フルーツどころ東根の研究所
山形の旅、連休最後の日は朝から雨が降っていました。最終日は銀山温泉を散策して帰るつもりでしたが、雨じゃあ・・・ということになって、宿泊した東根温泉周辺でお土産を買って帰ることにしました。東根市は山形県の中央に位置していて、市内には山形空港や自衛隊の駐屯地があります。また、山形新幹線の停車駅さくらんぼ東根やフルーツラインの名称がつけられるほど果樹園が多いようです。実際に車で走ってみると、季節柄赤く色づいたりんごの果樹園がいたるところにありました。
奥羽本線(山形線)の神町(じんまち)という駅の近くにある果樹園に立ち寄ってみました。その名も「神町りんご研究所」です。敷地内の作業場を恐る恐る覗いてみると・・・白衣の怪しい研究員が。と、想像したのですが、作業場にはばあちゃんが一人でラフランスの出荷作業をしておりました。今日は「若いのがお休みなんだよ」とにこやかに応対してくれました。お休み!?ラフランスかぁ・・・ラフランスは食べつけないので、りんごが欲しいとたずねたところ、「ふじ」の出荷はまだ2週間ほど先だとか。予約もOKとのことで、それならばと、りんごを後日送ってもらえるようお願いしました。
折りしも雨があがったので、たわわに実ったりんご畑を見学させてもらいました。りんご研究所と称していますが、広大な果樹園ではさくらんぼ、もも、ラフランスそしてりんごと、季節に応じた果物を生産しているとか。手広くやっているんですね。いつの間にか、天然児が車から調子よく出てきて、リんご畑に隣接する奥羽本線の線路端で電車を待っていました。天然児のスマイルにばあちゃんは気をよくして、「好きなりんごをもいでいきな」と勧めてくれました。が、天然児は落ちたりんごを拾って悦に入っておりました。
「じゃあ、よろしくお願いします。」出ようとすると、果樹園のばあちゃんが袋を持ってきてくれて「今はラフランスだから食べてみて」とラフランスと早稲のりんごをお土産に持たせてくれました。今月の下旬にはりんごが届くことでしょう。楽しみです。
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