしい姿で楽しませてくれる。一見美味しそうなキノコもあるのだが、海のフグ同様に素人には手が出ない。

P1050947 ツキヨタケ(毒) P1050974 立派なカラカサタケ

 山頂周辺のブナ林秋を楽しんでいるうち、少し登り加減になったかと思うと丹沢三峰の西峰である太礼ノ頭(1352m)に到達した。ブナの大木に覆われた静かなピークである。

P1050954 西峰通過いたしま~す。 P1050951 これ自然のもの?まさかね。

 西峰を通過すると急な下り坂となり、鞍部に下ってみると、目の前にこんもりとした丹沢三峰の中峰太礼ノ頭が立ちはだかった。この登り返しはきついが、トウゴクミツバツツジが赤く紅葉していて良い感じだ。そういえばこの辺りにはツツジの木が多い。きっと5月頃の花期には見事な咲きを見せてくれるのであろう。

P1050960 中峰が立ちはだかる。 P1050964 丹沢山を振り返る。

 急登もそう長くはなく、ツツジの紅葉を眺めながら太礼ノ頭(1360m)を通過。さて、ここで三峰の山名を解説しておくと、何れも尾根の北側を流れる早戸川源流部の太礼沢、円山木沢、本間沢の源頭部に位置する峰であることから、沢の頭と名付けられている。このパターンは丹沢には多い。

P1050965 中峰も通過いたしま~す。 P1050966 今度は東峰の番だ!

 中峰から再び急な下りとなって、鞍部のヤセ尾根を渡り、岩場が目立つ東峰に取り付く。岩場にはイワシャジンやリンドウなどの青い花が咲いていた。その姿は静かに控えめであり、しつこくなく、今は消えつつある?日本女性の姿を見たような気がした。

P1050980 イワシャジン P1050985

 妄想癖に駆られながら東峰本間ノ頭(1344m)に到達。樹林に囲まれたテーブルで一服しながら暮れ行く秋に想いをはせた。ここまでの尾根前半は三峰とじゃれ合ったお陰で丹沢山山頂から標高を200mしか落としていない。秋の夕暮れは釣瓶落とし。少しペースを速めたほうが良さそうだ。

P1050986 本間ノ頭

 東峰から先は尾根を南に北に巻きながらの下り一方となった。時折、展望が開ける場所があって、宮ヶ瀬虹の大橋や大山三峰などの展望を得られた。

P1050995 北に宮ヶ瀬湖 P1050978 南に大山三峰山

 丹沢山頂から7km地点。高畑山の手前で宮ヶ瀬に下る尾根を分れて、県道70号線青宇治橋方面へと折れた。この先、青宇治橋までの下りの荒れ具合には閉口させられることになる。根こそぎ倒れた大木が道を塞ぎ、沢が崩落し、岩のゴロゴロした急坂を下って、沢に出て一安心。と思いきや、渡渉部で迷って、青宇治橋に到達してみるとシューズにヤマビルが這っていた。俗な丹沢といえども、マイナールートはこんな具合である。

P1060017 流失した沢道 P1060023 県道に出て正直ホッとした。

★コースタイム:6時間30分(休憩含む)

塩水橋10:00→10:55堂平林道終点→11:55天王寺尾根→12:30丹沢山(昼食)12:50→13:20太礼ノ頭

→13:45円山木ノ頭→14:10本間ノ頭14:20→15:25青宇治橋分岐→16:15青宇治橋→16:30塩水橋

Photo

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