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トラスコ湘南大橋を渡ると、茅ヶ崎の柳島。柳島の♪キャンプ場にUFOがやってきて・・・えらこっちゃ!えらこっちゃ!えらこっちゃ~♪と躍り明かした時代が懐かしい。しかし、昔を懐かしんでいるのも束の間、天然児が不穏な様子。そして柳島交差点でトイレサイン(汗)歩道橋したのスペースで失礼させてもらうがー大きいのもーそして自分で踏んづけるしー。「起こらなければいいなぁ」と思う方向へ進んでいくのが天然児。期待を裏切らない子である。
持参したビニール袋で落し物を拾い、それを松葉でちょいと偽装。犬も連れていないのに・・・当のご本人は、下水処理場を水族館か何かと勘違いフルテンション。処理場を通過するとR134と平行する鵠沼海岸まで約8kmの海岸遊歩道に入る。穏やかな海の向こうには伊豆大島が浮かんでいる。
海岸遊歩道は海を見ながら歩いたり、ジョギング、サイクリング、スケボー、犬の散歩と多くの人が様々なスタイルで休日を楽しんでいた。行く手には江ノ島が見えているがまだまだ先である。天然児は江ノ島よりも、その手前に見えている茅ヶ崎漁港に気を取られている。茅ヶ崎漁港の沖には平島群島と呼ばれる磯と、茅ヶ崎海岸のシンボル烏帽子岩が浮かび、多くの磯釣り愛好家が乗っているのが見える。寒グレであろうか、イシダイであろうか・・・
茅ヶ崎港周辺は船宿のほか、洒落たレストランも並ぶ。夏は海水浴で賑わうサザンビーチは、静かな冬の海である。烏帽子岩が真沖に見える辺りになれば、行く手には江ノ島がはっきりしてきて、それに気付いたペースを天然児は、ペースを上げてババを従え驀進する。天然児よ、あれがイルカの島だ!
六十余日の追撃に 白梅薫る紀元節 シンガポールをうち陥し 大建設の日の御旗♪(大東亜戦争陸軍の歌)日本統治下のシンガポールは昭南島と呼称されたが、江ノ島は彼にとっての湘南島である。天然児の時合い到来だ!
この冬は降水量が多い。冷たい雨が上がった朝に見上げる丹沢は白く化粧をしている。こうなるとなかなか足が向かない。しかし、こういうときこそしばし山を忘れて、平地で天然児を歩かせる良い機会である。思いえば昨年はよく歩いた彼も、今冬は家でTV漬けになっている。成長(巨大化)著しい時期だけに、運動をして関節を動かし、筋力をつけておかないと取り返しのつかないことになりかねないのだ。それは分かっちゃいるのだが・・・
なかなかその気にさせないのが、このところの天然児の怠け癖。すっかりインドアのヌクヌク生活や休日ドライブが染み付いて、歩かせようとすれば大声で泣き喚く。傍から見れば虐待として受け取られて通報されかねない。そこで考えてみると・・・彼が歩き出す契機となる場面設定が必要である。天然児の好むものが目標になれば、きっと歩くだろう。
コノ頃天然児ニ流行ルモノ・・・①スイーツ ②鉄道
③水族館
①を目先にぶら下げて歩かせる?そんな漫画のようなことは不可能であろう。ランドマークとして彼の注意を惹くことが必要なのである。②は線路沿いに歩くという手はあるのだが、注意が散漫になってしまうので効果的ではない。やはり③しかあるまい!天然児は好きな場所、嫌いな場所の風景をよく覚えている。特に我が家から新江ノ島水族館へ通じるR134の車窓は完璧だ。
そこで、江ノ島をランドマークとして、茅ヶ崎柳島から鵠沼海岸に通じる海沿いの遊歩道を歩かせることに決めた。二宮から20km以上の道程はさすがに厳しいので、平塚まで進出して、約半分の12kmを歩くことにした。決行の2月17日(日)、この日朝の冷え込みは氷点下に達していたが、日が昇ると風も無く暖かい。いざ、繰り出さん。
湘南海岸公園を11時に出発する。当意!天然児は自ら降車して、ウキウキくんになって歩き出したのだ。駐車場から松の防砂林を貫ける遊歩道は、1年前に訪れた鴨川シーワールド周辺の風景に似ている。もしかしたら、そんな場所と勘違いしているのかもしれない。
相模川の河口部、通称馬入川に架かるトラスコ湘南大橋を渡ると川風がとても冷たい。振り返ると丹沢や箱根など県西部の山々や富士山の雪化粧が素晴らしい。あーいかん、いかん!今日は山から頭を切り離さなければならない。順調に歩き出した天然児の機嫌を損ねてはいけない。(つづく)
2月10日(日)、天然児を連れて三浦油壺へ向かいました。しかし、三連休中日の渋滞は伊達ではありません。R134は七里ガ浜、逗子で混雑して、秋谷海岸辺りでほとんど動かなくなってしまいました。この状態を脱しようと、横浜横須賀道路を経由して三浦縦貫道に転進したところ、これが大失敗!縦貫道に入った途端に縦列にはまってしまいました。
ここで更なるアクシデント発生。天然児が尿意をもよおしたのです。対面通行の有料道路は逃げ場がありません。仕方なく路肩に駐車してズボ~ン脱いでサッ、パン~ツ脱いでサッ。トロトロ進む行楽の皆様の車窓を汚してしまいましたことお詫びいたします。m(_ _)m
三浦縦貫道は県の道路公社が管理しているのでETCには対応していません。こういう住み分けはいい加減やめていただきたいところです。でも、こんな大渋滞にもかかわらず皆さんニコニコ現金払い。日本人は優しいというか、バカ正直といいましょうか、考えなしというか・・・かく申す、その一人として300円をゲートで支払うと、とき既に14時。三浦に向かう道はまだまだ混雑マークなので、油壺を断念して出口近くの長井港に寄ってみることにしました。
長井はイカ釣り船の基地として有名な港。新鮮なイカをお目当てに寄ったものの、生憎直売所は臨時休業です。<コEどこかでイカが手に入らないかと新宿港、漆山港と長井地区の港を巡りますが、イカはなし。その代わりに地区のいたる所でワカメを干していました。2月は新ワカメの採れる時期だったんですね。干しワカメと生ワカメをお土産に買って帰路につきました。
納得できないのは天然児。SAで買ったアメリカンドックをパクつきながらも不満気です。
2月11日は2673年の紀元節である。この祝いの日にアジ釣りに出かけた。厳冬期にもかかわらず、ここ数日は安定した釣果が記録されているだけに期待は高まる。朝日を背に受けながら、船はお約束の二宮沖へ向かう。
最近はライトタックルの釣行が多い中、アンドンビシ130号を使用した深場のアジ釣りは釣り歴の原点でもあり、初心に帰る釣りである。ポイントは水深90mでタナは底から5m。潮がやや早いので、1度合わせたタナを取り直して待つ・・・しかし当たりはない。何度か繰り返しても反応は無く、小型の沖メバルが数匹あがったのみである。
反応が鈍いので、船頭はポイントを小まめに変えていく。吾妻山が左手から右手に。離れたり近づいたり。水深は徐々に深くなって160mまで探ったが・・・当たりはほとんど無い。1時間に1尾のペースで大きいアジが釣れたが、日が天頂に昇る頃はポカポカ陽気と朝からの疲れで眠くなってしまった。いつものアジ釣りは忙しくなるので、こんなことはないのだが。それにしても心地よい。
結局、アジ5、沖メバル3、カサゴ1という渋々な結果で轟沈した。それでも船中では竿頭である(笑)。改めて自然を相手にする難しさと、初心を実感した釣行であった。後で調べてみると、この日はどの船宿のHPにも苦戦が記録されていた。国民の祝日はアジにとっても休日であった。
外は寒風が吹いていても、窓辺の陽だまりはポカポカでこの季節にはこの上ない特等席です。そんな窓辺にピーちゃんは飛んできて、外の世界(猫の額)を眺めています。
猫の額には特設の餌台があって、その上にみかんや果物の端切れを置いておくと、それをお目当てに野鳥が飛んでくるのです。
この日もヒヨドリやスズメが飛んできて、果物をついばんでいきます。ときには窓のすぐ外に置いてあるプランターの菜っ葉を食べていくこともあります。そんなときはピーちゃんは窓際に来て興奮してかピーピー鳴いています。飼いならされた籠の中の小鳥といえども、同族には興味津々のようです。
ツガイなのか、片方が食事中のとき、もう1羽が見張りをしています。
そのうち、広い空や鳥の世界に憧れて、脱走してしまうかもしれませんね。もしかしたらクロピーちゃんが迎えに来るかもしれません。
四方を海に囲まれた我が国にとって、魚類は欠かすことのできない食料資源です。私たちはどれだけ多くの魚の命の恩恵に与っていることでしょう。その一方で、慣れ親しんできた魚に愛着があり、その習性に興味を惹かれるのも海洋国家ならではといえるのではないでしょうか。我が家のレジャーでは、天然児の海獣嗜好もあって水族館に行く率が非常に高いのですが、それだけでは飽き足らず、昔から多くの魚や水棲生物を自宅で飼育してきました。
仕事から疲れて帰宅して、餌を与えながらのんびりと水槽を眺めるひと時は、私にとって何ともいえない癒しのときとなります。魚によっては警戒心が強くてなかなか懐いてくれなかったり、縄張り意識が強くて他の魚を駆逐するような種もいましたが、半年前に地元の堤防で釣ってきた今のメンバーはなかなか良いバランスだと思っています。
イシダイ(石鯛)は近海の岩礁帯に生息して、エビやヤドカリなどの甲殻類、サザエやトコブシなどの貝類、ウニなどを独特の口ばしで砕いて食べるグルメな魚です。幼魚は白黒の横縞(俗に葬祭柄)の模様が強くシマダイと呼称されますが、成長に連れて全体的に黒味が強くなって、口の周りのみが白くなるのでクチジロなどと呼ばれます。
成魚の体長は50cm以上になり、釣れると引きが強く味も良いことから釣魚として人気が高い一方で、非常に好奇心旺盛な習性で、水族館の魚ショーで活躍していることもあります。我が家の「しまくん」も蓋を開けると水面に寄ってきて、餌の乾燥シュリンプ(エビ)を手からとって食べてくれます。
イサキ(伊佐木)も近海の岩礁帯に群れる魚で、幼魚は茶色と白の縦縞があることからイノシシの子になぞらえて「ウリボウ」などと呼ばれたり、背びれの棘が鋭いことから鶏の鶏冠になぞらえて「鶏魚」などと書かれたりします。成魚は体長40cmほどに成長しますが、やはり成長に連れて縞模様は薄れて茶色が強くなっていきます。イサキは白身の味の良い魚なので、釣魚として人気が高いのですが、「梅雨イサキ」という釣り用語があるように、シーズンは梅雨時といわれています。そうはいっても、冬場は身に脂が乗る時季なので、外房では寒イサギ(房総ではイサギと濁る)釣りが行われています。
非常に警戒心が強い魚といわれ、釣りでは細いハリスを使うのですが、我が家でも常に三位(3尾)一体となって泳いでいます。でも餌を与えるときは背びれを水面から出して餌をねだってきます。ホームセンターで買ったバランス餌や乾燥シュリンプをとても旺盛に食べてくれます。
身近な釣魚の習性を研究して、明日への釣果に繋げるつもりだったのですが、こう懐いてくれると、片や同族を釣って食べてしまうのも少し躊躇われるところではありますね。
2月に入り節分である。ここ数日暖かい日もあってか、我が家の猫の額ではロウバイが咲いて早春の先駆けとなった。成人の日の大雪もあって、丹沢方面から足が遠退いていたが、今年の丹沢第1弾として、大山に登ることにした。
1番上に位置する第2駐車場は満車であることが多いが、タイミングが良かったのか幸いにも駐車できた。大山はすっかり慣れっこなので軽装で出発するが、アイゼンだけは持参しよう。2月になったので正月の賑わいもひと段落したのか、参道の人出はポツポツである。観光客よりもハイカーが多いようだ。
参道から女坂に入って沢沿いの道を歩く。道沿いにはミツマタが植えられているが、つぼみも大きくなってきている。花の見頃は3月中旬だろうか。歩く人も少なく静かな女坂を登っていく。大山寺が近くなると山の中から法螺貝の音が響いてくる。かつて修験道の一大道場であった大山であるが、今も伝統は受け継がれている。
大山阿夫利神社下社の境内まで来ると、残雪が結構残っていて雪掻きが行われていた。今年は初詣にもろくに行かなかったので、下社で1年の家内安全と安全登山、ついでに大漁祈願までいろいろと祈念した。
表参道から山頂を目指す。女坂には残雪がなかったが、下社より上は残雪が残っていて、標高を上げるにつれて深くなっている。とはいえ、登山道はよく踏まれているので思ったよりも歩き易い。表参道ルートは杉やモミの大木が多いコースである。しかし、今回来てみて倒木の多さに驚いた。大雪の爪痕であろうか?
山頂周辺はすっかり冬山の様相である。阿夫利神社上社周辺はよく踏まれているが、ちょっと樹林に入れば積雪は3、40cmはありそうだ。この日は気温が高めだったので、ガスって下界の展望はイマイチであった。返す丹沢の深部に目をやれば、丹沢山や塔ノ岳は雪を被ってなかなか手強そうである。
下りは滑って転倒防止のため、アイゼンを装着して下ることにした。余りにも足下を気にしすぎたためか、途中表参道から逸れて蓑毛方面の道に分け入っていた。これが身近な大山で良かったものの、深山や土地勘のない山だったらどうなっていたことか・・・
今回は適度な残雪のルートを歩けたので、軽く雪山歩きの練習ができた。
★コースタイム:3時間15分
第2駐車場10:45→11:05大山寺→11:20阿夫利神社下社11:25→12:25大山山頂12:40→13:20下社(昼食)13:35
→14:00第2駐車場