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2014年1月29日 (水)

山行 盛り沢山の低山歩き 松田山・高松山その1

 少し前の1月中旬、今にも雪が落ちてきそうな寒空の下、松田町の酒匂川河川敷にやってきました。ここは足柄の山々や富士山を背景に小田急線が鉄橋を渡る沿線随一の撮り鉄スポットで、我が家の天然児もこよなく愛する地です。ここを起点として、河津桜と菜の花で有名な松田山に登り、山上集落高松(参照:http://yama-umi.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-e3ad.html)を経て、高松山へと低山縦走をして、寄(やどろき)集落か山北に下ってバスで戻るコースを歩いてみることにしました。

P1110568 長い裾をひく明神ヶ岳 P1110571 松田のシンボル

 山行としてはスロースタートな13時に河川敷を出て、しばらく松田の商店街を歩いていきます。正面の山を見上げれば、松田町のシンボルである奴さんの顔がかたどられています。毎年8月に行われる「まつだ観光まつり」では、大名行列が町を練り歩くことで有名なのですが、元々は小田原藩の大名行列の形を、明治期になってから町内の寒田神社祭礼に盛り込んで残したことに始まっています。

 松田山は東西に広大な頂を有する山で、丹沢などから見下ろすと天空の庭のような風情のある山ですが、実際にはその広大な頂はゴルフ場に利用されています。そして、この山は私にとって思い出の山です。昔の車に凝っていた頃は、山頂部のゴルフ場に向かう道を夜な夜な走りました。そして、結婚前夜には車仲間とヤケクソ暴走会。助手席に乗った友人の86(ハチロク)は見事スピンして側壁に激突!でも、恥ずかしながら生き延びてしまいました。

P1110581 足柄平野を見下ろす P1110587 お茶畑

 松田山の山腹には西平畑公園があって、足柄平野と相模湾を一望するこの公園は、早咲きの河津桜が咲く公園として多くの観光客が集まるスポットとなっています。桜の他にも菜の花が咲き、ハーブ園、ミニ鉄道など盛り沢山のスポットです。そんな公園はスルーして、R246を西へ向かうと松田山登山口があります。松田山の日当りの良い南斜面は、みかん果樹園などの農地に利用されているため、山頂には多くの農道が通じていて、今回もそのうちのひとつを歩きました。

P1110586 金時山(左)と矢倉岳 P1110596 こういうのが点在します。

 松田山の山頂(568m)ははっきりしないのですが、その周辺部には最明寺史跡公園があります。この最明寺の開山が鎌倉時代の1221年(承久3年)ですから、承久の乱があった年になります。ここに信州善光寺を模して三尊仏が安置されて、人々の厚い信仰を集めて繁栄しました。鎌倉期は五歩に一楼、十歩に一閣ほどの繁栄を極めましたが、室町時代には兵火で衰退したため、所在を山麓に移したそうです。史跡公園は池や石碑、石仏が残されて往時を偲ぶことができます。

P1110590 爪痕 P1110593 ため糞 P1110600 荒れた古道

 最明寺史跡公園から北に虫沢古道と呼ばれる山道が延びています。松田から高松地区を経て、尺里峠から虫沢地区に通じる古道ですが、倒木なども多くてかなり荒れています。使命を終えたかつての生活道は、こうして再び自然に飲み込まれていくのでしょう。また、道を辿るとクマの爪痕やタヌキため糞など動物の生活痕たっぷりです。里山は人間と動物たちの共生の地であることが実感できました。

★コースタイム

酒匂川河川敷13:00→13:20松田山入口→13:55最明寺史跡公園→14:15高松集落

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