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2014年4月

2014年4月30日 (水)

山行 カタクリの咲く御前山 奥多摩三山その3

 大岳山から急な斜面を少し下ると両側に笹が生い茂る穏やかな尾根道をゆっくりと下っていくようになる。やがて奥多摩駅方面に北へ下る鋸尾根と御前山方面へ西に下る分岐点。迷わず西へ向かうと、間もなく鋸山林道と縦走路が交差する大ダワに到着した。ダワとは山と山の間の鞍部=峠のことをいうらしい。ここにはきれいなトイレが設置されている。利用しない手はない。

Dsc03136 爽やかな尾根歩き Dsc03140 トイレが設置してある大ダワ

 大ダワの先は南側が植林帯となるやや暗い尾根道を一路御前山を目指して登り返していく。鞘口山と名がつけられた小ピーク辺りからカタクリの花がポツポツ見受けられた。カタクリは大岳山にも咲いていたが、御前山一帯はカタクリの花が群生していて、田中澄江の随筆集「花の百名山」にもエントリーされて有名となっている。

Dsc03145 春を告げる妖精カタクリ

 ユリの花に似た薄紫色のカタクリは敏感な花びらを有していて、夜間や雨の日は花びらを閉じていて、日照や気温上昇を感じ取ると開花し、更に気温が上昇すると花びらが反り返るのだ。昔から「堅香子(かたかご」などと呼ばれて和歌に詠まれ、早春を告げる可憐な花として人々に親しまれてきた。小さな花ながら根深く、盗採してきてもなかなか花が咲かないという。自然に咲く姿こそが野草の良さである。

Dsc03156 山野草は自然に生えてこそ Dsc03159 不運にも・・・しかしこれも密度が濃い証拠

 さて、鞘口山のピークでは、先行の方が食卓をたたんでるところであった。軽く挨拶を交わして先に進もうとしたところ今ひとつ進路が定かではない。道標は明らかに御前山を西を指していて、西に延びる尾根道にははっきりとした踏み跡が見受けられる。しかし、よりはっきりとした踏み跡が南に延びている。私は前者と判断して歩き出したところ、「すいません。地図を持っていませんか?」先述の方から呼び止められた。どっちへ行ったら良いのか迷っているという。持参した奥多摩の地図を確認すると・・・!西への尾根ではなく、南へルートは折れているではないか。危ない危ない。己の勘だけでは危うく迷うところであった。お礼を述べて先行させてもらったが、かの人は秋川方面から馬頭刈尾根を歩いて大岳山、御前山と縦走して小河内ダムへ下るという。「御前山でまたお会いしましょう」と送り出してくれた。後々になって思えば、かの人はこの辺りを熟知していて、わざと不慣れなふりをして私の誤りを正してくれたのかもしれない。或いは山の神だったのかもしれない。

Dsc03161 御前山避難小屋 Dsc03167 御前山山頂

 御前山のピークが近づくとカラマツ林となった。御前山山頂付近は奥多摩都民の森として整備されている。ルートをちょっと逸れて御前山の避難小屋をのぞいてみた。ログハウス風の洒落た避難小屋は清潔に保たれている。窓がとても大きくて明るく、外の樹林を望めるのが良いが、反面冬の寒さが厳しいだろうと思った。本当はこんなところに宿泊しながらゆっくりと春の山を堪能したかったのに。

Dsc03172 北に石尾根を望む Dsc03169 三頭山までまだまだあるなぁ・・・

 小屋を出て間もなく御前山(1405m)の山頂に到着した。山頂は広く気持ちが良いが、春霞と木が生い茂っていて展望は今ひとつ。おまけにいつの間にか雲が広がっていた。この日の予報は午後から大気の状態が不安定となって山沿いでは雨が降るとか。ちょっと心配になってきた。ベンチに腰を下ろしてこの先どうするか悩んでいると、反対の奥多摩湖方面からワイワイ、ガヤガヤと多くのハイカーが上がってきた。カタクリの見頃だけのことはある。時刻は11時前。これから三頭山まで行く時間と体力はまだ残っている。安全をとって大ブナ尾根を下って小河内ダムへ下るか。(つづく)

★コースタイム:5時間30分(御前山まで)

御岳渓谷P5:20→5:50ケーブル滝本駅→6:40御岳神社→8:05大岳山8:20→9:15大ダワ→9:45鞘口山→10:50御前山

2014年4月29日 (火)

山行 オハヨーグルト大岳山 奥多摩三山その2

 御岳山神社参道から分かれて長尾平。ここには東京都山岳連盟の会員でヨーロッパ三大北壁やヒマラヤを単独登攀した世界的クライマー故・長谷川恒男の記念碑がある。1991年に雪崩に巻き込まれて遭難死してから、没後20年を記念してこの地に建てられたものだ。また、毎年10月の体育の日には、奥多摩の山岳71kmのコースを24時間で走破する「長谷川恒男カップ山岳耐久レース」が行われ、奥多摩三山の縦走ルートはそのコース上になる。

Dsc03096 ハセツネの記念碑

 長尾平から大岳山方面には3つのルートが分かれている。鍋割山と呼ばれる尾根上を責めるルート、沢沿いのロックガーデン経由のルート、鍋割山を巻く平坦なルートである。ロックガーデンは奥御岳渓谷とも呼ばれ、沢沿いに苔むした岩と滝を眺めながら歩ける人気スポットであるが、今回は先が長いので真ん中の山を巻くルートを直進した。

Dsc03101 バイクも乗り入れる平坦な道 Dsc03108 散歩中?鳩山夫妻

 御岳山~大岳山の間は東、南面の陽当りの良いルートで、色鮮やかなヤマブキ、ミツバツツジ、ヤマザクラが目を楽しませてくれる。地面を見れば多種多彩なスミレの花々。その他ハシリドコロ、ヒトリシズカ、カタクリ、ネコノメなどの花々が咲いていた。大岳山は花の百名山にもエントリーしているが、名物イワウチワの姿を認めることは残念ながらかなわなかった。

Dsc03093 スミレは多彩 Dsc03125

Dsc03104 ランの一種かな? Dsc03122 ハシリドコロ(毒あり危険食べたら死ぬ?で)

 秋川方面高岩山からのルートと出合う芥場峠を過ぎれば、いよいよ大岳山を時計回りに巻き始める。今まで平らで歩きやすい山道は、凹凸の岩肌が露出して左側は崖が切れ落ちたやや危険な場所である。ここまでは天然児を連れて歩こうと思っていたが、この先は無理である。やがて左手前方に大岳山荘が見えてきた。

Dsc03116 名付けて「天然児返し」 Dsc03118 荒廃した大岳山荘

 休業中の大岳山荘は荒れ放題。休業か?廃業か?ここから見下ろす都心の夜景は見事なものだったらしい。大岳山荘の上には大岳神社は鎮座している。その昔、江戸鎮護のために祀られた神社らしい。社の前には左右一対の狛犬が座っていたが、これが何ともデフォルメされていて可愛らしい。

Dsc03120 大岳神社 Dsc03121 思わず持ち帰りたくなる愛らしさ

 大岳神社から間もなく大岳山(1267m)の山頂に到達した。山頂を独り占め♪南面が開けて浅間嶺、笹尾根、丹沢方面が見渡せる。この日は晴れてはいたが、春霞で展望はイマイチであった。西側には御前山と三頭山が見えているが、三頭山は遥か彼方に感じられる。大岳山から三頭山まで18km近くもあるんだからなぁ・・・本当にあそこまで行くのかよ?(自問)

Dsc03127 大岳山頂 右が御前山、その左手奥が三頭山

 大岳山は御岳山と並ぶ山岳信仰の山であるが、遠くから望む姿は特徴的で、鍋蓋を伏せたような台形上にちょこんと突起が突き出ている姿は、「キューピー山」とか「茶魔山」(漫画「お坊ちゃまくん」の主人公)などと呼ばれ、圏央道や青梅市街を走っていると真っ先に確認できる。武蔵国誌には「両総地方(上総、下総=千葉県)ニテ武蔵ノ鍋冠山ト称シ海路ノ目標トナス」とあり、昔の船乗りたちが現在の航行位置を割り出すための「山立て」に役立ったと記録されてる。「スライム山でもいいよな」そんなことを思いながら、甘いパンをほおばった。(つづく)

2014年4月27日 (日)

山行 浮気心に誘われて 奥多摩三山その1

 GW(といっても暦通り)の始まりは山か海か?迷った末に山を選択した。古女房のような丹沢も良いが、今年は奥多摩と道志山塊辺りもちょっかいを出していきたい。春の陽気に誘われた浮気山行第1弾は奥多摩方面とした。

 いわずと知れた東京都奥座敷、多摩川の源流部に広がる奥多摩の山域は、西から東に流れ下る丹波川~奥多摩湖~多摩川を境に北の石尾根と長沢背稜、南の奥多摩三山、笹尾根と大きく二分することができる。前者は1千~2千mの山が東西に連なり、西の奥秩父の山々に連なる奥深い山域で、後者は1千5百m余の三頭山を盟主として、秋川渓谷を挟んで北東、南東に尾根を下している。それぞれの尾根の末端には、御岳山、高尾山というもはや単なる山にとどまらない観光地を有している。

 今回、JR青梅線沿線の駐車場を起点として、先ずは御岳山、大岳山の犬神様信仰登山。更にこの時季の風物詩カタクリの花が群生する御前山に向かい、元気が残っていれば更に三頭山まで西進して、奥多摩三山を一気に縦走してしまおうという野心的な作戦を決行することにした。御前山と三頭山には立派な避難小屋があるので、山小屋泊も楽しんでみたいと思っていたのだが、かみの前では思っていても喉から声が出なくなってしまい、これは断念せざるを得なかった。

Dsc03073 ケーブルカー滝本駅

 3時半に自宅を出発。少しずつ白んでくる東の空を気にしながら圏央道を北上した。今はまだ愛川~高尾山間が未完成なので、一般道を走らねばならないが、6月末になればこの区間も開通するので、奥多摩方面はグッと距離が縮まる。それにしても夜が明ける前の道路はトラックが支配する世界である。24時間休むことがない物流の有難味を実感する場面である。こっちは遊びに出ているのだから益々恐縮である。

Dsc03074 駅前から参道に

 5時に多摩川沿いの市営駐車場に車を入れた。この駐車場の主であろうか、大きなどら猫に見送られて5時半少し前に出発した。御岳渓谷沿いの遊歩道を少し歩いた後、御岳山ケーブルカーの滝本駅方面に向かう。始発前の滝本駅前から御岳山神社の参道に入った。両側には杉の大木が並ぶ参道は、九十九折の急登であるが舗装はしっかりしていて、小型自動車ならば通行は可能な道である。

Dsc03081 杉並木の参道 Dsc03084 この道を毎日・・・

 寝不足もあってか、スタート直後はかなりしんどい登りであった。息を喘がせながら登っていくと、スクーターや軽自動車が下ってきた。御岳山山頂周辺には、古くから関東一円の信仰を集めていた御岳山神社を中心に土産物屋や御師屋敷と呼ばれる宿坊が集まって山上集落が形成されている。今となっては、そこから下界に通勤、通学する人たちもいるだろう。スクーターに乗った若い女性は1年を通じてこの急な参道をバイクで上り下りしているのだろうが、ライダーとして相当なテクニシャンだろう。でも冬場は凍結するだろうし、どうしているのだろう?御師の家に生まれた女子が下界に憧れて山を飛び出す。社会の荒波にもまれた傷心の彼女は、山に戻り御師屋敷の女将になることを決意する。う~ん、朝ドラかアニメになりそうなネタだ。

Dsc03087 御師屋敷 Dsc03089 御岳山神社

 山上集落に入ると、早起きして神社に参拝した帰りなのであろう学生の集団が下ってきた。修学旅行で御師屋敷に宿泊しているのかもしれない。ワイワイガヤガヤと早朝の山でこうも賑やかな集団に出会うとは思ってもみなかった。自分も高校の修学旅行は合掌造の家屋で有名な富山県五箇山の相倉集落に宿泊したっけなぁ・・・若いっていいなぁ・・・(つづく)

2014年4月24日 (木)

飛び出せ!ムシムシキッズ

 虫たちが穴から這い出す啓蟄からは1カ月以上経っていますが、我が家の猫の額でも小さな昆虫チルドレンを見かけるようになりました。

Dsc03065 キリギリスっ子

 小さなキリギリスの子はこの時季一番よく見かけるかもしれません。蔓バラやツツジの花にいる ことが多いのですが、甘い花粉に誘われているのか、雑食なキリギリスですから、花に寄る小さな昆虫を狙っているのかもしれません。

Dsc03063 ナナフシっ子

 ナナフシです。言わずと知れた擬態名人ですが、成虫よりもむしろ幼生のこの時期のほうが見かけることが多いような気がします。まだまだ修行が足りないということでしょうか(笑)

 これから初夏となって、彼らが命を燃やす季節です。時点時点で成長をのぞいていきたいと思います。

2014年4月23日 (水)

春から初夏へ草萌ゆる

 毎日上野界隈を散歩していると、桜散り、若葉が萌えて春から初夏へ移り行く季節を感じさせてくれます。不忍池周辺はソメイヨシノに代わって、八重桜が見頃となって、ハナミズキやツツジなど街路樹の花も見頃となっております。

140416_123423 八重桜の間からスカイツリーも 140416_123505 花いっぱいで重そうです。

 気温も暖かくなってくると、不忍池はちょっと臭みが漂いますが、鯉やカメは元気に泳ぎ回って訪れる人たちの目を楽しませてくれます。

140417_123546 岩崎庭園の牡丹

 池之端にある岩崎庭園の前を通ると、見事な牡丹の花が満開を迎えておりました。赤、紫、ピンク、白と色とりどりの大輪の牡丹。大輪が故に雨に濡れると花は落ちてしまいます。なんだか勿体ない気がします。

 GWも目前。暦通りの休日ですが、昨年は風邪で寝連休だったので、今年は大いに楽しみたいと思います。

2014年4月19日 (土)

山行 朝日に匂ふ山桜花 塔ノ岳

 4月になって日の出が早くなってきました。あーもうこんなに明るい!と飛び起きてもまだ5時だったりします。かみも天然児も惰眠を貪る休日の朝。こんな朝こそ貴重な時間となります。自然と足が山に向かい、すっかり雪も融けた丹沢表尾根を歩きました。

Dsc03059 Dsc03057 Dsc03054 戸川公園の花々

 戸川公園を5時20分に出発。早朝にもかかわらず公園内には散歩を楽しむ人の姿がちらほら見られます。公園の駐車場はオープンが8時30分と遅いので、早出のハイカーは民間のコインパーキングに駐車します。こちらは砂利の駐車場ですが、24時間営業で1日800円は高くないですね。

Dsc02983 ヤマルリソウ Dsc03053 タチツボスミレ

 公園内や登山口付近の民家の庭にはミツバツツジやチューリップなどの花が見頃でした。登山口から大倉尾根に入ると、小さなスミレがたくさん咲いていました。色彩華やかなツツジやチューリップも良いですが、野や道端に密かに咲くスミレを見るのは山行ならではの楽しみですね。

Dsc02994 堀山付近の山桜花 Dsc03051

 大倉尾根ルートの半ばである堀山辺りまで来ると、マメザクラが満開でした。下界に咲くサクラに比して花輪は小さい種ですが、春の山を飾る花々の先駆けでハイカーを楽しませてくれる山桜です。「敷島の大和心を人問はば 朝日に匂ふ山桜花」言わずと知れた本居宣長の句であります。

Dsc03017 心くすぐるねぇ… Dsc03002 沢筋に残る雪 

 マメザクラを見てテンションアップ!堀山の家から花立山荘への急階段をバリバリ登ります。ふと、右手から近づく表尾根の谷筋をみると雪が残っていました。丹沢なのに雪渓みたいで遠くに来た気分になりました。

Dsc03024 塔ノ岳(右)の奥手に蛭ヶ岳 Dsc03026 鍋割山稜越しの芙蓉峰

 花立まで来ると展望は思いのまま。左手に延びる鍋割山稜の向こうに富士山も申し分なく、正面にそびえる塔ノ岳山頂の左手には、下界からは拝むことができない蛭ヶ岳を久しぶりに見ました。GWになったら縦走してみよう。

Dsc03039 タンザワ・オールスターズ Dsc03038

 登山口の大倉から2時間半で塔ノ岳(1491m)の山頂です。山頂にはこれっぽっちの雪もありませんでしたが、見下ろす表尾根や鍋割山稜の北斜面には結構残っていました。8時前ですが、山頂には20人ほどのハイカーが西側の展望を眺めて憩っていました。これからの時期は、日の出前から登る人もいるでしょうね。

Dsc03049 陽だまりに咲くフキノトウ Dsc03003 おっさんコケるなよ~

 さて、そろそろ我が家に残してきた連中が目を覚ます頃です。大倉尾根を駆け下ること90分大倉に無事帰着。帰路、多くのハイカーが大倉尾根を登ってきましたが、自分なりに登り優先は守ったつもりですが、おっさんが上から勢いよく駆け下ってきたら危なっかしいし、不快感を与えてしまったかもしれませんね。ご容赦くださいませ。

★コースタイム:4時間20分

大倉5:20→6:55堀山の家→7:25花立→7:50塔ノ岳山頂8:10→9:40大倉

2014年4月16日 (水)

天然児、海豚島をめざす

 4月12日(土)暖かな日差しに誘われて湘南の海岸線を歩くことにしました。平塚の湘南海岸公園を出発して、太平洋岸遊歩道を歩いて江ノ島(正式には新江ノ島水族館)を目指す約12kmの歩程ですが、以前、江ノ島まですんでのところまで来て挫けたコースを1年振りにリベンジです。(参照:http://yama-umi.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/post-1350.html

Dsc02952 江ノ島を目指して

 11時少し前に平塚の公園をスタート。前回同様に天然児は勘違い野郎になってスムーズなスタートを切ってくれました。「防砂林の松林を抜けると鴨川シーワールドがある」きっとそう思っているのでしょう。甘いぞ天然児!

 トラスコ湘南大橋を渡って茅ヶ崎市へ。大橋の上から見下ろす相模川の川面にはイルカの姿はありません。テンションがダウンするも、橋を渡った相模川流域下水道左岸処理場の施設を見て、再び水族館の期待が高まったようです。

Dsc02921 イルカの島だー!

 期待と落胆を繰り返しながら太平洋岸遊歩道へ。穏やかな春の海を右手にここからはまっすぐな道を数時間歩くことになります。数時間集中して歩くことが天然児にとっては薬なのです。集中力を養うと共に脚力をつけることができるのです。彼の頭の中はただ一つ「イルカの楽園江ノ島」

Dsc02925 イルカいるか?

 途中、茅ヶ崎港を通過するときは、防波堤で囲われた港内がイルカのプールに見えたようでちょっと寄り道。もちろん港内にイルカはいませんでしたが、魚の稚魚がたくさん群れていて、春の海を感じました。

 それにしても、いつ来てもこの道では多くの人が思い思いのスタイルを楽しんでいます。ジョギング、サイクリング、ウォーキング、犬の散歩、まったり、写生・・・天然児のフラフラとした蛇行歩きはちょっと迷惑かもしれません。

Dsc02934

 サザンビーチを過ぎて、行く手に見えていた烏帽子岩が真横に来れば、江ノ島まで半分といったところでしょうか。しかし、この辺りで天然児が迷走し始めます。持ってきた飲み物をがぶ飲みして空けてしまうと、愚図ついてペースが止まってしまいました。ふと振り向くと、道端で憩う人たちに愛想を振りまいたり飲み物をねだったりして、慌てて駆け寄ることも多々。

Dsc02947 江ノ島は近くなりましたが・・・ 

 仕方がないので、海岸線から離れて街中に入ることになりましたが、こうなると二度とは戻れない片道切符。目標を変更して辻堂海浜公園の交通公園で遊んで帰りました。ちびっ子の集団の中に薄っすら口髭生やした大きい赤ちゃんが一人。かなーり浮いていましたが、本人はそんなことお構いなしで楽しんでいたので良しとしましょうか。

Dsc02959 ここで妥協しましょう。

 公園からの帰りは辻堂駅まで歩いたりしたので、10km以上は歩けたと思います。これからもともに歩いていこう!

2014年4月15日 (火)

大阪の夜は不健康に更け、健康に明ける

 大阪にやってきました。毎度ながら夜は出先の人たちと飲めや食えやで更けていき・・・AM2:00気がついたらホテルのベットの上。風呂にも入らず歯も磨かず。最悪な状態で寝入ってしまいました。

 5:00起床(笑)夜は不健康に更けた分、朝は健康にスタートしたいものです。チャチャッと着替えて、夜明けの大阪のビジネス街を大阪城までウォーキングしました。

P1110898 見頃は過ぎた大阪城の桜

 4月11日(金)から大阪造幣局の桜の通り抜けが開催されるらしいので、大阪城の桜も期待して来たのですが、残念ながら大阪城では見ごろを過ぎていました。静かなビジネス街に比べて、大阪城の周辺はジョギングや散歩を楽しむ人で賑わっています。

P1110891 第2 P1110895 第1

 6:30恒例の大阪城本丸でのラジオ体操がスタートしました。近所の中高年にとって毎朝の日課になっているのでしょう。童心に帰ってラジオ体操第2、続いて第1と楽しみました。

P1110909 猫も爪とぎ体操

2014年4月14日 (月)

白龍がもたらした雷雨!?

 4月6日(日)厚木市の飯山桜まつりにやってきました。白山(284m)の山腹にある坂東三十三観音札所飯山観音長谷寺は桜の名所として知られ、境内や参道が桜色に染まる頃には2週間に渡って桜まつりが開催されて、多くの観光客で賑います。

Dsc02864 当日は生憎の小雨模様

 満開の桜が飾る参道を10分ほど上がっていくと飯山観音の境内に到着します。境内からは、晴れていると遠く相模平野を見下ろすことができるのですが、この日は生憎小雨が降ったりやんだりの空模様で、展望は今ひとつでした。それでも境内から満開の桜の広場を見下ろすと、一面桜の絨毯のようで見事なものでした。

Dsc02883 桜の絨毯が広がります。

 桜まつり会場では、飯山温泉の芸妓さんによる舞踊や各種の演芸、女神輿などで盛り上がります。我々が訪れた日時は、祭りのフィナーレである白龍太鼓の演奏がありました。白龍太鼓とは、その昔、この地域が干ばつに見舞われたとき、白山にあった池の水をかい出したところ、池に住んでいた白龍が棲み処を追われて相模平野に降り、三日三晩恵みの雨を降らせたという白龍伝説を太鼓の演奏で表現しています。

Dsc02902 白龍太鼓 Dsc02870 白龍の気配を感じてか?おびえる猿

 天然児は雨にも負けず1時間も前から最前列の特等席を陣取って待ちわびていました。実演が始まって龍が相模平野に降り立つ曲目になったとき、どうしたことでしょう?折から雷鳴が轟いてきました。そしてついに大粒の雨が落ちてきたのです。残念ながら最後まで聞くことができませんでしたが、あのタイミングでの雷雨は白龍太鼓が白龍を呼び覚ましたように思えてなりませんでした。

2014年4月11日 (金)

富士山に一番近い展望台

 富士の裾野、ちょうど裾野市と富士市の境に位置する標高900mほどの一帯を十里木高原といいます。富士サファリパークのある辺りといえば解りやすいでしょうか。この十里木高原を通過するR469沿いに、愛鷹連峰の最高峰である越前岳の登山口があります。

Dsc02837 登山口からでも富士は見えるが

 越前岳は富士山を間近に望める好展望の山で、登山口から登り約2時間と手軽なこともあって、多くのハイカーや写真家が1年を通して訪れる山なのですが、「山登りはどうも・・・」という人のために登山口から少し登ったところに展望台が設けられています。

Dsc02836 電波塔まで行ってみよう

 登山口の駐車場から見上げる巨大な電波塔に向かって、急な階段を真っすぐ登っていくか、右手のなだらかな尾根を登っていくと、富士山が真正面に大きい展望地に到達します。どちらから行っても15分ほどでしょうか。

Dsc02852 この日がは少し雲がかかっていました。

 展望地の正面には遮るものがない富士山が裾野を広げています。中央やや右下には、江戸時代の宝永年間に爆発した宝永山の爆裂火口が大きく口を開けています。ここは富士山を最も間近で望むことができる展望台ではないでしょうか。

Dsc02844 この角度は宝永噴火口がよく見えます。

2014年4月 8日 (火)

由比港のかき揚げ丼

 サクラエビが有名な由比の港にやってきました。漁協直営の「浜のかき揚げ屋」のサクラエビのかき揚げ丼やサクラエビとシラスの由比二色丼が評判なので、食べていこうと思いましたが、お昼時ともあって長蛇の列。かき揚げ丼はあきらめて、桜まつり会場で買っておいたあじ寿しや焼きそばで我慢することにしました。

Dsc02829 由比港 Dsc02835 水族館?

 サクラエビは水深200mほどの深海に生息する小型のエビですが、国内では東京湾、相模湾、駿河湾に生息しているそうです。その中で、漁獲が認められているのは駿河湾だけなので、なんと食卓に上がるサクラエビの100%が駿河湾産なのだそうです。ちょうど今は3月にスタートした春漁の漁期で、新鮮なサクラエビにありつくチャンスだったのですが、残念です。

Dsc02830 浜のかき揚げ屋の行列

 港にあるサクラエビのモニュメントに天然児は水族館と勘違いしたようで、港内をウロウロするも、一向にイルカを見つけることができずに納得いかないようでした。お土産にサクラエビの沖漬とサクラエビせんべいを買って帰りました。

2014年4月 6日 (日)

蒲原さくらまつり

 「春は三日の晴天なし」なんてよく言われますが、桜が満開になって以来ずっと雨続きでした。4月5日(土)はやや雲が多いものの天気がもちそうだったので、お花見ドライブに出かけました。身延山方面に向かったものの、第二東名の新清水ICまで来たところで気が変わって、R52を清水方面に向かいました。

Dsc02828 薩埵峠は富士山の好展望地

 駿河湾を望む興津からR1を富士方面に少し戻って、サクラエビで有名な由比辺りをぶらつくことにしました。南アルプスから別れた安倍山稜が駿河湾に落ちるのが、かつての東海道の難所薩埵峠。山が海岸線まで迫り出したこの場所では、狭隘な海岸線を東名、R1、JR東海道線がそろって通じています。

 由比漁港で名物サクラエビが入ったかきあげ丼を食べようと思ったのですが、R1が由比の集落をバイパスしてしまい、ひとつ先の蒲原地区まで行ってしまいました。でも、ただでは転ばない山笑。この蒲原で偶然桜まつりに出くわしました。

Dsc02818 山が桜色に染まる Dsc02823 花見を楽しむ地元の皆さん

 JR新蒲原駅近くの標高152mの低山御殿山には600本ものソメイヨシノが植えられています。これが今ちょうど見ごろを迎え、山が桜色に染まってそれは見事なものでした。山麓の八坂神社の境内には郷土グルメなどを販売する出店が並び、満開の桜の樹の下で地元の人たちが宴席を設けてそれは賑やかでした。やっぱ春は花見やね~♪

Dsc02813 本当は山に登りたかったが・・・

 注意すべきは祭会場に駐車場がないことです。誘導のおじさんに尋ねると「駐車場はないよ」と素っ気なく言われてしまいましたが、このおじさん。「どっから来たの?」と聞いてきたので「神奈川から」と答えると、「じゃあ俺が見ているからここに停めていきな」とすぐそばの空き地に誘導してくれました。何とも人情味のある対応、ありがとうございました。

2014年4月 4日 (金)

水面に浮かぶ桜並木

 仕事の昼休みは、手短に昼食をとって、不忍池の畔をぐるりと1周するのが日課となっています。今週は上野公園の桜まつりともあって、多くの見物客や宴会客で賑わっていました。

P1110864 水面に浮かぶ桜並木

 不忍池の中道は桜並木となっています。水鳥が憩う池の水面に桜並木が浮かび上がる光景に訪れる人は感嘆の声をあげていました。

P1110859 P1110862

 この1週間で都心は桜の満開を迎えつつあります。少しでも長く桜が咲いていてくれれば良いのですが、毎年嫌がらせのように春の嵐が到来して、桜花を散らせていきます。今年もここ数日の荒れ模様で見頃は過ぎてしまったようです。ああ儚き桜花かな。

 

2014年4月 2日 (水)

西伊豆のお花畑

 西伊豆は松崎にやってきました。松崎は一昨年シャクナゲの山長九郎山に登って以来、2年ぶりの訪問になります。(参照:http://yama-umi.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-3a2f.html)この長九郎山を水源として、駿河湾にそそぐ那賀川沿いには、6kmにわたって続く桜並木があります。残念ながら訪れた3月下旬の時点では開花までもう少しかかりそうでした。(今頃は満開でしょう)

Dsc02714 田んぼの花畑

 この那賀川流域の耕作地の一角に、休耕田を利用したお花畑があります。3月上旬に黄色やオレンジ色のアフリカキンセンカが開花して、5月GWまで6種類の花々が次々と咲いていくそうですが、訪れたときはアフリカキンセンカと淡い青のるりからくさが見頃でした。広大な田んぼ一面に咲く花は、それは見事なものでした。

Dsc02716 アフリカキンセンカとるりからくさ

 田植えが始まる前に花摘みの無料開放が行われて、お花畑のシーズンオフとなりますが、その頃になると、長者ヶ原や高通山のつつじ、長九郎山のシャクナゲが次々と見頃を迎えるまさに花の里松崎町です。

2014年4月 1日 (火)

海に浮かんだ富士山

 西伊豆にやってきました。東や中伊豆は比較的アクセスが楽なのに対して、西伊豆は中伊豆からひと山越えなければならないので、なかなか行く機会あがありません。しかしながら、一度訪れてみると堂ヶ島、三四郎島や雲見千貫門など風光明媚なスポットや宇久須、田子、岩地など海岸の青く透き通る水に心癒されます。

Dsc02684 海に浮かんだ富士山

 西伊豆の海岸線は入り組んでいるので、大瀬崎や戸田海岸など駿河湾に突出した場所からは、海上に浮かぶ富士山を望めるスポットがあります。土肥温泉の集落を過ぎた八木沢という場所もそのひとつ。何気なく運転していて、突然出会った絶景に思わずブレーキを踏んでしまいました。幸い西伊豆は交通量が少ないので事故には至らなかったですけど。

Dsc02695 駿河湾名物サクラエビにぎり

 おまけですが、駿河湾の名物として有名なのがサクラエビ。このサクラエビをにぎり寿司で食べさせてくれるお店が松崎にありました。酢飯に香ばしいサクラエビのマッチングがなかなか宜しいようで。

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