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2013年7月 4日 (木)

山行 霊気漂う山域にて 大山三峰山その2

 大山三峰山へ向かう沢沿いのルートは、ヤマビルの巣窟であった。逃げるようにペースを速めて斜面を登り詰めると、大山から唐沢峠を経て延びる尾根に出た。目の前には三峰山の南峰が立っている。ここから尾根上を進んでいくと、左手の唐沢川側が切れ落ちている箇所が多くなり、急斜面や崩壊場所は鎖のアシストが設けられている。

P1090503 三峰山は近い P1090517 霊気漂う尾根道 

 北向きに登り詰めて尾根が左に折れると、右手の谷太郎川側も切れ落ちて、いよいよナイフリッジのヤセ尾根である。高度差は小さくなったものの、小ピークの連続で、鎖や梯子を頼りにアップダウンの繰り返しとなった。折から雲がかかったらしく、左右の深い谷間にはガスが立ち込めて、何やら霊気すら感じさせる。尾根上はヤマボウシやモミなどの樹林に覆われているため展望は皆無だが、アセビの低木帯の小ピークの頂上に立ってみると、谷向うの大山の北尾根上を雲が次々と越えて壮観な景色であった。

P1090506 こんな箇所が連続する。 P1090511 三峰南峰山頂

 慎重にヤセ尾根を渡っていくと、ピーク上のこじんまりとした広場となり、そこが三峰山の最高峰である南峰(935m)の山頂であった。標柱の横には石仏が祀られていた。山頂のベンチに腰をかけて、登山靴を脱いでみると、ポロリと中からヤマビルが2匹転げ落ちた。そのうち1匹は丸々太っていて、どうやら血を吸われてしまったようである。血を吸ったヒルは、その栄養で産卵をして増殖してしまうので、残酷だが南斗石包丁で死んでもらった。注意はしていてもつけ込んでくる何とも天晴れなヤツである。(ヤマビルを詳しく知りたい人には、山笑御用達のヤマビル研究会HPを紹介する。http://www.tele.co.jp/ui/leech/

P1090514 あー、や~ら~れ~た~ P1090523 唐沢峠付近のモミの木

 ヤマビルを駆除した後、三峰山南峰から来た道を引き返す。復路はヤマビルの多い沢筋はやめて、尾根を直進して唐沢峠を目指した。唐沢峠までは、木の根が張り出したヤセ尾根を通過する一方で、モミの巨木が立つ広いピークなどもあって、こういう場所では方向を見失いやすいので要注意である。

P1090526 さらばミツミネ

 唐沢峠に到達すると、今回は大山へは向かわず大人しく不動尻方面へ下る。植林帯の幅のある歩きやすい道なので、下りトレイルランナーの本領発揮で一気に駆け下りた。余勢を買って、二の足林道も走って下った。広沢寺温泉駐車場に戻ると、それを見透かしたようにかみから着信あり。「朝っぱらから何処行ってんのよ!ちょっと出かけたいんだけど、早く戻ってきてくれないかな。」これが本当の山の神である。

★コースタイム:3時間35分(休憩含む)

広沢寺温泉5:40→5:55二の足林道ゲート(水場)6:00→6:25不動尻→7:15唐沢峠分岐→7:40三峰山南峰7:50→

8:05唐沢峠分岐→8:30唐沢峠→8:50不動尻→9:15広沢寺温泉

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