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2013年1月24日 (木)

山行 象さんの頭に乗って 沼津アルプスその2

 香貫山から始まる7山7峠のアルプス縦走。沼津アルプスは沼津湾と狩野川に挟まれて南北に延びているので、今回は北端の沼津市街から入山して、南端の狩野川放水路河口付近の多比地区に下山する南行ルートである。この逆が北行ということになるが、京浜東北線のようである。どちらかといえば富士山を目指して歩く北行の方が人気がありそうだ。

P1070666_2 行ってこいニャァ~

 もはや後へは引けぬ覚悟・・・というのは大袈裟で、各峠からは短時間で市街地に下りられるので、いざという時は気軽にエスケープできるし、満足縦走から展望散歩までルートの組合せは自由自在である。先ずは香貫山から山椿が咲く南面の道を下るが、徐々に道は大きく東に巻いている。やがて道は車道になり、ゴルフ練習場を回り込むと交通量の多い八重坂峠下にぶつかった。

P1070662 山の空気を大きく深呼吸・・・ P1070663 そりゃアウツだろ!

 一旦、車道歩きとなってやや興ざめするものの、気を取り直して横山への急坂を登りだす。香貫山の遊歩道とは違ってかなりの急坂で、補助のロープが張ってある。間もなく展望のない横山(183m)を通過して横山峠に下っていく。下界からは運動部のかけ声やらゴミ回収の町内放送などが聞こえてくるのは、生活圏と隣接する低山歩きならではである。

P1070668 八重坂峠 P1070669 あの牙にやられたらひとたまりもあるまい・・・

 横山峠から徳倉山の取りつきに来ると、真っすぐに延びる急階段に唖然とさせられた。徳倉山は別名「象山」と呼ばれている。沼津湾から見上げる形が象さんが寝そべっている姿に似ているからだそうだ。その鼻から頭に向かっているのがこの急階段である。

P1050197 左から徳倉山(象の頭)、志下山(胴体)、最高峰鷲頭山(昨年8月に我入道海岸より)

 鎖のついた急階段を登り切ると、樹林が晴れて広々としたカヤトの原の徳倉山山頂(256m)に到着した。それ即ち象さんの頭に立ったことになる。北西方面の展望は、眼下の沼津から富士へ続く千本松原と田子の浦の海岸線、その向こうには南アルプスと安倍山稜の山並み。主役は勿論、大きくそびえる芙蓉峰であることは言うまでもない。

P1070682 徳倉山山頂 P1070684_2 白峰は右から悪沢、赤石、聖、上河内。赤石の前に笊ヶ岳と布引山

 象さんの頭から今度は一気に下りとなる。ロープ頼りの急坂である。急坂を下ると、今度は樹林の中をゆったりとした上りが続くのだが、象さんの胴にあたる志下山である。象のお尻を下り始めると、沼津湾・静浦漁港の瓜島が見下ろせる。静浦漁港は初夏にイカの夜釣りを楽しみに行った思いで深い港である。(参照:http://yama-umi.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/post-cf7c.html

P1070691 静浦の瓜島が見える。 P1070693 ペンキの目印はアルプスっぽい

 志下坂峠で象さんとはお別れ。志下峠までの鞍部を歩いていけば、いよいよ沼津アルプスの盟主鷲頭山が近づいてきた。(つづく)

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