ブタ饅食べたらさようなら ブラ神戸その3
楠公さんを後にして元町方面へ東へ進みます。ハーバーから随分歩いてきましたが、アウツな架け橋屋さんの片手には常に缶チューハイが握られています。やがて道沿いに風変わりな建造物を見つけました。洋館のようで、教会のようで、それでいて外壁の所々に仏像の彫刻が施されています。看板には本願寺神戸別院と書かれています。これお寺なんだぁ!後で調べてみますと、大正時代に火災で焼失したときに建てられたもので、通称「モダン寺」と呼ばれているそうです。いかにも神戸らしい。
モダン寺
花隈城跡
走る列車の向こうにポートタワーが見えました。
さらに東へ向かって歩くと左手に石垣の壁があります。この石垣は大阪からの電車の車窓で見つけて、かなり気になっていた場所です。「花隈公園」と記された石碑が置かれているだけですが、ピンときましたよ~!ここは間違いなく花隈城があった場所なのです。この花隈城は、織田信長から摂津国の統治を任された荒木村重が築城したもので、10年後に荒木村重が織田家に反旗をひるがえしたときには、近隣の有岡城、尼崎城と共に抵抗拠点となりました。有岡、尼崎の両城を陥された村重はこの花隈城に逃れ、ここも池田恒興に攻められると、開城して毛利領へと逃れて歴史上から姿を消しました。
元町までガードしたの商店街をあるいて、元町の中華街にやってきました。横浜元町の中華街の規模ほどではありませんが、多くの中華料理店が軒を連ねています。店先では中華饅頭、餃子、チマキ、ラーメンなどが露天で販売されていて、気軽に食べ歩きすることができるのです。訪れた人々は、それらを手に中心の南京広場に集います。もちろんお酒の補充は欠かしません。
日が暮れるまでここで語り明かし、名残惜しくも、再会を約して三宮駅でお別れとなりました。半日という短い時間でしたが、よく歩き、よく見て、よく食べ、よく飲みました。また遊びに行きますね。・・・もとい仕事のついででした。
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