天然児、海豚島をめざす
4月12日(土)暖かな日差しに誘われて湘南の海岸線を歩くことにしました。平塚の湘南海岸公園を出発して、太平洋岸遊歩道を歩いて江ノ島(正式には新江ノ島水族館)を目指す約12kmの歩程ですが、以前、江ノ島まですんでのところまで来て挫けたコースを1年振りにリベンジです。(参照:http://yama-umi.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/post-1350.html)
11時少し前に平塚の公園をスタート。前回同様に天然児は勘違い野郎になってスムーズなスタートを切ってくれました。「防砂林の松林を抜けると鴨川シーワールドがある」きっとそう思っているのでしょう。甘いぞ天然児!
トラスコ湘南大橋を渡って茅ヶ崎市へ。大橋の上から見下ろす相模川の川面にはイルカの姿はありません。テンションがダウンするも、橋を渡った相模川流域下水道左岸処理場の施設を見て、再び水族館の期待が高まったようです。
期待と落胆を繰り返しながら太平洋岸遊歩道へ。穏やかな春の海を右手にここからはまっすぐな道を数時間歩くことになります。数時間集中して歩くことが天然児にとっては薬なのです。集中力を養うと共に脚力をつけることができるのです。彼の頭の中はただ一つ「イルカの楽園江ノ島」
途中、茅ヶ崎港を通過するときは、防波堤で囲われた港内がイルカのプールに見えたようでちょっと寄り道。もちろん港内にイルカはいませんでしたが、魚の稚魚がたくさん群れていて、春の海を感じました。
それにしても、いつ来てもこの道では多くの人が思い思いのスタイルを楽しんでいます。ジョギング、サイクリング、ウォーキング、犬の散歩、まったり、写生・・・天然児のフラフラとした蛇行歩きはちょっと迷惑かもしれません。
サザンビーチを過ぎて、行く手に見えていた烏帽子岩が真横に来れば、江ノ島まで半分といったところでしょうか。しかし、この辺りで天然児が迷走し始めます。持ってきた飲み物をがぶ飲みして空けてしまうと、愚図ついてペースが止まってしまいました。ふと振り向くと、道端で憩う人たちに愛想を振りまいたり飲み物をねだったりして、慌てて駆け寄ることも多々。
仕方がないので、海岸線から離れて街中に入ることになりましたが、こうなると二度とは戻れない片道切符。目標を変更して辻堂海浜公園の交通公園で遊んで帰りました。ちびっ子の集団の中に薄っすら口髭生やした大きい赤ちゃんが一人。かなーり浮いていましたが、本人はそんなことお構いなしで楽しんでいたので良しとしましょうか。
公園からの帰りは辻堂駅まで歩いたりしたので、10km以上は歩けたと思います。これからもともに歩いていこう!
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