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2012年12月17日 (月)

来年の運試し?招福会その2

 一夜明けると・・・明けていない。当日は未明から小雨が降ったり止んだりしていた。4時に起きて下に降りてみると、当日組が結構いる。席札はほぼなくなっていた。昨晩、おばちゃんが「明日はガラガラだから」何て言ったのを真に受けて油断していたが、さすがはフグカットウの本家本流である。こうしちゃ居られない!船宿前の船着場に勇んで向かった。

121215_042730 夜明け前でも港は活気に溢れている。

 夜明けはまだ1時間先であるが、大原港は出船仕度の遊漁船のエンジンが高鳴り、照明が煌々として活気に溢れている。「漁師町の朝」ってやつだ。5時前に出船し船は一路北へ。前夜に席札を確保した我々の釣り座は、左舷大艫(左側一番後ろ)から3人分である。左舷には7人並んでいるから15人ほど乗せているようだが、鈴栄丸は大型遊漁船なので窮屈さは感じない。

121215_050101 カットウ針にアオヤギをつける。早く着かないかな~♪

 大原港を出港した船は凪いだ海上をゆっくりと北上、灯台の灯火が見えるのが太東崎。ここから先は犬吠埼までの長い海岸線九十九里である。出船後、30分ほど北上して空が明けてくる頃、やっとポイントである一宮沖に到着。さあスタートだ!水深は20m。タナはベタ底である。おもりを着底させたら少し切って上下に誘いをかける。コツコツと当たりが取れたらしめたもの。合わせればほぼ針掛りするだろう。

 しかし、なかなか当たりがない(取れない?)カットウ釣りでは、当たりが取れなくてもフグが餌をついばんでいることをイメージして10秒に1回位で空合わせをする。これに引っかかる場合がある。とにかく、食わせの釣りではないので、フグがアオヤギをかじる微妙な魚信をとらえる感覚が必要なのである。

121215_113743 大きなアカエイも釣れていた。

 しばらくの苦戦の末、竿にズシリと重みが伝わる。フグは針掛りするとびっくりして水を体内に吸い込んで膨らむため、意外なほど重みがある。水面に躍り上がったのは20cmほどの小型のショウサイフグである。さて、ここから数時間が誘い、竿先に神経を集中し、エイッと空合わせ・・・でも釣れない。心の葛藤釣りとなった。とにかく、この日は気温が上がって釣る方はとても楽だったのだが、フグにとっては余り食い気が立たない状況のようである。船内ではフグの他に、イシガレイ、ホウボウ、アカエイ、チビザメがゲストとして上がっていた。

121215_112028 このサイズならばお刺身になりそうだ。

 この後4時間ほど、ポツリポツリと20~30cmほどのショウサイフグが上がったが、予想よりはるかに難しい釣りである。また、潮の流れが早くてお祭が多発したのも難渋した。そんな中、船頭さんが配ってくれたシャケと野菜が入った味噌汁でホッと一息。「まあそんなに根詰めていないで一息入れろや」ってことかなぁ。

 終盤戦になり、一宮沖のポイントを諦めたようで船は一気に南下。太東崎周辺の岸近くを狙ったが、これは全くの空振りであった。更に南下して大原港付近の岩礁帯を狙い始めると、にわかに南風が吹き込んできてウネリが高まってきた。これで釣りになるのだろうか・・・しかし、このポイントでは良型のフグが食ってきたのだ。最後の最後でヒットがあり、11時30分沖上がりとなった。

121215_113719 個人別に籠に入れておく→121215_113729 フグをさばくオバチャン→121215_113949 お土産になっちゃった♪

 結果ショウサイフグ11尾というシブシブの釣果であったが、初めてのカットウ釣りはなかなか難しく、それなりに釣り味を楽しめた。さて、皆さんもご存知のとおり、フグには猛毒があるため素人の包丁は命取りである。船宿ではフグ調理の免許を持っていて、沖上がり後一斉にフグをむき始める。例のオバチャンが包丁を振るう。毒がある内蔵と外皮をはいで身をお土産に持たせてくれるのだ。

 大きい方から2尾をお刺身にして、薄づくりには程遠いものの大皿に盛った。皆なかなか橋を延ばそうとはしないので自ら毒見役を引き受けると、瞬く間に大皿の刺身は消滅した。家族4人とかみの両親分まで食べられた。残りは鍋(てっちり)とババの家でフライになる予定である。

 そういえば、来年の運勢はどうであろうか・・・まあなるようになるさ。

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コメント

いやぁ、渋かったけど楽しかったね♪
又来年も行きたい釣りの一つです。
大原で午前ショウサイフグ、午後根魚五目なんて・・・かなり贅沢だな。orz

久しぶりに合宿復活といきたいですね。
でも、残念なのはフグとキントキのハイシーズンが全く違うんだよね。

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