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2014年3月19日 (水)

伊豆屈指のパワースポット 来宮神社

 万物に魂が宿るというアミニズムという信仰は、太古の昔から脈々と続いています。悪く言えば原始的といえるこの信仰は、わが国においても、大樹や巨石、山などの自然物を神格化する自然崇拝として身近に感じることができます。宗教色を薄めてみても、パワースポットなる場所が人々の注目を集めていることは、科学的な理論が支配する現代社会に生きる私たちの心の中にも自然に対する畏敬の念が根づいている証拠なのでしょう。

Dsc02569

 さて、熱海の西側、東海道線の丹那トンネルの入口に来宮という駅があります。熱海駅を出発した東海道線は、この駅に目もくれずに丹那トンネルに吸い込まれていきます。この駅は熱海駅を起点として伊豆半島に入る伊東線の駅なのですが、この駅からほど近いところに駅名の由来ともなった来宮神社が鎮座しています。

Dsc02567 木の宮ともいわれています。

 縁起では、その昔熱海の海で漁師の網に木像が入って、突如出現した神子が「七本の楠がある祠に木像を祀れば人々を守護しよう」とおっしゃったので、漁師が探し当てたのがこの地であったといわれています。その後、征夷大将軍坂上田村麻呂が東征の折にこの地に立ち寄って戦勝を祈願し、全国に来宮を分社したといわれています。

Dsc02563 伊豆屈指のパワスポ =伊豆七不思議にもエントリー

 境内にあった7本の楠は現在では2本となってしまいましたが、 本殿の裏手にある「阿豆佐和気神社の大楠」は樹齢2千年といわれる巨木で、日本三大大楠の1本として知られています。この大楠の周りを1回りすると寿命が1年延びるといわれ、一心に願いを込めると必ず成就するといわれ、多くの人が訪れる伊豆屈指のパワースポットであります。

Dsc02568 参道には小ボス(第二大楠)も

 大楠を見上げてみると主幹は枯れているようですが、周囲25mの巨木を一回りすると見えない力がみなぎってくる・・・ような気がしました。温泉場熱海にある伊豆屈指のパワースポット、訪れるのは若い女性が多いようです。何を願っているのかな?決まってますよね。「お金持ちのイケメンと結婚できますように・・・」これぞ現在にみる自然崇拝ですね。

 

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