« 渓谷美と岩峰を訪ねて | トップページ | 台風襲来! »

2013年9月15日 (日)

野辺山のコスモス列車

 八ヶ岳山麓、野辺山といえば、日本の鉄道で最も高所を走るJR小海線ですが、その小海線の鉄道最高地点の近くに知る人ぞ知るミニ鉄道があります。野辺山SLランドという小さな遊園地には、1周350mのナローゲージが敷設されていて、そこを可愛らしいタンク機関車が汽笛を響かせて走っています。

P1100946 野辺山SLランド

 この機関車、戦後間もない1948年、ベルギー製で、台湾の製糖工場でサトウキビの運搬で活躍していましたが工場は閉鎖。昭和61年にこの野辺山にやってきて、第2の人生をスタートしました。太平洋の空遠く輝く南十字星、黒潮しぶく椰子の島。南国台湾から夏でも冷涼な野辺山高原にやって来たSLは、ちょうど野辺山のレタス農家をフィリピンや東南アジアの人たちが担っている現状に似ていますね。

P1100950 コスモスの向こうに奥秩父の山々

 展望車と客車の3両編成のSLは、1時間に2本間隔でゆっくりと園内を周回します。線路沿いには満開のコスモス。窓を開けているとコスモスの花が車内に垂れ込んでくるほど良く咲いています。車窓からは眼下に広がるレタス畑、その先には高原の針葉樹林、飯盛山、遠景には瑞牆山と小川山など奥秩父の山々が望めました。

P1100961 沿線のコスモスをかすめて走ります。

 SLの他にも日によっては木曽の森林鉄道で働いていた小さなディーゼル機関車も走るとか。野辺山SLランドはそんな小さな機関車たちが余生を送る養老院のような気がしました。清里や野辺山にドライブの際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。但し、冬季は休園となるらしいのでご注意ください。

野辺山SLランドHP:http://www.ytg.janis.or.jp/~slland/index.htm

« 渓谷美と岩峰を訪ねて | トップページ | 台風襲来! »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1468968/53264725

この記事へのトラックバック一覧です: 野辺山のコスモス列車:

« 渓谷美と岩峰を訪ねて | トップページ | 台風襲来! »