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2013年6月

2013年6月28日 (金)

梅雨空は大漁を呼ぶ!?

 週末は入社試験の監督をするので、先食いで代休を取った。朝からシトシト雨が降る梅雨らしい天気になった6月26日(水)。平塚庄治郎丸のビシアジに行った。平日の雨模様なので、乗船者は2、3人かと思いきや、片舷4人ずつの8人で出船となった。私以外は皆ご隠居さんであろうか。

130626_065356 朝から梅雨空

 瀬の海(二宮沖)に急行かと思いきや、船は東へ向かい珍しく茅ヶ崎沖。水深は110mのポイントである。風もなく湖面のような凪いだ海だが、潮は効いているのだろうか?そんな心配もあったが、1投目から解消された。25cm~30cmの食べ頃サイズのアジが釣れ続いた。朝のうちサバが交じったが、いつもの相模湾の様な大サバ釣り大会にはならず、そのうち去っていった。25cmほどもあるイワシも顔を見せた。これも美味しそうである。

130626_101955 見よ!このしなりを

 但し、アジの層にサメが入り込んでいたようで、1尾かかって追い食い待ちしたり、口切れを心配してスロー巻上げをしようものなら、次々と仕掛けごとさらわれてしまう。思い切って高速巻上げしたが、意外と掛かりどころが良いらしく、アジはばれることなく水面に浮上した。追い食いを待たなくても、食いが良すぎて2匹、あるいは3匹同時に針掛りするのだ。

 お邪魔虫はサメやサバだけではない。エメラルドグリーンの魚体が水面を悠々と泳いでいる。これからの時季、相模湾を賑やかすシイラである。水面の取り込みをもたついていると、サメ同様に仕掛けごとさらわれてしまう。

Image002 クーラーに入らないアジは生簀に

 しかし、お邪魔虫がいくら妨害しようとも、この日はそれ以上にアジが入れ食いで、11時頃にはクーラーに魚が入らなくなってしまった。同時に集中力も低下して、水面でボトボトアジを落としてしまう。これに見かねてか、船頭が生簀を開放してくれた。とはいえ、周囲も好調に釣れて、止めてしまう人もいたので、満場一致で12時30分に早上がりとなった。

 精密なカウントはできなかったが、釣果はアジ70、イワシ5、サバ2(キープ)、メダイ1、リリースしたアカタチを入れればビシアジにしては珍しく五目釣りが楽しめた。クーラーに入らない生簀の分は船に置いてきたが、それでもクーラーの蓋は完全に閉まらず、氷を上に乗っけて足早に帰宅した。

130626_120023 美味しく食べてあげるから往生してね。

 偶然、この日は釣り会のメンバーが勝浦にイサギを釣りに行っていた。「梅雨イサキ」と言われるとおり、定量50を越えて大釣りに沸いたそうだ。魚種にもよるたどうが、この時季は1年で最も大釣りのチャンスなのかもしれない。

2013年6月27日 (木)

山行 檜洞丸~西丹沢自然教室 丹沢打通作戦その4

 丹沢主稜打通作戦も檜洞丸の山頂が最後のピークとなる。時刻は14時30分。ガイドのコースタイムでは、ツツジ新道の下りは所要時間が2時間余りなので、最終の1本前、17時のバスに間に合いそうである。蛭ヶ岳から北の姫次に延びる主脈尾根の上空は暗く、遠雷が聞こえている。こうなると長居は無用である。

P1090456 檜洞丸山頂付近

 ツツジ新道の上部は急な階段状の木道である。踏み外したら沢に滑落してしまうので、特に下りは慎重に歩きたい。毎年のように事故が発生する。また、その名のとおり、道沿いの樹相はトウゴクミツバツツジやゴヨウツツジが主である。花の時季は西丹沢から多くのハイカーが歩くルートであるが、花の見頃から1ヶ月が経過しているので、今は緑一色である。

P1090464 ゴーラ沢の渡渉点

 木道の先は青いザラザラとした砂礫の道で、これまたスリップし易く危険である。やがて尾根道の終点である左右からの沢が出合う河原、ゴーラ沢出合に至り沢を渡渉する。これから梅雨の長雨が続くと水量が多くなるので注意したい。

 ここで16時少し前。改めてバスの時刻表を確認すると、予定していた17時のバスの更に1本前、16時25分のバスに間にあいそうだ。ゴーラ沢出合からR76へは山の巻き道を水平移動。R76に出れば舗装路歩き。この間はやや早足で下ったが、やはり数人の下山者が先を急いでいる。皆考えることは一緒のようだ。

P1090471 西丹沢自然教室 P1090472 バス到着

 R76に出るとにわか雨となったが、すぐに西丹沢自然教室に到着した。到着後、間もなく富士急バスが上がって来た。幸いゴーラ沢から先で会った人たちは皆このバスに間にあった。大倉を出てから約9時間30分。念願の丹沢打通作戦は大成功で終幕となった。

 ・・・大倉に残してきた軍馬を取りにいかなけりゃ。この後、バスで御殿場線谷峨駅に出て、新松田駅で小田急乗換え、渋沢駅から再びバスで大倉に向かうのだが、御殿場線への乗り継ぎが悪くて、新松田までバスに乗ったら料金が1,150円もかかってしまった。

★コースタイム:9時間25分(大倉~西丹沢、休憩含む)

大倉6:50→9:20塔ノ岳9:25→10:20丹沢山10:30→11:50蛭ヶ岳12:00→14:30檜洞丸→15:45ゴーラ沢出合→16:15西丹沢自然教室

2013年6月25日 (火)

山行 蛭ヶ岳~臼ヶ岳~檜洞丸 丹沢打通作戦その3

 蛭ヶ岳で昼食がてら小休止。カップリングはこれから甘いランチタイムのようであるが、こちらは独り菓子パンを頬張って出発だ。(どうしても卑屈になってしまう。)ガイドでは檜洞丸までは3時間余で、そこから西丹沢自然教室までは2時間余りである。一服してお昼過ぎに出れば、19時前の最終バスに充分間に合いそうだ。

P1090411 縦走路を睨む P1090410 大室山の右手に道志山塊、遠くに小金沢連嶺

 蛭ヶ岳山頂からは、晴れていれば360度の大展望が得られるが、北西に連なる西丹沢や道志の山々はどんより曇った空の下。南の鍋割山稜や箱根方面も雲に包まれてきている。何やら怪しい雲行きである。夏山は午後雷雨が発生することが多いので危険だ。

P1090408 危険らしい P1090416 納得(汗) P1090427 臼ヶ岳尾根

 蛭ヶ岳から高度差300mの急斜面を下っていく。所々、ヤセ尾根上の鎖場や低木に覆われたやや不明瞭な小道を歩く。ここまでかなり疲労も蓄積しているので、慎重な行動を心掛けていかないと命取りだ。危険箇所を証明するように、頂上直下の鎖場を下ったところに小さな慰霊碑が置かれていた。風通しが良い鞍部を越えると、ミカゲ沢ノ頭に少し登り返して、ブナの大木に覆われた臼ヶ岳の平らな尾根上を歩く。

P1090431 ヒメシャラの森 

 蛭ヶ岳から先の縦走路では、ハイカーに出会うことは想定していなかったのだが、ポツポツと対向者が蛭ヶ岳を目指して渡ってくる。日照時間の長い時季ならではなのだろう。臼ヶ岳の山頂で改めて時間配分を確認し、ユーシンロッジに下る尾根と分かれて西に転進する。臼ヶ岳からの下りはブナに交じってヒメシャラの樹が目立つ。私は夏に咲くこの白く清楚な花が大好きだ。身近で愛でたいと思って猫の額に2度植えたが、土が合わないのか、それとも潮風が良くないのか、その度に枯らしてしまっている。

P1090419 おなじみのジシバリ P1090412 ヤマオダマキ

 樹林の根元には、黄色いジシバリの花が群生し、希にすらっとしたヤマオダマキの赤い花が咲いている。突然、けたたましい鳴き声で空に目を転じると、尾根上の樹林スレスレのところを、大きな鷹が2羽のカラスに追われて横切っていった。大きな成りをした鷹でも狡猾なカラスには敵わないらしい。さながら丹沢上空の大空中戦である。

P1090436 神ノ川乗越 P1090442_2 金山谷乗越 P1090434 慎重に(汗)

 臼ヶ岳から下った鞍部は神ノ川乗越と呼ばれ、進行方向右手の道志川方向が大きくガレていた。更にその先の鞍部である金山谷乗越では、ルート上の崩壊が著しく、架設橋やら登り梯子などが器用に組合わせれていた。

P1090448 立ち枯れブナ P1090449 振り返ると蛭ヶ岳は随分遠くに

 金山谷乗越から檜洞丸に登り返す。体力を消耗し切っている体に連続する急階段がの北の道志山塊方面から雷鳴が聞こえてきたので、否が応でも先へ先へ進んでしまう。多少の雨なら気にならないが、尾根上の雷雨は敵わない。見上げれば雲が怪しげな動きを繰り返している。左手の同角ノ頭にも雲がかかり始めた。追いつかれるか・・・

P1090452 ヤ、ヤバイ P1090453 後は西丹沢まで下るだけだ!

 遠雷に追われながら人気のない檜洞丸に到達した。休憩はとらずに西丹沢自然教室への最短ルートツツジ新道へ向かう。ここから先はひたすら下るだけだ。(つづく)

★コースタイム:7時間40分(檜洞丸まで)

大倉6:50→8:05堀山の家→8:25小休止(朝食)8:35→9:20塔ノ岳9:25→10:20丹沢山10:30→11:10棚沢ノ頭→11:50蛭ヶ岳(昼食)12:00→12:55臼ヶ岳13:05→13:45金山谷乗越→14:30檜洞丸

2013年6月24日 (月)

山行 丹沢山~不動ノ峰~蛭ヶ岳 丹沢打通作戦その2

 丹沢山を後にして、丹沢山地の最高峰蛭ヶ岳を目指す。大倉から丹沢山まで真北に上がってきた主脈尾根は、ここで西寄りに向きを変え、蛭ヶ岳から更に北に延びて道志川沿いの相模原市青野原に落ちる。塔ノ岳まではあれほど賑やかだったハイカーが、その先丹沢山までに1/10ほどに減って、蛭ヶ岳まで足を延ばす人はごく少数であろう。

P1090377 不動ノ峰(左)の向こうに蛭ヶ岳 P1090393 バイケイソウの開花

 ルートは丹沢山山頂から大きく下る。せっかく稼いだ標高を落とすのは何ともいえない辛さだが、縦走する以上は必要不可欠である。正面には笹原が生い茂る不動ノ峰が大きく立ちはだかっていて、その存在は蛭ヶ岳以上である。笹原にクッキリと見える登山道をポツポツと先行者が見えた。

P1090380 高山歩きを思わせる笹原 P1090396 エゾハルゼミ

 鞍部を渡って不動ノ峰に取りつくと、木の階段がしっかりとしていて意外と登りやすくなっている。それにしても、不動ノ峰は丹沢では希な見事な笹尾根で、遠くの山を縦走しているような気分にさせてくれる。ウツギやツツジ、ブナの樹林には、セミが賑やかに鳴き交わし、根元にはバイケイソウが開花直前であった。また、歩いているルート上には動物の糞が目だって多い。恐らくイタチやテンだろうが、植物の種のようなものが含まれているのはカモシカかもしれない。山に来るとウンチにも興味が湧いてくる。

P1090387 不動ノ峰のピークは地味な感じ P1090394 蛭ヶ岳(右)と西丹沢の山並み

 不動ノ峰からユーシン方面の分岐点である棚沢ノ頭、鬼ヶ岩までは軽いアップダウンが続き、西丹沢や裏丹沢の山並みの展望が良く、蛭ヶ岳から左に臼ヶ岳、檜洞丸、同角ノ頭と西丹沢の山並みが続き、富士山は雲の中であったが、西丹沢の山並みの先に山中湖が見えていた。鬼ヶ岩まで来ると、その先は岩場が切れ落ちていて、蛭ヶ岳と向き合うことになる。

P1090399 鬼ヶ岩で蛭ヶ岳と対峙 P1090402 下から見上げた鬼ヶ岩

 鬼ヶ岩の岩場は急斜面の鎖場となっている。蛭ヶ岳への最後の関門といったところだ。慎重に下って、最後の登りをクリアすれば蛭ヶ岳山荘の前に到達する。山荘の裏手が広々とした蛭ヶ岳(1673m)の山頂で、休憩用のベンチがいくつか設置されている。同着のカップリングが丹沢最高所の標柱を挟んで、和気藹々と登頂記念撮影。私は黙々と風景を撮影した。我々の到着と入れ違いで、トレイルランの3人組が西に延びる主稜縦走路に入っていった。軽装でも大丈夫なのかな・・・?それに対して重いザックを背負う自分が損した気分になった。(つづく)

P1090407 神奈川県の最高所でもあります。

★コースタイム:5時間(蛭ヶ岳まで)

大倉6:50→8:05堀山の家→8:25小休止(朝食)8:35→9:20塔ノ岳9:25→10:20丹沢山10:30→11:10棚沢ノ頭→11:50蛭ヶ岳

2013年6月23日 (日)

山行 大倉~塔ノ岳~丹沢山 丹沢打通作戦その1

 かみが帰ってきて、2週間ほど続いた兼業主夫から開放された。苦労を酌量してもらってか、久しぶりに丸1日思いっきり遊べる許可がでた。happy01いつもは行けない県外の山に登ろうと思い目標に定めたのは、甲武信ヶ岳から雁坂嶺を経て笠取山に縦走するコースだったが・・・

P1090342 大倉尾根を見上げる P1090344 紫陽花に見送られて

 6月22日(土)起床時刻は6時。見事に寝坊して、前述の計画は夢と消えてしまった。sad寝起きでもうろうとしながら大倉の駐車場に向かう。前々から「いつかはやろう」と考えていた丹沢主脈・主稜の縦走を決行することにした。秦野市大倉から山北町西丹沢自然教室までは約23kmで、ガイドのコースタイムは歩程12時間。この距離と時間を考えたとき、いつできるのか?「今でしょ!」rock夏至で日の長い今こそ、丹沢縦走を実践するのだ。「本作戦ヲ、丹沢打通作戦ト呼称ス」

P1090343 大倉登山口 P1090347 序盤戦は楽勝

 気を取り直して、7時前に大倉を出発。既にバスも回転していて、多くのハイカーが登山口に向かっている。前日までそれなりに雨が降っていたのでジトジトの登山道であるが、予想ほど酷くはない。抜いたり、抜かされたり塔ノ岳を目指す。下山してくる人もそれなりにいるが、暑い時季の低山は早朝登山が一番である。大倉尾根に年々多くなっているのがトレイルランの人たち。上りは早歩きで、下りは快走してくる。とにかく十人十色、多くのハイカーが塔ノ岳を目指している。

P1090349_2 笠雲は天候下り坂 P1090354 花立の辛い階段

 登り一遍の大倉尾根は、脚に負荷がかからないようダブルストックで臨んだ。昨年の11月に主稜縦走にチャレンジしたことがあったが、日が短い時季であったことと、脚を痛めて蛭ヶ岳から撤退したことがあった。(参照:http://yama-umi.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-05ec.html)花立下のベンチで遅い朝食をとってから、大倉尾根の名物花立の急階段を登る。背後からの陽射しが厳しいが、黙々と登るしかない。急階段を登り切った花立山荘前からは、表尾根や相模湾、湘南地域の展望が抜群であったが、振り返ると、残念ながら富士山は雲がかかって、出たり引っ込んだりを繰り返していた。

P1090359 塔ノ岳に到着 P1090360 左から蛭ヶ岳、不動ノ峰、丹沢山

 9時過ぎに塔ノ岳(1491m)に到着。なかなか良いペースでないの?山頂から北西方向に望む、不動ノ峰、丹沢の最高峰蛭ヶ岳、臼ヶ岳、檜洞丸と、これから歩こうとしている主稜の山々を睨む。これから行くからな。待っていろや!一杯水で渇きを癒して丹沢山へ向かうとした。

P1090365 丹沢山に向かう尾根 P1090367 東に宮ヶ瀬湖 P1090368 東南に大山と江ノ島

 塔ノ岳から花の終わったツツジの道を一旦急落して、鞍部から日高の小ピークを経て、一面に笹が広がる爽快な尾根道を丹沢山目指して進む。尾根上に自生するブナ、カエデ、シナノキなどの大木からは、初夏の風物詩でもあるエゾハルゼミが賑やかだ。この尾根道からは、晴れていれば西に富士山や蛭ヶ岳以西の丹沢の山々、東には相模平野の向こうに新宿副都心のビル街とスカイツリーまで一望だが、この日はスカイツリーは「何となく」程度のものであった。南側の湘南海岸方面の展望が良い竜ヶ馬場を過ぎれば、丹沢山へはひと登りである。

P1090374 丹沢山山頂 P1090371 今日もドロンですか?

 10時過ぎに丹沢山(1567m)へ到着。西の富士山はほとんど雲に隠れている。ここへ来て無性に喉が渇く。2ℓの水と500mlのお茶を持参したのだが、甘いソフトドリンクが飲みたくなった。お子様のようでる。山頂にあるみやま山荘に寄ってみると、冷蔵庫に冷やされた500mlのペットボトルが販売されていた。お値段何と1本500円也。うーむ。下界ならば150円、スーパーでは90円もしない値段のものが山上では500円とは。荷揚げのヘリコプターや歩荷のコストを考えれば仕方ないか。ちょっと贅沢気分に浸ろうと、カルピスウォーターをガブガブいってしまった。(つづく)

★コースタイム:3時間30分(丹沢山まで)

大倉6:50→8:05堀山の家→8:25小休止(朝食)8:35→9:20塔ノ岳9:25→10:20丹沢山

2013年6月22日 (土)

家で腐る親子

 ジメジメ・シトシトの昨今、rain外で遊べないので、朝から天然児とTV視聴・・・それも長くは続かず不快指数は上昇傾向。若い頃はかなりインドア(オタク)だったんですけどね。ゲームにアニメにプラモに・・・今は家では遊べません。ウトウトしようものなら、「これ幸い」と天然児がタコルームに侵入してPCやデジカメを悪戯し放題。何事にも興味津々なピーもちゃっかり天然児の肩にとまっています。annoy

130616_111256 コソコソ熱中する天然児とピー

 晴間をみて熱海市長浜海岸にやってきました。ここでは毎週土曜日の午前中に、地元の産物が並ぶ朝市が開催されています。アジの押し寿司が目当てなのですが、お値段は500円です。押し寿司といえば、大船軒、東華軒が湘南地域の駅で販売している駅弁が有名で、昔から慣れ親しんでいる味です。駅弁は、今ではかなり値上がりして1,000円ほどするのを考えれば、500円は安いものですね。fish

130615_143814 熱海市長浜海岸 130615_144334 BIGなシャボン玉に食いつく

 日差しも強く陽光が眩しい梅雨の晴間。梅雨前線が停滞していなければ、海開きしても良さそうな陽気です。渚ではウキウキくんになって入水しようとする天然児を抑えつつ、散歩を楽しみました。海岸ではシャボン玉おじさんが来ていて、訪れた人たちにBIGシャボン玉を体験させてくれました。

 暫し、夏の海を堪能できました。早く梅雨明けしないかなぁ・・・sun

2013年6月19日 (水)

ホタルが見頃です。

 梅雨真っ盛り、日中は蒸し暑くなってきましたので夕涼みがてらホタル見物に出かけました。ホタルは町内の公園でも見ることができるのですが、我が家では自然の中で飛び回る姿を見るために、秦野の山里に出かけます。

P1050073

 幹線国道から車でほんの5分入ったこの山里は、民家や外灯も少なく、ちょっと寂しいのですが、水田ではカエルが大合唱で迎えてくれます。水田周辺の小川や用水路にはポツポツとホタルの光が浮かび上がって、ときどきフワ~リ、フワ~リと辺りを飛び交っていました。

 近い将来、この山里付近を第2東名が通過する予定となっていますが、環境に配慮したインフラ整備が今日の建設業界のトレンドと信じて、この風情がいつまでも残ることを願っています。

2013年6月17日 (月)

山行 花は散るも初夏の山を堪能 檜洞丸その3

 檜洞丸から北西に延びる尾根を下る。大室山との鞍部に位置する犬越路まで下って、そこから用木沢沿いに中川川最上流部の白石沢に出合い、車道歩きで箒杉駐車場に戻る。

P1090258 山頂下の大展望 P1090256 最後のトウゴクミツバツツジ P1090266 葉ツツジ(五葉に注目)

 檜洞丸山頂からの下りは、木道の急階段を慎重に下りていく。山頂直下は崩壊しているので、木が疎らで大室山や西丹沢の山並み、富士山の展望は最高だが、ジェットコースターの最上部のようで高所恐怖症の身には堪える。踏み外し、転倒は命取りである。ちなみに、1、2週間前にこの辺りを彩ったシロヤシオ、トウゴクミツバツツジの花々は全て落ちていた。

P1090263 バイケイソウと芙蓉峰 P1090269 明るい爽やかな道

 裏丹沢神ノ川方面への道を分かれると、大笄(おおこうげ)、小笄(ここうげ)の小ピークを越えながら標高を落としていく。笄(こうがい)とは、江戸時代の女性が髪をかき上げるために使用した棒状の装身具であるが、イマイチピンとこない命名である。これら小ピークを越えた直後には梯子や鎖場があって、慎重を要するルートである。稜線上のブナやシナノキの樹林からは、エゾハルゼミの大合唱がやかましいくらいに聞こえていた。

P1090276 鎖場が多い P1090273 ジシバリ P1090282 ヤマデブリ

 少し標高が下がってくると、オレンジ色のレンゲツツジや白いアジサイの様なヤマデブリの花が見られ、足下には黄色いオオジシバリが咲いて、それに釣られてアサギマダラやアカタテハなどの蝶やハナマルバチが飛び交いそれなりに賑やかである。

P1090280 笹が深くなってくると・・・ P1090287 犬越路に到着

 やがて登山道の両側に人の背丈ほどの笹が生い茂ってくると、東海自然歩道が横切る犬越路の峠に下ってきた。用木沢方面から多くの人が登ってきていて賑やかである。ここは大室山と檜洞丸の分岐点となっているのだが、東海自然歩道歩きや犬越路を目的に登ってくる人もいるようだ。

P1090293 水清き用木沢 P1090295

 犬越路から石のゴロゴロした急な涸れ沢を下っていくと、河原の広い用木沢に至り、ここからは水清き用木沢の渓谷美を堪能しながら、河原や沢沿いの羨道を歩いて白石沢の車道に到着した。ここから箒杉まで県道を歩いたが、キャンプ帰りの車が多くて落ち着かず締りが悪い最後となった。最初から期待はしていなかったものの、山ツツジは微塵も残っていない檜洞丸であったが、見所いっぱいの山行であった。

★コースタイム:6時間45分(休憩含む)

箒杉駐車場5:20→5:30箒沢登山口→7:25石棚山→7:50テシロノ頭(小休止)8:00→8:50檜洞丸(小休止)9:05

→10:30犬越路10:35→11:20用木沢出合→11:40西丹沢自然教室→12:05箒杉駐車場

Photo

2013年6月14日 (金)

山行 山の上のムジナ 檜洞丸その2

 テシロノ頭(1491m)で遅い朝食をとった後、フキが群生する道を歩く。同角山稜への分岐点が近づいてきた頃、前方から動物が近づいてくる。鹿ほど大きくはない。イタチのようで、それよりはかなり大きい。ハクビシンかな?立ち止まって様子を窺っていると、そいつは登山道を真っすぐにこっちへ向かってくる。体高は低いが体長は中型犬よりは大きそうである。

P1090204 何だ? P1090205 丘を~越えて~ゆこよ~♪ P1090206 気づいてなさそうだ

 獣はこちらの存在には全く気づいていないようで、タッタカ、タッタカ、リズミカルに小走りしてくる。近づいてくると、ハクビシンやイタチではなく、鼻の長さが特徴のアナグマであることがわかった。アナグマは低山や丘陵地帯に生息するイタチの仲間で、穴を掘っては昆虫などの小動物を餌としている。欧州ではその毛皮を目的に狩りの対象とされ、日本では「ムジナ」と呼ばれて人々に身近な動物として知られてきた。しかし、近年は都市化の影響で生息域が狭まって、私自身、山間の道路などで車に轢かれた無残な姿と動物園で見た以外、自然の姿を見るのは初めてである。

P1090211 え? P1090208 見つめあう2人。こうなりゃコンクラ~ベだ。

 ムジナ君はついに私の足下までやってきて、ようやく道を塞いでいるこちらの存在に気づいたようで立ち止まった。逃げもせず、逆に威嚇もしない。獣にしては随分神経が鈍いようである。このまま登山道を進みたそうにこちらを注視している。こちらもあえて動かずに、愛らしい表情にカメラのシャッターを切る。1分ほどであったろうか、2人?だけの時間はとっても長く感じられた。

P1090209 あのさ、あのさ、道を譲ってくれないかなぁ? P1090212 先消えますね・・・

 やがて、どうにもならないのを悟ってか、ムジナ君は登山道を逸れてフキの中に消えていったが、その歩みは人間から逃れるというよりは、こちらの存在は忘れたかのように、マイペースでフラフラと蛇行運転であった。我が国では古来より、「タヌキかムジナ(あるいはキツネ)に化かされる」などと言われてきたが、狡猾さの欠片もない、むしろ愛らしい彼らのどこからそう思われたのであろうか?これは冤罪の匂いがする。

P1090231 芙蓉峰が大きい! P1090220 大室山(右)と道志山塊

 ムジナ君を見送って、同角山稜に分かれる鞍部を通過すると、再び登りとなり檜洞丸山頂は近い。所々、左手(西側)の展望が開けて、西丹沢の山並みの先に芙蓉峰がそびえている。西丹沢の山から望むその姿は近く、大きい。前方に近づく檜洞丸の左手前方には、檜洞丸に次いで丹沢第3の標高を有し、どっしりとした構えの大室山、更に道志の山々が見えている。

P1090236 テシロノ頭を振り返る P1090238 山頂部の木道 P1090239 古老もお元気そうで

 左手から西丹沢からのツツジ新道と出会い、山頂部のブナ林とバイケイソウの群落の中を延びる木道を歩くと、間もなく檜洞丸(1601m)の山頂に到達した。山頂には先行者が10人ほど休憩していたが、石棚山稜経由ではムジナ君以外、誰にも出会わなかったので、最短登頂ルートのツツジ新道から登ってきた人たちであろう。(つづく)

P1090245 山頂に到着 P1090250 青ヶ岳山荘 P1090252 雲上がる丹沢主脈

★コースタイム(上り):3時間30分

箒杉駐車場5:20→5:30箒沢登山口→7:25石棚山→7:50テシロノ頭(小休止)8:00→8:50檜洞丸

2013年6月13日 (木)

山行 蝉時雨の石棚山稜 檜洞丸その1

 丹沢第2の標高を誇る西丹沢檜洞丸。かつてはヤブこぎしながら登る丹沢の秘境といわれた山であったが、今となっては山麓にキャンプ場が次々と開設されて、とても賑やかな場所となっている。5月中旬からは、ゴヨウツツジ(シロヤシオ)とトウゴクミツバツツジが山頂付近を飾る花の名山であるが、年々知名度が高くなり、今年も5月26日(日)の西丹沢山開きには多くの人が詰めかけたようだ。しかし、その一方で山頂へのルートは何れも急峻なため、毎年事故が絶えない山であることを忘れてはいけない。

 ツツジの話題も消えた6月9日(日)、静かになったことを見越して檜洞丸に登ることにした。ハイカーで賑わう最短のツツジ新道や犬越路からのルートではなく、少々マイナーな箒沢から石棚山を経由したルートを歩く。石棚山稜は昨年の今頃、玄倉方面から歩いたが、蝉時雨のブナ林を歩く気持ちのよいルートであった。(参照:http://yama-umi.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/post-b5ae.html

P1090149 橋を渡ると登山口

 4時半に家を出て、早朝の空いたR246、県道76号を経て丹沢湖方面へ。5時過ぎに中川温泉奥に位置する箒杉の駐車場に車を入れた。身支度を整えて5時20分出発した。県道を少し歩いて、箒沢公園橋バス停前の中川川に架かる橋を渡ると檜洞丸への登山口である。キャンプ場の脇から板小屋沢沿いに山に入る。

P1090155 板小屋沢の道 P1090152 堰堤越えは慎重に P1090153 石の河原

 沢沿いを歩いて、梯子で高い堰堤を越え、流れのない石の河原を渡る。板小屋沢沿いの道は変化に富んでいるが、沢を離れて尾根に取りつくと、所々に鎖場もあるような急登となる。幸いにして、ルートは丹沢に多い暗い植林帯ではなく、明るい天然林で、オレンジ色の山ツツジや白く細かいカマツカの花がポツポツ咲いていた。

P1090175 ヤマツツジ P1090176 カマツカの花 P1090183 イモリン大発生中!

 標高約500mの箒沢登山口から高度を上げて1000mを越えると、板小屋沢ノ頭やヤブ沢ノ頭など小ピークのアップダウンが連続して少々しんどい。やがて樹相がブナに変われば石棚山稜は近い。ん?クモの巣かと思いきや、ブナ林には小さな芋虫が大発生していて、糸をたらしてブラリブラリしていた。足下も注意して歩くが、かなりの密度である。

P1090188 石棚山稜に至る P1090192 P1090199 バイケイソウ

 登山口から2時間ほど登って、右手より玄倉方面からのルートが出合うと、間もなくピークのはっきりしない石棚山(1351m)を通過する。ここからが石棚山稜で、広くなだらかな尾根上には見事なブナ林が広がっている。その根元にはバイケイソウやフキの群落や黄色いジシバリがチラホラ咲いていた。

P1090264 エゾハルゼミ P1090248

 ブナの林で迎えてくれたのは、初夏の名物エゾハルゼミの大合唱である。ミョーキン、ミョーキン、ケケケケケ・・・その独特の鳴き声は、霧の中や暗い樹林で聞くと少々不気味ではあるが、ここでは実に心地よい。鳴き声に反して小さく地味なエゾハルゼミの姿を見つけることはかなり難しいのだが、今回はバッチリカメラに収めることに成功した。蝉時雨に酔いしれながら、暫し小休止をとることにした。(つづく)

★コースタイム(箒杉~石棚山稜)

箒杉駐車場5:20→5:30箒沢登山口→7:25石棚山→7:50テシロノ頭(小休止)8:00

2013年6月11日 (火)

ドリームナイト・アット・ザ・カサイ

 6月8日(土)の夕刻、葛西臨海公園にやってきました。この日は、東京都の動物園協会が主催する「ドリームナイト・アット・ザ・ズー&アクアリウム」が開催されて、都内3動物園と1水族館が夕刻から障害児とその家族のために開放されました。以前、横浜動物園ズーラシアで参加したことがありましたが、(参照:http://yama-umi.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/post-fba8.html)天然児は大の水族館好みなので、今回は葛西水族館を選びました。fish

P1090099 葛西臨海水族園 P1090093 ターボ全開で一騎駆け P1090098 ネズミの巣ですか

 葛飾柴又から環七通りを南下して、30分ほどで葛西に到着。開園時間よりかなり早く着いてしまったので、臨海公園内を散歩することにしました。他の場所ではひっくり返って抵抗する天然児ですが、雰囲気を汲み取ってウキウキくんになって水族館の外周を歩いてくれました。お散歩ワンコに手を出したり、イッチャリングのカップリングにちょっかい出したり。まあたまにはそんな刺激も必要でしょう。wink

P1090103 今回、私のツボはこの子。穴から出てきては大きな魚眼で人を観察していました。

 17時30分に入場開始となり入口は長蛇の列。神奈川県西部から来ているくらいですから、都下、千葉からワンサと来ているんでしょう。それにしても、いろいろな天然児がいるものです。ひっくり返って、自分の殻に籠って、車椅子やベットに寝たきりの子も。んーーー日頃、自分が人一倍苦労を背負っていると思っている山笑ですが、上には上がいるものです。子供たちや親たちが気兼ねなくゆっくり動物や魚を楽しむ夕べ。こういう機会はありがたいものですね。think

P1090119 泳ぐ~泳ぐ~オレたち~ P1090121 流れる汗は水に溶け・・・

 葛西臨海公園といえばマグロ!巨大な回遊水槽に1mほどのクロマグロがグールグール。自然界では2、30年は長生きして、体長は3m、体重400㎏にまで成長するそうですが、残念ながら飼育環境では壁面の衝突によって、最長寿命は9年だそうです。そりゃあ、何だって自然の姿が一番ですが、こうして天然児がマグロの泳ぐ姿を拝めるんですから有難いものですよ。

P1090109 いつかたどり着いたら、君の食卓にあがるだろ~♪(解体ショーではありません)

 葛西臨海公園には、アシカやイルカなどの海獣はいませんが、魚類の展示は世界中の海を再現していて、なかなかのボリュームです。しかーし、水族館=海獣の固定観念しかない天然児。ワクワクさんになって、先へ先へと進もうとします。こっちは魚をゆっくり観たいのにね・・・

P1090127 皆の衆飯の時間じゃ! P1090129 P1090133 オレにもくれ~

 天然児の期待は膨らむばかりなので、ここらで腹を膨らませて帰ろうということで、天然児たちのドリームナイトは終幕となりました。普段、山野を歩かせようとすると苦労しますが、意外と電車など刺激物の多い都内は楽かもしれませんね。ルートマッピング能力には要注意ですが。

P1090146 いや~楽しかったぞい。

2013年6月10日 (月)

映画の舞台と古戦場

 私、生まれも育ちも神奈川二宮です。・・・人呼んで天然児と発します。その天然児とやって来たのは、映画「男はつらいよ」シリーズの舞台、葛飾柴又の帝釈天です。言わずと知れた東京屈指の観光名所ですが、近年ではスカイツリーとの相乗効果もあって、多くの人出で賑わっているようです。

P1090050 スカイツリー P1090052 帝釈天で通っていますが P1090058 経栄山題経寺だそうです。

 帝釈天の参道には、看板の古いお食事処やお土産屋さんが軒を連ねています。香ばしい匂いが漂うに参道商店街には、名物の草団子の他、お煎餅、飴玉、佃煮などが売られていました。匂いに弱い天然児は、あっちの店をのぞいちゃ「オエッ」、こっちの店をのぞいちゃ「オエッ」とかなり営業妨害していました。

P1090066 情緒あふれる参道 P1090068 寅さんの実家です。

 賑やかな参道にこびりつく天然児ですが、天の助け、ワイワイ、ガヤガヤと草野球の一団が通りかかりました。この一団に釣られて、車を駐車した江戸川河川敷に戻ってきました。ランナーや自転車がひっきりなしに行き交う堤防を越えると、広々とした河川敷は多くの人がスポーツや散歩を楽しんでいます。この日、蛾次郎は寝転んでいないようです。

P1090070 何だ何だ? P1090088 広いってだけで楽しい♪ P1090076 ちょうど見頃の花菖蒲

 ちょうどこの場所は、対岸の千葉県松戸市の矢切地区とを渡す渡船場、「つれて逃げてよ~♪」の歌い出しで有名な矢切の渡しです。穏やかな水面を手漕ぎの渡し舟がのんびり渡る一方で、付近には車両の往来激しい国道6号や京成スカイアクセスが川を渡っています。昔の生活の足は今や観光船として残されています。

P1090084 矢切の渡し P1090087 時の流れを感じますね。

 対岸の矢切から少し下流の市川市国府台付近では、1538年と1564年の2度、房州から攻め寄せた里見氏と当時江戸を治めていた小田原の北条氏との間で、関東の覇権を懸けた激戦が行われました。この国府台の戦いで矢尽き刀折れ敗れた里見氏にちなんで、矢切(矢をきらす)という地名が残ったそうです。

P1090085 つれて逃げてよ~

2013年6月 6日 (木)

大忙しの浦賀水道

 5月26日(日)に東京湾口で外道会を行いました。前回のライトタックルアジGW中で1ヶ月も開いていませんが、前回が惨敗だったので、会員から「1日も早いリベンジを!」との要望を受けての企画でした。(当然かみからは文句タラタラでしたが)今回は浦賀水道に生息するビックサイズのアジをビシ釣りで狙います。

 今回お世話になった船宿は久里浜港の鈴福丸さんですが、ビシアジ専門の船宿ということで、試行錯誤の末に選定させてもらいました。船宿が客商売ということを自覚してお客に対して丁寧に接してくれるか、自然相手なので釣果に結びつかなくても釣らせようとする努力が感じられるか、船の設備はある程度しっかりしているか等々、会員が気持ちよく釣りを楽しめるよう、船宿の選定はある意味博打的であり、幹事としては悩みどころであります。 

 鈴福丸は通年アジの乗合船を出していますが、今回は7人+中乗りさん(大船頭の長男でサラリーマン)の合計8人で、当会久しぶりの仕立船です。仕立船は大船頭(乗合船頭の親父さん)が担当です。船も親父さん同様に年季が入っていて、出船前のエンジンの調整に時間を要していました。その間、うちのメンバーは道具を手入れしたり、久しぶりに会う人がいれば近況を交わしたりと和やかな雰囲気で出船を待ちます。この和やかな雰囲気が仕立船の良さですね。

 エンジンも快調に7時過ぎに出船となりました。船は久里浜港外に出ると、南東に向かって東京湾を横断していきます。航程20分ほど、浦賀水道の航路ド真中のポイントで開始となりました。水深は100mで底から4~5mがタナとのこと。第1投でビシを落としてみると、500gもある130号のアンドンビシがほぼ真横に落ちていきます。この日は大潮ともあってか、潮の干満差が大きい東京湾口である浦賀水道の潮流はハンパじゃないようです。

130526_112337 浦賀水道ど真ん中 130526_134507 大型船の往来は壮観です。

 リールのカウンターを見ると、仕掛はかなり流されているので、着底して糸ふけを取ってもタナ取せず、何度か竿を煽って仕掛が船の真下まで来たらタナ取りをします。2、3度繰り返してコマセが効いてくると、タナを取った瞬間に大きな当たりがありました。慎重に中速で巻き上げると30cmほどの良型のアジが取り込まれました。アジの食いは活発のようです。

130526_085715 良型のアジだ! 130526_083404 嬉しい忙しさが続きます♪

 この後、平均35cmの大アジが釣れ続くことになり、2、3時間でクーラー満タンの予感がしますが、そうは問屋が卸さない。何せ潮が早いので、隣人はまだしも、2人向こう、反対側とお祭しまくります。仕掛の損耗著しいのですが、幸い船宿の提供する仕掛は2組100円なので、解く時間を惜しんで仕掛は切ってしまいます。食いの良い時合いこそが大切なのですから。仕掛が確実に落ちればアジは必ず食ってきます。お祭を解いているか、アジを釣り上げているかの忙しい釣りとなりました。

 時々、アジに交じって丸太棒のような大サバが顔を出してくれますが、これが東京湾名物の美味しいマサバで、シメサバ、塩焼き、味噌煮とアジ以上に嬉しいお土産になります。「サバだ!サバだー!」嬉しい声が上がります。

130526_122747 おがさわら丸 130526_122942 この日は珍しく久里浜寄港の日だったようです。

 お昼頃に時合いが過ぎたか、当たりが少し遠退くとポイントを変更、観音崎近くまで北上します。水深は70mほどのポイントでは25cmくらいの中アジがポツポツ釣れましたが、潮の流れが緩くなって、食いは先ほどではありません。前回の止まり潮での惨敗を思い出すと、アジの食いは潮流に左右されることが良く分かります。

 14時に少しだけ早上がりして、結果はアジ36とサバ5、ニギスとトラギスがおまけです。アジ、サバ共に大きいのでクーラーは満タンでした。贅沢を言えば、もう少しのんびり釣りを楽しみたかったかな。

2013年6月 3日 (月)

林間の白い恋人すずらん

 GWの頃、三ツ峠から御坂山地を歩いたとき、下山したところが笛吹市の芦川地区でした。ここにはすずらんの群生地がありますが、GWの頃は全く咲いていませんでした。地区のすずらん祭りは6月1、2日で開催されるとのことでしたが、今年は何をとっても早咲きのようなので、1週早い5月25日(土)に見物に行ってきました。

P1080942 河口湖畔大石公園からの芙蓉峰 P1080941

 河口湖北岸の大石地区から御坂山塊を貫く若彦トンネルを抜けると、山懐に抱かれるような上芦川の集落があります。先ずは農産物直売所に寄って腹ごしらえです。ぼた餅やら田舎寿司を買って食べました。

P1080968 水ヶ沢林道上部から見た釈迦ヶ岳

 前回歩いて下ってきた水ヶ沢林道を、今回は車で上がっていきます。標高1200~1300mに位置する白樺や赤松の林間からは、早くもエゾハルゼミの鳴き声がチラホラと聞こえていました。ミョーキン、ミョーキン、ケケケケケ・・・「初夏の山に来たなぁ」と感じる瞬間ですね。

P1080965 白樺林の群生地 P1080960 清楚な花は恋人の理想像?

 白樺樹林に広がるすずらん群生地。遊歩道を歩いてみると白く小さな釣鐘状のすずらんの花がチラホラと咲いています。すずらんは葉が大きく花が小さいので、他の花のように「満開だ!」という驚きはありません。静かに、清楚に、そして健気という言葉がぴったりなその姿は、当に恋人の理想像とでもいえましょうか。ちなみに花言葉は「純潔、純愛、幸福の訪れ」だそうです。ルルルンルンルン、ルルルンルンルン、ルルルンルンルンルンルン♪

P1080956 イカリソウ P1090034 ギンラン

 さて、群生地にはすずらん以外にも、イカリソウやギンランなど下界ではお目にかかれない珍しい草花が咲いて、訪れる人々の目を楽しませてくれました。

 さて、元恋人かみにすずらんの土産話をにしたところ、珍しく食いついてきたので、昨日6月2日(日)に再び訪れることになりました。昨日、一昨日と、すずらん祭りが開催されていたので、人出とエゾハルゼミの鳴き声は前回の10倍でしたが、肝心のすずらんは既に終わりに近く、前回の1/10くらいの咲き振りでした。イベントの企画も花の見頃にあわせるのは難しいですね。

2013年6月 2日 (日)

ブタ饅食べたらさようなら ブラ神戸その3

 楠公さんを後にして元町方面へ東へ進みます。ハーバーから随分歩いてきましたが、アウツな架け橋屋さんの片手には常に缶チューハイが握られています。やがて道沿いに風変わりな建造物を見つけました。洋館のようで、教会のようで、それでいて外壁の所々に仏像の彫刻が施されています。看板には本願寺神戸別院と書かれています。これお寺なんだぁ!後で調べてみますと、大正時代に火災で焼失したときに建てられたもので、通称「モダン寺」と呼ばれているそうです。いかにも神戸らしい。

P1080922 モダン寺 P1080923 花隈城跡 P1080927 走る列車の向こうにポートタワーが見えました。

 さらに東へ向かって歩くと左手に石垣の壁があります。この石垣は大阪からの電車の車窓で見つけて、かなり気になっていた場所です。「花隈公園」と記された石碑が置かれているだけですが、ピンときましたよ~!ここは間違いなく花隈城があった場所なのです。この花隈城は、織田信長から摂津国の統治を任された荒木村重が築城したもので、10年後に荒木村重が織田家に反旗をひるがえしたときには、近隣の有岡城、尼崎城と共に抵抗拠点となりました。有岡、尼崎の両城を陥された村重はこの花隈城に逃れ、ここも池田恒興に攻められると、開城して毛利領へと逃れて歴史上から姿を消しました。

P1080928 ガード下を歩く P1080934 元町中華街の南京広場

 元町までガードしたの商店街をあるいて、元町の中華街にやってきました。横浜元町の中華街の規模ほどではありませんが、多くの中華料理店が軒を連ねています。店先では中華饅頭、餃子、チマキ、ラーメンなどが露天で販売されていて、気軽に食べ歩きすることができるのです。訪れた人々は、それらを手に中心の南京広場に集います。もちろんお酒の補充は欠かしません。

P1080933 架け橋屋さん一押しのブタ饅

 日が暮れるまでここで語り明かし、名残惜しくも、再会を約して三宮駅でお別れとなりました。半日という短い時間でしたが、よく歩き、よく見て、よく食べ、よく飲みました。また遊びに行きますね。・・・もとい仕事のついででした。

2013年6月 1日 (土)

嗚呼、大楠公戦死の地 ブラ神戸その2

 神戸の港湾部から離れて、繁華街に向かいます。目指すは福原、新開地・・・と、まあ、なかなかそんな男気はありません。

P1080918 楠公さんにやってきました。

 神戸駅近くにある湊川神社にやってきました。ここは1336年に後醍醐天皇の建武の親政に反旗をひるがえし、九州で力を得て京都に攻めあがってきた足利尊氏の大軍を楠木正成が迎撃した場所です。

 楠木正成は当初、足利の大群に正面から挑む戦術を愚として、足利軍を一度入京させて、油断をしたところを新田義貞軍が比叡山から、自分が河内から挟み撃ちする作戦を上申しますが、戦を知らない天皇の側近たちは、「天皇を都落ちさせて京を戦火で灰燼にさせることは許さず。」とこれを一蹴してしまいます。

 死を決意した正成は、出陣の折、桜井の駅(大阪府島本町)で嫡子正行に生き残り天皇への忠義を貫くよう諭して、河内の本拠に帰らせました。この「桜井の別れ」という伝承は、戦前の忠君愛国の教育を受けた人は誰もが知っている名場面です。

 その後、5万、10万といわれる足利の大軍と楠木勢僅か700騎と新田義貞らの1万ほどの朝廷軍は摂津湊川で会戦となりました。圧倒的な兵力と水陸連携した足利軍の布陣に、新田軍本隊は戦半ばで戦況不利を悟って撤退し、これを戦場から逃すために楠木勢は戦場に踏みとどまって善戦した後、生き残った正成、弟正季ら一族郎党ことごとく自害して果てました。

P1080920 楠木正成の墓所

 楠木正成の最後まで天皇への忠義を貫いた姿勢は、幕末維新の勤皇家たちの信仰を集め、明治になって正成が戦死したこの地に湊川神社が創建されました。今では「楠公さん」と呼ばれて地域の人々に親しまれています。また、戦前の修身教育に忠君の鏡として採用されたことによって、楠木正成の名は国民に深く愛されることとなりました。それとは反対に、足利尊氏には逆賊としての悪者イメージがつきまとうことになります。

 太平洋戦争終戦時、連合艦隊の参謀長であった宇垣纏中将は、最後の特攻隊を編成して自ら機上の人となりました。この行動を軽挙として思いとどまるよう進言した部下に対して、宇垣は「湊川だよ」と一言つぶやいたといわれています。彼の決断については、賛否両論に分かれるところなのですが、正成の遺徳が戦中戦前を生きた人々の思想に影響していたかを現すものかと思います。

P1080919 境内はお祭の準備中

 折りしも、5月26日には楠公武者行列というお祭が開催されるとのことで、境内は準備に慌しい状況でした。本殿に参拝した後、裏手の木立に囲まれた正成の墓所に手を合わせると、何やら身の引き締まる思いでありました。(つづく)

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