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2013年7月19日 (金)

猛暑の地で涼しいウォーキング?

 7月2週目は梅雨明けと共に館林、熊谷、甲州、多治見など最高気温ワースト地域では、連日軒並み38、39℃の猛暑日を記録しました。住民でない限りそんな暑い場所にわざわざ飛び込むようなことはしたくないものですが、ババの依頼で甲府盆地へ桃を買いに行くことになりました。

 7月13日(土)、シルバーコンビと天然児を乗せた軍馬は、河口湖から若彦トンネルを貫けて「すずらんの里」芦川の農産物直売所へ入ります。すずらんが我が家のマイブームとなったお陰で、この地を訪れるのは今年5回目になります。ババ御用達の農産物直売所には、地場の野菜、山菜、おこわや草団子など田舎の惣菜が並んでいます。

P1090600 芦川農産物直売所

 芦川から鳥坂峠を越えて甲府盆地に下ると、桃源郷と呼ばれるほどの桃畑の中を走ります。笛吹市一宮の直売所で贈答用の桃と自宅で食べる分のアウトレット桃を購入して任務完了。軍馬の荷室は桃や野菜でいっぱいになりました。が、ただの買い物ツアーで終わらないのが山笑流です。

P1090610 ぶどうの丘

 一宮から東へ向かうと周辺は桃からぶどう畑に変わります。ワインの産地として有名な甲州市勝沼にやってきました。前日は39℃を超える猛暑を記録した勝沼ですが、この日は幸いにして30℃ほどのしのぎ易い陽気でした。甲府盆地を見下ろす小高い「勝沼ぶどうの丘」でランチタイムです。肉料理にご当地名産のワインといきたいものですが、芦川で買ってきた田舎惣菜とお茶がメニューです。その名のとおりぶどう畑に囲まれた「ぶどうの丘」はワインカーヴ、ホテル、温泉、美術館等の複合施設で、多くの観光客が訪れていました。

P1090616 EF64が出迎えてくれます。

 「ぶどうの丘」から程近いJR勝沼ぶどう郷駅。国中(甲府盆地)と郡内(大月・都留周辺)を隔てる大菩薩連嶺の山麓に位置するこの駅は、西進する中央本線の列車がこの山地を貫く笹子トンネル、深沢トンネル、大日影トンネルを抜け、甲府盆地に出て最初の停車駅になります。この駅の構内には、廃線となった旧大日影トンネルを利用した遊歩道の入口があります。

P1090620 スイッチバック時代の名残 P1090621

 駅前の駐車場から線路に沿って、スイッチバックだった頃のプラットホームなど旧線の名残を見ながら歩いていくと、大日影トンネルの開口部です。大日影トンネルは明治36年に笹子トンネルと共に開通し、中央本線は八王子から甲府へと延伸しました。昭和6年の電化、昭和43年の新大日影トンネル開通による下り専用化を経て、平成9年の新大日影トンネル複線化によって役目を終えました。その後、JRから地元に譲渡され、平成19年からトンネル遊歩道として整備されました。

P1090623 左が新日影下り線、右が旧日影トンネル P1090634 こんな感じで30分

 トンネル遊歩道は全長1.4kmで、片道30分ほどのコースです。トンネルの中は真夏にもかかわらず空気がひんやりとしていて気持ちよく歩けます。温度計は18℃を指していましたが、外界とは10℃ほどの温度差があります。坑内には標識や計器類が残されていますが、一部は心無いマニアによって持ち去られたのでしょう解説の標示だけが虚しく残されていました。トンネルの壁面は煉瓦張りとなっています。煉瓦の表面が一部煤けたように黒ずんでいるのは、蒸気機関車の煤煙が付着し残ったもので、1世紀の時を経て非電化時代を我々に語りかけてくれます。

P1090650 標示類も残されていますが・・・ P1090661 心無い行為も

 トンネルを抜けると目の前には深沢トンネルの坑口が見えていますが、こちらは坑口が塞がれていて、先述の甲州市「勝沼ぶどうの丘」が運営するワインカーヴとして利用されているそうです。坑口には小さな案内所があってワインを購入することができます。

P1090639 出口の先に深沢トンネル P1090640 こちらはワインカーヴになっています。

 往復約1時間のウォーキング。暑さ厳しいこの季節は何かと家でゴロゴロしがちですが、ちょうど良い運動になりました。天然児も線路に釣られて抵抗なく1時間歩いてくれました。今後もこういう場所を探して少しでも歩かせようと思います。

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コメント

トンネルと聞くと思い出す・・・
あの恐怖の体験・・・

ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

今年の夏は山ノ神で涼みましょうか。

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