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2013年10月20日 (日)

山行 奇岩の仙人郷 金峰・瑞牆山その4 

 金峰山から下った足でそのまま瑞牆山へ歩いている。天鳥川を渡った桃太郎岩の脇からいよいよ登りである!・・・が、足はガクガクである。ストックを取り出して足を庇いながら登ることにした。山頂への道は小さな沢に沿って真っすぐ延びる岩場中心の急登である。既に下りのハイカーが次々と対向してくる。登り優先のルールなのでその都度譲られるが、疲労困憊で逆に先行してもらった。

Dsc00530 登山道の紅葉 Dsc00533 Dsc00569

 瑞牆山は遠くから遠望すると、我が国では特異な花崗岩が林立する奇妙かつ勇壮な姿をしている。黒い森が鬱蒼としている隣の小川山とは対照的である。その岩峰に雲がかかったりすれば、仙人郷のような幽玄なる姿を見せてくれる。また、その「みずがき」という名前が素人にはピンと来ない。みずがき=瑞垣ならば、神社など神域を囲む垣根を指す。先述のとおり、昔の人々は金峰山を神々の居所として崇めていたことから、その周囲を囲む垣根が当にこの瑞牆山なのである。

Dsc00595 自然公園からの瑞牆山 Dsc00535 気持ちはわかるけど・・・

Dsc00539 正直者だけが通り抜けられる?

 沢の源頭部は紅葉で彩られて、我々ハイカーの目を楽しませてくれた。樹林越しには先に登ってきた金峰山の五丈岩が見えている。沢の上部はいよいよ花崗岩の岩峰に挑んでいく。登山道は露出した岩を攀じ登っていく感じだ。やがて左手に仰ぎ見るような巨大な一枚岩がニョッキリ出現するが、これがこの山で最も有名な大ヤスリ岩である。この岩の右下を回りこんで、さらにゴロ岩の急坂を赤いペンキの矢印を頼りに渡っていく。

Dsc00540 山頂直下の急登 Dsc00541 大ヤスリ岩を見上げる Dsc00567

 大ヤスリ岩の上部でみずがき山自然公園からの道と出合い、そこから右手にシャクナゲの生い茂る道を進むと、間もなく瑞牆山の山頂(2230m)に到達した。山麓から見上げると到底登ることは不可能のように見える山でも、頂に立つことはできるものである。登山ルートを開拓した先人には改めて畏敬の念が生じる。この山も日本百名山の1峰なので、山頂には多くの人が憩っていた。私のような単独行から老若男女20名以上のグループもいる。

Dsc00548 賑わう瑞牆山山頂 Dsc00552 小川山(左)と金峰山(右)は雲の中

 展望はというと、あいにく金峰山や小川山は雲で隠れ始めていた。花崗岩の集合体である瑞牆山自身を改めて山頂から見下ろすと、春の若竹が競うが如く一斉に天を目指すように、大岩が生きているが如く天に延びていて、とても奇異な光景である。山頂の鋸岩、先述の大ヤスリ岩を始め、大日如来を意味する梵字カンマンボロン、鶏冠、七面、富士など色々な名称を与えられた岩が眼下に広がっていた。

Dsc00597 帰路、金山平から金峰を望む

 さて、山頂でしばらく小休止して、元気百倍アンパンマン!(惜別やなせ先生)ゴロ岩の急な下りもものとせず、年齢を忘れたようにピョンピョンと軽快に下山した。15時過ぎに登山口の瑞牆山荘に下山した。9時間半近いロングトレイルで金峰山、瑞牆山と名高い2峰を踏破することができた。増富の湯源泉の温い湯に浸かりながら、達成感を噛み締めた。さて、湯から上がったら家までドライブが待っている。三連休の最終日の夕刻、悲惨な大渋滞は覚悟の上である。と、気張ってみたものの、中央道も渋滞の手前御坂一宮ICで回避し、東名道の渋滞も足柄峠越えで回避したため、渋滞知らずで帰宅することができた。

★コースタイム:9時間25分

瑞牆山荘5:50→6:15富士見平小屋6:25→7:00大日小屋→7:25大日岩→8:10砂払ノ頭8:15→8:55金峰山9:05

→9:25金峰山小屋9:40→10:30大日岩→10:50大日小屋10:55→11:30富士見平小屋11:40→12:10天鳥川

→13:25瑞牆山13:45→14:30天鳥川→14:45富士見平小屋14:55→15:15瑞牆山荘

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