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2013年4月 6日 (土)

峡南桜巡りその1 名木編

 南アルプスの天然水に端を発する釜無川、秩父西沢渓谷に端を発する笛吹川。甲府盆地に東西から流れ込むふたつの流れが、盆地の南増穂辺りで合流すると富士川と名が変わって甲駿国境を越えて太平洋に流れ込みます。甲斐の富士川流域は、東に毛無山を主峰とする天子山塊、西に櫛形山や七面山を主峰とする身延山地に挟まれ、富士川の峡谷が深い狭隘な地域で、峡南地域と呼ばれています。

Dsc00816 峡南地域は珍景多し?(H22.9早川町にて)

 年度末3月31日(日)、近隣では早くも桜が散り始めていたため、山梨峡南地域へ桜探しに出かけることにしました。山梨県内への桜巡りは昨年も4月下旬に出かけました(参照http://yama-umi.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/post-56e0.html)が、今年は早咲きとなったため、前年よりも半月以上早い桜巡りです。峡南地域では、日蓮宗の総本山身延山久遠寺のしだれ桜が有名ですが、今回はあえて身延山には行かないで、穴場的なスポットを探してみようと思います。

 さて、新東名の新清水ICから富士川に沿って走るR52を北上すると、すぐに甲駿国境を越えます。この辺りは昨年のGWに天然児と訪れた場所。(参照http://yama-umi.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/post-e69c.html)富士川を右手に空いた国道を快調に走ると、山梨県南端の町、その名も南部町。南部といえば、鉄器で有名な岩手県北部の南部地方をイメージする方も多いと思いますが、かの南部氏は、この南部を領していた甲斐源氏の一族なのです。

P1080176 大浦洞3号かな? P1080177 結構苦労しているようですね。

 道の駅「とみざわ」で休憩をとると、何と巨大ミサイル発見。と思いきや、この辺りは春の味覚竹の子の産地とか。物産店をのぞいてみると、ありました竹の子。1本千円也。何であっても初物はお高いですなぁ。そういえば、富士川下流の静岡県富士市は竹取物語の舞台ですから、昔から富士川流域は竹林が有名だったことでしょう。

P1080189 原間のイトザクラ

 R52をさらに北上して、南部の中心街を右手に見送った後、国道から分かれて左手の集落に入り、段々畑の急斜面を登っていくと桜の名木が2本あります。先ず1本目は原間地区の廃寺の境内にあるイトザクラの巨木です。集落の中にあって目立たないのですが、道標を見落とさなければ行きつくことができるでしょう。このイトザクラは早咲きのようで、残念ながら花は終わっておりました。

P1080178 本郷の千年桜 P1080187 幹に生えた根が見えます。

 さらに山の手に上っていくと、やはり無住となったお寺の境内に2本目の名木を見つけました。本郷の千年桜と呼ばれるエドヒガンザクラで、樹齢は6百年以上といわれ、天然記念物に指定されています。この桜は植物学的に珍しい特徴があって、地上5mにある幹の洞に根を下ろしている点です。確かによく見れば南国密林の樹木のようにウネウネとした根を確認することができます。(つづく)

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