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2013年6月25日 (火)

山行 蛭ヶ岳~臼ヶ岳~檜洞丸 丹沢打通作戦その3

 蛭ヶ岳で昼食がてら小休止。カップリングはこれから甘いランチタイムのようであるが、こちらは独り菓子パンを頬張って出発だ。(どうしても卑屈になってしまう。)ガイドでは檜洞丸までは3時間余で、そこから西丹沢自然教室までは2時間余りである。一服してお昼過ぎに出れば、19時前の最終バスに充分間に合いそうだ。

P1090411 縦走路を睨む P1090410 大室山の右手に道志山塊、遠くに小金沢連嶺

 蛭ヶ岳山頂からは、晴れていれば360度の大展望が得られるが、北西に連なる西丹沢や道志の山々はどんより曇った空の下。南の鍋割山稜や箱根方面も雲に包まれてきている。何やら怪しい雲行きである。夏山は午後雷雨が発生することが多いので危険だ。

P1090408 危険らしい P1090416 納得(汗) P1090427 臼ヶ岳尾根

 蛭ヶ岳から高度差300mの急斜面を下っていく。所々、ヤセ尾根上の鎖場や低木に覆われたやや不明瞭な小道を歩く。ここまでかなり疲労も蓄積しているので、慎重な行動を心掛けていかないと命取りだ。危険箇所を証明するように、頂上直下の鎖場を下ったところに小さな慰霊碑が置かれていた。風通しが良い鞍部を越えると、ミカゲ沢ノ頭に少し登り返して、ブナの大木に覆われた臼ヶ岳の平らな尾根上を歩く。

P1090431 ヒメシャラの森 

 蛭ヶ岳から先の縦走路では、ハイカーに出会うことは想定していなかったのだが、ポツポツと対向者が蛭ヶ岳を目指して渡ってくる。日照時間の長い時季ならではなのだろう。臼ヶ岳の山頂で改めて時間配分を確認し、ユーシンロッジに下る尾根と分かれて西に転進する。臼ヶ岳からの下りはブナに交じってヒメシャラの樹が目立つ。私は夏に咲くこの白く清楚な花が大好きだ。身近で愛でたいと思って猫の額に2度植えたが、土が合わないのか、それとも潮風が良くないのか、その度に枯らしてしまっている。

P1090419 おなじみのジシバリ P1090412 ヤマオダマキ

 樹林の根元には、黄色いジシバリの花が群生し、希にすらっとしたヤマオダマキの赤い花が咲いている。突然、けたたましい鳴き声で空に目を転じると、尾根上の樹林スレスレのところを、大きな鷹が2羽のカラスに追われて横切っていった。大きな成りをした鷹でも狡猾なカラスには敵わないらしい。さながら丹沢上空の大空中戦である。

P1090436 神ノ川乗越 P1090442_2 金山谷乗越 P1090434 慎重に(汗)

 臼ヶ岳から下った鞍部は神ノ川乗越と呼ばれ、進行方向右手の道志川方向が大きくガレていた。更にその先の鞍部である金山谷乗越では、ルート上の崩壊が著しく、架設橋やら登り梯子などが器用に組合わせれていた。

P1090448 立ち枯れブナ P1090449 振り返ると蛭ヶ岳は随分遠くに

 金山谷乗越から檜洞丸に登り返す。体力を消耗し切っている体に連続する急階段がの北の道志山塊方面から雷鳴が聞こえてきたので、否が応でも先へ先へ進んでしまう。多少の雨なら気にならないが、尾根上の雷雨は敵わない。見上げれば雲が怪しげな動きを繰り返している。左手の同角ノ頭にも雲がかかり始めた。追いつかれるか・・・

P1090452 ヤ、ヤバイ P1090453 後は西丹沢まで下るだけだ!

 遠雷に追われながら人気のない檜洞丸に到達した。休憩はとらずに西丹沢自然教室への最短ルートツツジ新道へ向かう。ここから先はひたすら下るだけだ。(つづく)

★コースタイム:7時間40分(檜洞丸まで)

大倉6:50→8:05堀山の家→8:25小休止(朝食)8:35→9:20塔ノ岳9:25→10:20丹沢山10:30→11:10棚沢ノ頭→11:50蛭ヶ岳(昼食)12:00→12:55臼ヶ岳13:05→13:45金山谷乗越→14:30檜洞丸

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