うどん市富士吉田
GW中に富士山が世界遺産に登録確定という朗報?が飛び込んできました。お陰で今年の夏山シーズンは例年以上の混雑が予想されます。どうせ登山者が集中することは決まっているのなら、入山料を徴収して環境整備に充てたらよいかと思いますね。
さて、そんな富士山の雄姿を見に行った訳ではありませんが、富士山の近くまでドライブをしました。とは言え、最初は宮ヶ瀬湖から道志方面に新緑ドライブをする予定だったのですが、先へ先へと足が延びていった次第で・・・短い足なのですがね。
宮ヶ瀬湖から鳥屋、青野原を経て道志みち(R413)へ入ります。晴天に恵まれたこの日は、車もバイクも自転車も実に多い。道志みちは相模原市から道志渓谷沿いに山中湖まで緩い登り坂なので、ツーリングにはうってつけのコースのようです。青野原からはちょうど1年前に登った石砂山が道志川の対岸に見えています。(参照:http://yama-umi.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/post-c0dd.html)
道志みちは車が多いので、ダラダラと縦列になって進みます。沿道にある河原や林間のキャンプ場には色とりどりのテントの花が咲いていました。昔はよくキャンプをしたのですが、子供の成長と共にその機会は失われていきます。森の深く谷あい 素晴らしいキャンプ こんな良い所はない 谷間の白いキャンプ♪
予想通り、道の駅「どうし」の手前で駐車待ちの渋滞だったので、少し引き返して県道24号都留道志線を進みます。道坂峠を越えて下り道になると、正面に道志山塊の盟主御正体山がどっしりと座しています。未だ未踏の山ですが、今年行ってみたい山のひとつですね。
さて、都留の市街に出たら、富士みち(R139号)を南下して富士吉田に入りました。富士吉田市は富士急行線や中央高速が通ずる富士北麓の中心都市で、市内には大規模レジャー施設富士急ハイランドを有していますが、何といっても富士登山が大きな観光収入源となっていて、平成23年度には富士急行線「富士吉田」駅を「富士山」駅に改称するなど富士山を擁する街をアピールしています。
また、豊富な富士山の湧水を利用した農業が行われて、その中でも特に小麦の生産が大きく、地域ではこの小麦を原料としたうどんが食べられてきました。市内にはうどんを提供する店が多く、現在ではこのうどんを富士吉田の味として、観光協会ではうどんマップ(http://www.fujiyoshida.net/forms/info/info.aspx?info_id=2002)を配布するなどして売り込んでいます。
山ノ神のフジという藤の名木があるというので、立ち寄ってみることにしました。藤の木は老木なのか花房が今ひとつさえないのですが、隣接する杉とカエデの珍木が面白かったですね。前を富士急行が通っているので、いつもは渋る天然児もノリノリ君になって辺りを歩き回っています。
さて、この藤の木の近くにうどん屋さんを見つけたので、立ち寄ってみることにしました。うどんマップ1号店の「たかちゃんうどん」です。背後に三ツ峠がそびえる緑豊かな山里にひっそりと建つプレハブなのですが、店の前に立っている人形が目印でこれがまたなんとも愛らしい。営業は14時までで、立ち寄ったときは既に終えていたのですが、火を落としていないので快く3人分引き受けていただきました。
出てきたうどんは、驚いたことに汁が味噌ベースです。私は肉うどん(350円!)を頼みましたがキャベツと馬肉がたっぷり乗っています。麺は太くてモチモチしているのでお腹にたまります。初体験の吉田うどんでしたが、のっけから印象深いスタートになりました。
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