天然児と伊豆をさすらう その2
伊豆長岡の温泉街を経て、トンネルを抜けると沼津湾が眼下に広がった。そこは沼津市の三津地区。天然なのに恐るべき地理勘を持つ天然児のアンテナは、この付近にある2箇所の水族館を察知したようである。ウキウキくん天然児の夢を砕いて三津シーパラダイス前を素通りすると、大瀬崎に向かう途中に西浦地区がある。この辺りはみかん県静岡の中でも指折りの名産西浦温州みかんの産地。
その温州みかんの中でも「寿太郎みかん」は甘みと酸味が調和した高級みかんとして知られるようになった。この寿太郎みかんで作られたジュースやゼリーが今回のお目当てである。しかし、直売所に寄ってみるとジュースもゼリーも見当たらない。店員のおばちゃんに聞いてみると、近年、寿太郎みかんを加工した特産品が有名になって、加工用みかんの買占めも行われているらしい。
この西浦からは、大風で荒ぶる沼津湾の向こうに望む芙蓉峰の姿が最高である。沼津湾の右手には、最近歩いてきた沼津アルプスも峰を連ねている。
今回は大風に祟られて天然児にとっては不完全燃焼の伊豆行きであった。
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