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2013年10月 7日 (月)

山行 七千余尺紅葉中 南八ヶ岳その3

 雲上がる、雲上がる権現岳。東側から這い上がってきた雲は、赤岳ほか八ヶ岳のスターたちをすっかり覆ってしまった。権現岳山頂付近の岩場を登ったり下りたりした後、東側の尾根を下り始める。先行のトレランさんは既に三ツ頭の登り辺りまで行っている。滑りやすい砂礫の急坂を下り、たまにズルッと滑ってハイマツをつかむと、手にベトベト感が。ハイマツも立派な松の仲間である。稜線にはハイマツの他、丈の低いシャクナゲも多い。個人的にシャクナゲが好きなので、雪解けの頃歩いてみたいものだ。

Dsc00210 権現岳を振り返る Dsc00216 霞む三ツ頭

 三ツ頭に向かう尾根道。南斜面に広がる紅葉は素晴らしい。ちょうどお昼時なので、腰を下ろしてランチタイムとした。黄色い紅葉を這い上がってくる雲がかすめる風景は、カキ氷にレモンシロップを溶かしたような感動?を覚える。菓子パン、おにぎりと簡素なランチの食後はカキ氷付きだ。

Dsc00217 南に下る尾根の紅葉

 三ツ頭(2580m)の小ピークを通過するとすぐに、右手に甲斐小泉、木戸山方面のルートを分ける分岐点である。このまま真っすぐ尾根を下ると天女山に向かうが、老馬を観音台らに置いてあるので右手の尾根に入る。三ツ頭の山頂から見下ろした南に延びるこの尾根は、赤や黄色の色をまとって素晴らしい。期待感が膨らんだ。

Dsc00219 赤と Dsc00214 黄色 Dsc00221 立ち枯れ箇所周辺の見事な紅葉

 さて、南に延びる尾根に入ると、すぐに樹林帯に入ってしまう。ジグザグと標高を下ろしていくが、比較的しっかりとした道である。針葉樹と紅葉する広葉樹が混在する植生なので、今ひとつ紅葉は目立たないが、時折緑をバックに強烈な赤の紅葉が見れた。北八ツに良く見られるシラビソの縞枯れ現象であろうか、樹木がまとまって立ち枯れいる場所があって、そういう場所の周辺は紅葉がよく見えていた。

Dsc00222 樹林の木戸山 Dsc00226 カラマツ林 Dsc00238 トリカブトの花

 紅葉の尾根を楽しみながらしばらく下っていくと、道はやや緩くなって、樹林に覆われた木戸山を通過した。木戸山の下部はカラマツの樹林である。カラマツは松の仲間では珍しく黄色く紅葉する種だが、時季はもう少し遅いようだ。カラマツの根元は笹原が広がっている。その中でヤマトリカブトの青い花が群生していた。美しい花には毒がある。トリカブトの毒は言うまでもあるまい。

Dsc00236 遊歩道を歩いて・・・ Dsc00241 観音平に帰着

 標高差約1千mの下りはさすがに長い。2時間ほど下ってようやく八ヶ岳横断遊歩道にぶつかった。このまま真っすぐ下れば甲斐小泉駅方面だが、遊歩道を右に折れて観音平に戻る。山を横に巻く遊歩道は実に整備されて歩きやすい。いつか天然児を連れてあるいてみたくなった。観音平手前の登りは少々堪えたが、15時になる少し前に観音平に戻ってきた。

★コースタイム:6時間55分

7:55観音平→8:25雲海展望台→8:50押手川→9:50編笠山(休憩)10:15→10:30青年小屋10:35→11:50権現岳(休憩)12:10

→(昼食)→12:50三ツ頭分岐→13:30木戸山→14:30八ヶ岳横断道→14:50観音平

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