山行 新緑のガイドハイクその2 大山
5月18日(日)は職場の友人と大山を歩くことになりました。朝から抜けるような青空に恵まれて、小田急線の車窓からは大山や丹沢の山並みが素晴らしい!8時に小田急線伊勢原駅に集合。少し早く着いたので改札で友人を待っていると、下りの小田急線が到着する度に山装束のハイカーが次から次へと改札を抜けていきます。大山は伊勢原市にとって一番の観光資源ですね。
8時1分前着の電車で友人2人が到着。一人は独りもの。もう一人は家族全員参加。これが奥方と4人の子供の賑やかファミリー。子供たちとは久しぶりの再会で、最初は表情も硬かったのですが、すぐに打ち解けて、子供らはくっついたり離れたり、ああでもねーこうでもねー・・・ハイテンションはおっさんも同じ。バス待ちをしていると、隣の山ガール小隊に集合写真を頼まれてついつい調子に乗る山笑。
満員のバスに揺られて15分。大山ケーブル駅を8時30分に出発。物産店が並ぶ表参道を歩くと早くも暑くて汗が流れてきました。子供たちは元気に先を歩きますが、3匹のおっさんは暖機運転が必要です。こういう場面が年齢を実感させてくれます(涙)追分の駅まで来ると皆期待するような視線で「ケーブルカー乗るの?」そ、そんな残酷なこと私には答えられません。
無言のままケーブルは素通りして女坂を歩きます。大山七不思議に子供らは食いつくかと思いきや・・・あれ?反応はイマイチです。最近の子供たちは心霊とか超常現象とかは、イマイチピンとこないようです。化学が発達した世の中?いやいや、TVなどの情報統制ですかね。そういう番組やってないし、心霊写真集も売ってない。小学校の誕生日プレゼントに中岡俊哉の心霊写真集全巻を買ってもらった生粋の心霊世代な山笑。
阿夫利神社下社に到着すると、その立派な社殿に子供らは「やったー!ゴールだ。ゴールだ。」んー、ここがまだ半分だとは言えず、無言で登拝門をくぐって本坂の急階段へ。4人もいれば個性も違います。親をおいてどんどん進む子もいれば、急階段を登りながら「死ぬー死ぬー!」と騒ぐ子。おいおい、人間そう簡単には死にゃーしねぇよ。
眩しい新緑の中、老若男女多くのハイカーが山頂を目指します。所々で緑の切れ間から江ノ島が見えたり、伊豆大島が見えたり、富士山が見えたり。聞きなれない野鳥の声や小さなハナアブのような虫にもあふれる興味を向ける子供たち。我が家の子もこんな時期がありました。今や、「うぜー、うるせー、くせー、デブ・・・」うぅっ(涙)
11時に大山山頂に到着。予想していたよりもかなり良いペースで登ってきました。山頂は何処も彼処も休憩するハイカーでいっぱいです。タイミングよく南面の特等席が空いたので、お楽しみお弁当の時間です。お腹もペコペコおにぎりを食べる食べる。おにぎりを平らげたらリュックいっぱいのお菓子。リュックの中はお菓子ばかり。もっとも、これが楽しみで来ているようなものかもしれません。おじさんもちゃんとお裾分けをしてくれるんだから優しいなぁ。
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そういえば、見晴台~下社までの道が7月末まで通行止めになってますよね。
あそこで何軒か滑落事故が起こってるので、その復旧なのでしょうか?
投稿: どっちー | 2014年5月24日 (土) 22時32分
大山の事故って下社から見晴台に行くあの巻き道で起こるんですよね。
今年のGWも痛ましい遭難事故がありました。
対策がとれるまで通行止でしょうか。
投稿: 山笑 | 2014年5月25日 (日) 16時33分