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2014年5月 5日 (月)

山中の青い宝石 四尾連湖

 御坂山塊の最西部に蛾ヶ岳(ひるがたけ)という山があります。この山の懐に抱かれた標高900mほどの高所に四尾連湖(しびれこ)という湖があります。湖といっても周囲は1.2kmほどの小さなカルデラ湖で、湖と池の中間のような規模です。

Dsc03386 蛾ヶ岳(後方)に抱かれた青い宝石

 「しびれこ」という名称は、なかなか読めないところです。その名の由来は地元に伝わっている湖の神が竜で、この尾が四つに分かれているためつけられた名称だそうです。

 蛾ヶ岳を挟んで南には富士五湖の本栖湖、南東には精進湖が位置していて、その昔は富士五湖に四尾連湖、富士吉田にある明見湖などを加えて富士八湖とされていたこともあったようです。

Dsc03396 こんな良いところはない。湖畔の白いキャンプ♪

 四尾連湖の水は流入する河川も流出する河川もない湖沼ですが、その水は清らかでハヤ、オイカワ、コイ、フナ、ブラックバスなどの魚が生息しているそうです。その昔はワカサギが名物だったそうですが、前述のブラックバスが放流されたことで全滅してしまったそうです。どこでもある話、人間の身勝手さが招いた生体バランスの破壊ですね。ワカサギのフライ食べたいなぁ・・・(これはこれでワカサギにとっては困る)

 また、昔は冬になると湖面が全面結氷して、スケートやワカサギの穴釣りが楽しめたそうですが、残念ながら近年では氷が薄くなって不可能になってしまったそうです。

Dsc03405 桜が満開の湖畔

 湖畔には山荘が2件並んでいて、宿泊ができますし、それぞれキャンプ場を経営しているので、静かな湖畔に幕営することができます。私自身もう30年以上前に家族で山荘に宿泊したことがあって、釣りをしたけど全然釣れなかったり、湖畔で食卓を囲んた思い出がかすかに甦ってきます。

Dsc03378 桜が見頃でした。

 4月最後の週末、久しぶりにババ、天然児を伴って四尾連湖を訪れました。山荘周辺には桜並木があって、ちょうど見頃を迎えていました。ババには行き先を知らせていなかったので、「こんな静かな湖があったんだね」などと湖の名称を見ても全く思い出せない様子でした。前述の思い出話をすると、「あーそうだよね?山荘の前で食事したのは覚えているよ。ここだったんだー!」と興奮していました。今回訪れなければ思い出を墓までもっていったことでしょう。

Dsc03385 天然児と湖畔を散歩(この直後に悲劇が訪れようとは)

 天然児と湖を1周する遊歩道を散歩しました。しかし!この静かな湖畔で悲劇が起こります。天然児が「大」のサインを出したのです。何とか山荘までたどり着けないかと彼をせかしますが、ちょうど湖の反対側で辿りつけそうもありません。仕方がないので木陰で済ませてそれを木の葉でちょいと隠し。あーこいつにはいつもやられっぱなし。懐かしい思い出に浸る余地も与えてくれないんですから。天よ、願わくば我に七難八苦を与えないでくれ!

Dsc03399 龍神様、どうか天然児に幸多からんことを・・・ Dsc03401

 風に散った桜の花びらが、どういうわけか一筋になって湖面を渡っていました。御神渡り。龍神様の御神渡りだ!

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