« 2014年5月 | トップページ | 2014年7月 »

2014年6月

2014年6月28日 (土)

山行 夏至、昼下がりの山放浪 檜岳山稜

 6月21日(土)午前中所用をこなして、お昼から久しぶりに丹沢方面を歩くことにした。お昼スタートでは時間が足りないかと思いきや、幸いにしてこの日は夏至。19時頃まで明るいのだ。喜び勇んで向かったのは松田町の寄(やどりき)大橋である。

Dsc04496 寄大橋をスタート

 寄大橋のたもとに駐車して、正午に秦野峠林道のゲートをくぐった。最初の目標は檜岳(ひのきだっか)である。通常は寄沢沿いに雨山峠を目指して、峠から雨山を経由して檜岳山稜の尾根道を歩くルートであるが、最近は少し欲が出てきた山笑。地図から微かに読み取れるマイナールートを歩いて檜岳に直行することにした。

Dsc04497 水源林遊歩道に入る

 そんなこと言っているうちにゲートから数十歩も歩かない林道上で道迷い。すり減るくらいに愛用している昭文社「山と高原地図 丹沢」にはゲートからすぐに車道が交差して、右手の車道を進むとそのまま山道に入っていくように記されているのだが、交差点が見当たらない。少し歩いて水源の森遊歩道からルートを探すことにした。

Dsc04500 野イチゴがいっぱい Dsc04502 おじさん、食べちゃうぞ
 植林帯のなかを登る遊歩道を少し歩くと右手に大きく斜面を巻いている。このまま遊歩道を歩いた場合、寄沢の方へ行ってしまいそうなので、左手に微かに延びる踏み跡を歩いていくことにした。先を見ると木に巻かれたテープも見えている。真っ赤な野イチゴに見送られて左手の斜面に踏み込んでいく。

Dsc04503 鹿柵沿いに進む

 鹿柵沿いに細々と踏み跡が続いている。石垣などもあって人跡未踏ではないことに安堵する一方で、鹿柵が長く続いていてなかなか標高を稼ぐことができない。小さな沢を乗り越えてたとき、再び秦野峠林道に降りてしまうのではないか?という不安があって、取りつきやすい尾根を見つけて真っすぐ登っていくことにした。

Dsc04509 敵陣一歩我踏めば・・・ Dsc04510 命令下る正面に開け歩兵の突撃路!

 西丹沢らしい黒土に足をとられながらも、石や木に飛びつきながら登っていくと、やはり鹿柵が立ちはだかっていた。さて、どうして越えたものかと思案していると・・・flair天佑神助!柵の一部に動物が抜けたと思われる穴を発見した。誰もいない山の中でおっさんが身をよじらせながら金網をすり抜ける光景。当に「なにこれ!」ものの珍風景である。

Dsc04516 見っけ!

 金網を抜けると東西に延びる広い尾根に当たった。この尾根の向こう側にお目当てのマイナールートがあるはず・・・ビンゴ!無理にその道に降りるよりもそのまま尾根上を歩いて、小ピークを越えると無事にお目当てのルートに合流することができた。ホッとする瞬間である。

Dsc04521 植林帯を歩く

 ここから先は植林帯の斜面につけられた九十九折のルートをひたすら歩いていく。なかなかしっかりした道で、入口さえ間違えなければ寄沢沿いのルートよりも楽に檜岳山稜に踏み入ることができそうだ。ふと気がつくと、自分の後ろからアナグマが歩いてきた。古くから「ムジナ」の名で人間の生活圏に身近に存在してきた動物だ。知ってか知らずか、人の後をつけてくるとは呑気なことだが、目が合うとそそくさと退散していった。(カメラに収めることができなかったので、昨年石棚山稜で会ったときの記録:http://yama-umi.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-cc6e.html

Dsc04526 明るい自然林 Dsc04522 バイカウツギ

Dsc04527 満開のヤマボウシとシダンゴ山、高松山

 植林帯の上部は明るくなってブナなどの落葉樹の植生になる。陽当りの良い南向きの斜面にはバイカウツギやヤマボウシの白い花が満開である。花のバックにはシダンゴ山とその向こうに高松山を望むことができた。

Dsc04532 檜岳山稜に出た♪ Dsc04531 こういう花見もあるんだよ~

 やがて広々とした尾根上部に到達した。表丹沢の中では歩く人の少ない檜岳山稜の縦走路である。鬱蒼とした大木の中、スベスベとしたヒメシャラの幹が目立っている。花が見頃のようだが、木が大きすぎて咲いているところが見えないのが残念。落下した花が根元に沢山落ちているので落花の花見を楽しんだ。

Dsc04536 静かな山頂には・・・ Dsc04534 フタリシズカ Dsc04535 これはサンニンシズカ?

 すぐに檜岳(1167m)の山頂に到達した。檜岳山稜は雨山、檜岳、伊勢沢ノ頭の三峰から構成されているが、何れの山頂も樹林に覆われて展望はない。静かな山頂でしばしたたずむ。足元にはフタリシズカの花が咲いていた。ピストンではなく下山路は雨山峠を経由することにした。

2014年6月26日 (木)

夏至を遊ぶ 海編

 今年も夏至を過ぎました。日の長いこの時季は時間の許す限り山を歩き回りたいと画策しておりましたが、6月22日(日)は朝からあいにくの雨模様となりました。朝のうちはやや雨も強かったのですが、回復傾向の予報でしたので釣りに行くことにしました。平塚の庄治郎丸でビシアジを・・・と、思ったのですが、アジは出ないとのことなのでLT五目にしました。

P1120168 おなじみ平塚沖

P1120133 シラス網かな? P1120167 こちらはルアー船の模様
 夏至らしく6時過ぎに出船。片舷は3人と空いています。烏帽子付近ではマルイカが釣れていますし、シイラのルアー船も好調なスタートのようですから、お客はそっちに流れているのでしょう。小雨のぱらつく中船は西にむかいます。大磯の沖では多くの水鳥が羽を休めていましたが、エンジン音を響かせて通過する船に驚いて一斉に飛び立っていました。なかなか壮観な光景です。

P1120142 水鳥たちが一斉に羽ばたく P1120144 ロングビーチ

 大磯旧吉田邸沖付近でスタートを切りました。水深は30弱、タナは底から3~5mです。間もなく竿先がコツコツと絞り込まれて、20cmほどの中アジが躍り上がりました。アジを何尾か上げた後、ゴツリとアジとは違う当たりが。巻き上げると何とも重々しい。何かと思っていると、水面には良型のカワハギが上がってきました。

P1120150 吾妻山 P1120155 いいハギです♪

 中盤は二宮から国府津沖、水深5、60mのやや深めのポイントです。ここでは小さなアジやイサギが入れ食いで釣れましたが、イサギはほとんどがリリースサイズ。この辺りは根が多いらしくて、カサゴ、スズメダイ、サクラダイ、ネンブツダイ、キタマクラ、ササノハベラなどおなじみの木端外道が多彩に釣れてきました。そのうちサバの群れが回ってきて、ペンシルサイズから魚雷サイズまで船中大変な騒動になってきました。

P1120156 美しいシロギスの銀鱗

 こうなると長居は無用。終盤戦は二宮沖の水深20mの浅場に移動したところ、ここでは中アジが良い食いを見せてくれました。丸々とした黄アジで美味しそうです。この辺りの水底は砂地でしょうか、良型のシロギスが美しい魚体を躍らせました。ここでも良型ハギがもう1枚♪お刺身で楽しめそうです。

140622_163813 五目らしく多彩に釣れました。 140622_163827 アジは小ぶりながら大漁
 13時に当たりが途絶えたところでクローズとなりました。アジは中小で40となかなか。それ以外にサバ、カワハギ、カサゴ、シロギスなどなど。良いお土産になりました。梅雨は魚が元気です!

2014年6月25日 (水)

ゴヨウツツジを棄権 那須の風景その3

 マウントジーンズ那須というスキー場にやってきました。勿論スキーをやるわけではありません。スキー場のゴンドラは周年営業をやっていて、春夏は新緑と花、秋は紅葉を楽しむことができますし、那須連峰最高峰の三本槍岳へのアクセスが良いのでハイカーに利用されています。そして、5月下旬から6月上旬にかけては、ゴンドラ山頂駅のある中ノ大倉山(1410m)周辺は全国最大規模といわれるゴヨウツツジの群生地で、その数は3万本だそうです。

Dsc04368 那須ゴンドラ

 ゴヨウツツジといえば、別名シロヤシオともいわれるツツジで、白い清楚な花は栃木県の県花となっています。また、皇太子殿下のお子愛子内親王の御印章に用いられています。那須御用邸も近いことから、皇太子御一家もこのゴヨウツツジを愛でたことでしょう。神奈川県では檜洞丸周辺と金時山に自生していて、5月には檜洞で見事な花を見てきました。(参照:http://yama-umi.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-4df8.html

 木にとって花を咲かせることは体力を使うことなので、気候などの条件も相まって、年によって当たり外れがあるそうですが、今年は全国的に当たり年の様相です。訪れた6月半ばはちょっと遅めですが、山頂付近は少し残っているだろうと訪れてみましたが・・・

Dsc04331 広大な那須野

 ゴンドラはスキー場のゲレンデを見下ろしながら進みます。ゲレンデ上部にもゴヨウツツジが群生しているはずですが・・・見えません。そのうち後方には広大な那須野の原野を見下ろすようになります。昔より牛馬家畜を育んできた広大な平野。正面にはなだらかな八溝山地の主峰八溝山が見えています。ちょうど栃木、茨城、福島三県境にあたる地点です。右手には黒磯、左手には白河の市街地が見下ろせました。

Dsc04351 ダケカンバ林 140614_153225 ハンモックに走った婆孫

 山麓駅から標高差約5百メートルの山頂駅までは10分ほどで到着します。山頂駅付近はブナやダケカンバの大木が多くて独特の風情です。下りてみてびっくりしたのは、肌寒い!さすがは東北との県境の高地だけはあります。山頂駅から片道20分のゴヨウツツジ遊歩道を歩こうと思ったのですが、ババはこの寒さにトーンダウン。これに天然児が同調してしまい、山頂に設置されていたハンモックで遊び始めてしまいました。

Dsc04338 左から茶臼岳、朝日岳、三本槍岳

Dsc04345 ベニサラサドウダンツツジ Dsc04343
 仕方なく茶臼岳を見上げる展望台周辺を気休めで歩きました。那須連峰の盟主である那須岳こと茶臼岳、爆裂の破壊力を物語る荒々しい朝日岳、那須連峰の最高峰三本槍岳が並んでよく見渡せました。展望台周辺には赤く小粒なベニサラサドウダンツツジが満開でした。

2014年6月22日 (日)

時雨れるハルゼミの鳴き声 那須の風景その2

 那須山麓の八幡というところにツツジの大群落があると聞いて訪れてみました。駐車場から歩き始めてまずは大きな吊り橋を渡ることになりますが、この吊り橋は大きな割にはよく揺れて、おまけに中ほどの路面が網になっていて、遥か数十メートル下が見える恐怖度満点です。こういう点では恐怖感が全くない天然児は、橋が揺れると喜んで自分でも跳ねておりました(汗)

Dsc04253 八幡のつつじ吊り橋 Dsc04255 とんでもない演出

 八幡つつじ群落には、20万株といわれるヤマツツジとレンゲツツジ、ドウダンツツジが群生していますが、なぜここにそれほどのつつじが群生しているかといいますと、それにはちゃんと訳があります。昔八幡は軍馬の放牧場だったそうで、馬はつつじを食べないので自然とつつじだけが食べ残されて、あたかも自然の群落の様になったそうです。

Dsc04263 緑が広がるばかり・・・ Dsc04279 ベニサラサドウダン

 これは期待できるぞ~♪と勇み足で訪れたものの、そこはつつじの赤ではなく、深い緑が広がるばかり・・・残念ながら5月下旬に満開を迎えて、6月中旬現在では全て散っておりました。ベニサラサドウダンの花がポツポツと我々を慰める程度に咲いておりました。

Dsc04289 エゾハルゼミ Dsc04259 茶臼岳(左)と朝日岳(右) Dsc04285 茨城最高峰の八溝山

 つつじの花が散った八幡の主役はエゾハルゼミたちです。樹林の中を歩いていくと耳がおかしくなるほどの騒々しい大合唱でした。そんな八幡の周遊コースを1時間ほどかけて歩きました。つつじは残念でしたが、天然児を歩かせることができたので良しとしましょう。

Dsc04251 GO! 

2014年6月19日 (木)

恐怖、殺人石の巻 那須の風景その1

 その昔、大陸から一尾の妖狐が本邦に渡来した。その名を「九尾狐」という。悪行の限りを尽くして人々を困らせたため、朝廷は三浦介(三浦義澄)と上総介(上総広常)に退治を命じた。二人は坂東の那須岳にこれを追い詰めて見事射殺したという。ところが、射殺された妖狐は石に変化し、毒気をはいて近寄る動植物を殺したため、人々はこの石を「殺生石」と呼んで恐れたという。

Dsc04250 那須の名所 Dsc04244 これが九尾の狐のなれの果て

 那須の観光名所「殺生石」の由来ですね。梅雨の中休みとなった6月14日(土)、天然児とババを伴って訪れた那須の旅、最初に訪れたのは、那須連峰の主峰茶臼岳の山腹にある殺生石です。実は山笑は九尾の狐を退治した三浦介の末裔ですが、そんな私が素っ気ない話をしてしまうと、那須岳は活火山ですので、火山性のガスが鳥獣を殺し植物を枯らした訳です。

Dsc04248 賽の河原を彷彿とさせる千体地蔵

 訪れてみると、殺生石の周囲は植物も生えない石河原で、千体地蔵が並ぶ、さながら地獄道中の賽の河原の様相です。我々が訪れると晴れ渡った青空が突如曇りだして、にわかに五月雨が落ちてきました。さも、三浦介の末裔が近寄るのを拒むように・・・妖狐よ安らかに眠れ。

2014年6月18日 (水)

ミステリーナイトなう

 本邦怪談話の一人者稲川淳ちゃん。昔は夏になると必ず淳ちゃんの「ミステリーナイトツアー」のライヴを聞きに行ったものですが、所帯を持つとなかなか行き辛いものになりました。

 そこで毎年ミステリーナイトツアーから厳選した怪談話を収録したCDを購入して楽しんでいます。今年も本日CDが届いて今ブログを更新しながら楽しんでいます。

 いやぁ~今回も来てます!

2014年6月15日 (日)

いい夢見ろよ!

 お昼のお散歩コースは上野不忍池1周コース。初夏のこの時期は蓮が繁茂して水面を覆うようになります。まあ不忍池は余り水質が良くないので、蓮に覆われていた方が見た目が良いかもしれませんね。

140610_123158 蓮に覆われた不忍池 140604_124313 紫陽花も見頃

 そもそも、上野のお山にある寛永寺は、京都の比叡山を模して江戸の鬼門を守るために建立されたもので、東叡山という山名が冠せられていますが、比叡山があればその麓には湖(琵琶湖)がなければ・・・ということで不忍池がそれに相当しているそうです。ん~スケールが小さいなぁ。

140610_124448 スカイツリーと合体した弁天堂

 そこまで真似たらとことんいっちゃいますが、琵琶湖の中には神域竹生島がありますが、それまで模して建立されたのが不忍池弁天島です。この弁天堂を建立したのが、あの家康のブレーン天海僧正だそうです。

140604_123931 鳥塚です。

 この弁天島の一隅に鳥塚という石碑が建てられています。不忍池は多くの野鳥や水鳥が憩う鳥たちの楽園になっていますが、そんな鳥たちをはかなんで建てられたものかと思いきや・・・「東京食鳥鶏卵商業協同組合」おいおい!

140604_123942 「ムニャ~ムニャ~、ケンタ食いたいニャ~」
 この鳥塚ですが、お昼時に訪れると、その上でいつもニャンコが気持ちよさそうに寝ています。石が熱をもって気持ちが良いのかもしれませんね。それにしても気持ちよさそうだ。職場に戻りたくなくなりますよ。

2014年6月13日 (金)

イカを食べる

 沼津で釣ってきたイカを親戚やババの友人に配り歩いて、残ったイカは生5杯と沖漬5杯。生イカは当然お刺身でいただきます。やわらかくて甘くて最高でした!ゲソはワタを絡めてオーブン焼きにしました。

P1120128 イカのコースでござい♪ P1120129 長男もパクモリ!

 いつもは家族に不評な沖漬ですが、今回はアツアツご飯の上に卵を溶いた納豆をかけて、その上に沖漬を乗せてイカ納豆丼にしてあげたら好評を博しました。天然児はパクモリ2杯飯。遊びに出て夕飯時に間に合わなかった長男は、お替りを要求したものの、既に天然児の腹の中に納まっておりました。何かにつけて早い者勝ちな我が家です。

2014年6月12日 (木)

よいではないか!宵ではなイカ?その2

 雨が強弱しながら夜はふけていきました。オケにはスルメイカが2杯。こりゃダメかもわからんね。船頭からは群れが40mに上がってきているとのこと。集魚灯に照らされた海面にはイワシやジンダ(小あじ)の群れが右往左往していました。時折海面スレスレを槍のような細長い魚が走りますが、これは小魚を狙うダツです。釣れないときはこんな自然の光景を眺めていると癒されます。

140606_220941 こりゃもうダメかもわからんね。

 そしてそのとき・・・6月6日20時。

140606_210346 乗った! 140606_225414 オケにイカがたまりだした。
 船内同時に竿が大きくしなりました。水面まで手繰り寄せると勢いよく噴水が上がります。ムギイカの入れ乗りタイムが始まりました。タナは浅くなって2、30mまで仕掛を落とすとイカが乗って落ちなくなります。ゆっくり巻くと5本の針に2、3杯ついてきました♪慌てて外しているとカンナ針が容赦なく手に突き刺さります。雨にふやけた指に道糸が食い込みます。血をにじませながらも一心不乱に手返しを繰り返しました。

140606_233749 随分増えてきたよ♪
 こうなるとスッテかプラヅノか?当たりカラーは?なんて疑問は吹っ飛んでいます。何となくこれかな?というのはあるのですが、とにかく手返し優先です。ときにイカは5、6mほどで乗ったり、上針のイカを外しているうちに一番下の針に乗ったりすることも。痛恨なのは手前祭りで、これを丁寧に解いている時間がもったいない。今思えば、ケチらずに新しい仕掛に変えればよかったのですが、イカの仕掛は高いから。

140607_103316 沖漬け・・・人間てホント残酷だ。
 そうこうしているうちにバケツはイカで満たされてきました。美味しく食べるには生きているうちにクーラーに入れなければ・・・とは思いながらもついつい手返し優先になってしまいます。おっと忘れちゃいけない!小さめのムギイカはダシつゆと酒をミックスしたタレに生きたまま放り込んで沖漬けにします。ちょっと残酷ですがこれがまた美味しい。

140606_210249 僚船来る 140606_233908 沼津湾の初夏の風物詩
 夜が更けるにつれて沼津湾内の各港から遊漁船が集まってきて、いつの間にか周囲には漁火で囲まれていました。船頭同士が連絡を取り合って乗っている場所にあつまるのでしょう。あーこれだ。これが夜イカの風景だよ♪

140607_001434 お疲れ様でした。

 0時前に静浦漁港に帰港。座る場所もなく手前祭りに悩まされながらも、数えてみれば95杯のイカがクーラーに納まっていました。その全てがムギイカか少し成長したスルメイカでした。自己新記録を更新です。万歳!万歳!万々歳!凱歌を上げながら大雨の東名を帰っていく海笑でした。

2014年6月11日 (水)

よいではないか!宵ではなイカ?

 「あ~れ~お代官様!お戯れを~~」(ぐるぐるぐるぐる・・・)

 「ふふふっよいではないか、よいではないか、可愛がってやるからに」

 こういう時代劇のお色気シーンを最近すっかり見なくなりましたね。ちょっと寂しい気もするのですが、何かにつけてテレビが面白くない時代であります。

 さて、テレビは面白くないから外で楽しみましょう!と、思っても、梅雨に突入して最初の週末。雨が降り続いてときにはかなり強く降る時間もあります。山に行きたや行けず、海に行きたや行けず・・・ん?海には行けるかな?

 大雨の東名高速道路を軍馬は一路西へ。沼津にやってきました。夕方の市街は渋滞していて、静浦漁港にたどり着いたのは出船2分前。小さな漁船の上では既に10人ほどの人が支度をしています。さすがはムギイカ(スルメの幼生)のベストシーズン。多少天気が悪くても釣り人が集まります。いや、むしろイカは雨の方が釣れるといわれているんですから。

 「ここに座ってよ」と船頭に指示された場所は操舵室の真横の通路。普通の遊漁船なら座席が設けられているのですが、この船は小さくて操舵室の前後しか座席がありません。はぁ・・・6時間立ちんぼか。釣れたイカを生かしておくタライを置いたら足の置き場所もありません。釣れたらクーラー直行?

140606_172606_2 沼津アルプスに雲がかかれば雨がやってきます。

 さて、まだ明るいうちに出船して、船は波静かな沼津湾を横断していきます。行程20分ほどの湾の出口、大瀬崎の沖合いでアンカーが打たれました。「70mくらいに反応があるよ。やってもいいけどまだ明るいし釣れないだろうから、やらないときは仕掛けを上げときな」ん~微妙なGOサインです。

140606_172215 スッテとプラヅノの両得仕掛け

 とりあえず仕掛を下ろします。私の仕掛は夜光の素材に布が巻かれたスッテ(疑似餌)とプラヅノを混ぜた5本です。周囲を見回すとスッテ7本仕掛の人が多いようで、スッテではなくプラヅノがたくさんついた手釣りの人もいます。以下はスッテかプラヅノか。また、それぞれのカラーで釣果に差が出るといわれますが、周囲に影響されて迷うとろくなことがないのがこれまでの経験です。

140606_182316 大瀬崎沖でアンカーを下ろす。

 指示ダナの少し下から誘いあげてみますが一向に反応がありません。30分ほどして隣のおじさんがスルメイカを揚げましたが、それ以降、しばらく当たりのないまま、ときに雨が強くなったり止んだり、時間が過ぎていくばかり。そのうち皆疲れてのんびり日が暮れるのを待ったり、置き竿にして電動リールの誘いモードに任せたり。

 スタートして反応のないまま1時間。暗くなり始めたころ、ようやくズッシリとした引き込みがありました。潮を勢いよく吹き出して上がってきたのは30cmほどのスルメイカです。あれ?もう成長しちゃったのかな。その後再び沈黙の時間。たまに誰かに乗ると皆一生懸命誘い出しますが、ポッツリ、ポッツリ単発です。雨ばかりがザーザーで夜がふけていきました。(つづく)

2014年6月 9日 (月)

山行 ムシムシがムシムシを呼ぶ 三ツ峠

 6月1日は日中も山に登りました。ババ、天然児を連れてやってきたのが河口湖。涼しさを期待した富士五湖周辺も30度近くまで気温が上昇していました。御坂路ことR137は新御坂トンネルが天井板撤去の工事で6月いっぱい通行止とのこと。ガラガラの峠道をトンネル入口まで行って旧道に入ります。

Dsc04190 三ツ峠名物屏風岩

 三ツ峠の登山口にやってきました。1ヶ月前のGWの頃は残雪が目立っていましたが、今ではすっかり消えてしまったようです。ここから三ツ峠の山小屋までは1時間余り。この道は山小屋がジープで荷揚げをする広くしっかりとした道なので、天然児を歩かせるにはピッタリでしょう。

Dsc04230 車に逃げ込もうとする天然児
 そんな事情を分かるような本人ではありませんので、山の中で車から降ろされる状況では全身全霊をもって抵抗します。それでも何とか引っ張り出して歩き出しました。とき既に13時前で、登山口は下山してきた人で賑わっていました。車両が通行できる登山道とはいえ、とんでもない勾配と大きな石が路面に露出して歩きづらい道です。ジープってのも納得できますね。

Dsc04182 三ツ峠への道(ブヨ街道)
 途中のベンチで昼食にしようかと思ったところ、コバエが非常にうるさったくまとわりついてきます。虫の不快感より食欲が優っているので、ブンブンうるさいながらもおにぎりを頬張ります。ハイキングといえば、お弁当はおにぎりというのが常道なのですが、天然児は山に入るとオエンツ君になってしまうので、最近はもっぱらゼリー飲料で栄養補給です。

 ふと、足に違和感があるので手で触るとベットリ血がついています!さては!と見れば案の定、ブヨが死んでいるではありませんか。コバエかと思っていたのはブヨだったんです。こうなると落ち着いて飯を食べている場合ではありません。慌てて逃げ出しました。どうやらムシムシ陽気が虫を呼んだようです。幸い短パンの私が被害担当になったので、ババ、天然児は被害を受けることがありませんでした。天然児が刺されると掻き壊して大変なことになりますからね。ババは・・・もう虫も寄らないかな。

Dsc04185 ここまで来ればブヨも大丈夫 Dsc04199 やってますね~
 明るい稜線に出てくるとブヨはいなくなりましたが、日差しが厳しくてたまりません。14時半に四季楽園の展望テラスに到着しました。ここからは三ツ峠の名所屏風岩が見渡せます。屏風岩は三ツ峠の最高峰開運山(1785m)から一気に数百メートル切れ落ちた岩壁で、国内有数のロッククライミングのメッカです。この日もザイルを頼りに登攀する人の姿がよく見えました。

Dsc04204 アルプスまでは見えませんが御坂山地はよく見えました。

 ババはそんな光景をじっと見つめますが、ちょっと様子が変です。聞けば、今から20年近く前。私の父が亡くなった直後に職場の同僚に励まされて、この三ツ峠にハイキングをしたそうです。その時山頂からアルプスの頂が美しく、あの頂に山男だった父が立っているような気がしてならなかったそうです。じきに自分もあそこに立つといっていますが、こういう人は長生きするでしょうね。

Dsc04205 ジープを期待する子 Dsc04208 富士山とミツバツツジ
 天然児は暑さも加わって満身創痍。展望テラスでオエンツしてしまったので、開運山のピークはあきらめて富士見展望地の天狗岩に寄って下山することにしました。下りが苦手な天然児。登り以上に大変でした。ひっくり返るとブヨが襲来するので、思わず愛のムチも出てしまいましたが、無事に下山・・・無事ではありません。被害担当は足を3箇所刺されてしまいました。ブヨに刺されると後をひきます。この夏は後遺症に悩まされることでしょう。

★コースタイム:3時間

御坂登山口12:55→14:20四季楽園(三ツ峠)→天狗岩14:55→15:55御坂登山口

2014年6月 8日 (日)

山行 早朝の山散歩 金時山

 矢倉岳から足柄峠に戻ってから、余勢を駆って金時山へ登ることにしました。県境の尾根の舗装された林道を南に歩くと20分ほどでゲートがあります。既にゲートの前には20台ほどの車が停められています。林道沿いにはヤマツツジの花が目立っていました。

Dsc04125 爽やかな林道歩き Dsc04140 ヤマツツジ Dsc04126 水たまりのオタマ
 ゲートの先は未舗装の林道が金時山のピークの裾まで延びています。既に下山してきた人が結構います。金時山は山頂からの望む富士山が素晴らしいのでハイカーに人気の山であることは言うまでもありませんが、特徴的なのは山麓から登山口へのアクセスが良いので、日の出とともに登る毎日登山組が多いことです。この日言葉を交わした高年紳士は通算3,500回以上に上るそうで、その大半が現役引退後に稼いだそうです。あやかりたいものです。

Dsc04127 猪鼻砦からの金時 Dsc04164 富士山も良く見えます。
 山頂を見上げる猪鼻砦からは富士山が良く見えます。展望場所にはエゴノキでしょうか?白い花がいっぱいの木があって、ハチたちがせわしなく飛び交っていました。大きなクマバチもいましたが、スズメバチと違ってよっぽどのことがない限りは刺されることはないので、観察していると結構面白いものです。

Dsc04144 既に散ったか・・・ Dsc04146 見上げると・・・確かに五葉だ。

Dsc04159 金時茶屋の荷揚げ
 林道の終点から山頂まではおなじみ階段の急登。先述の紳士曰く、10日前くらいは登山道がシロヤシオの花で飾られていたそうですが、既に散ってしまったとのことです。シロヤシオといえば、ちょうど檜洞丸で見頃なのでしょうけど、金時山にも咲いていたとは・・・こっちならば楽に花見を楽しめることでしょう。

Dsc04149 富士山くっきり!Dsc04152 箱根神山と仙石原

 足柄峠から1時間余で金時山山頂に到着。お天気にも恵まれて大きな富士山がくっきり見えていました。

★コースタイム:1時間50分

足柄峠7:00→猪鼻砦→8:05金時山8:10→猪鼻砦→8:50足柄峠

2014年6月 5日 (木)

山行 早朝の山散歩 矢倉岳

 6月1日(日)夏山の幕開け。ウキウキおじさんは4時半の日の出とともに起床。当てもなく車を走らせて、たどり着いたのは県境の足柄峠です。ここに車を停めて足柄の名峰矢倉岳に登ってみることにしました。

Dsc04120 万葉公園からの富士 Dsc04122 県境に咲くヤマツツジ
 矢倉岳はお椀を伏せたような個性の強い形をした山で、足柄平野から富士山を見たときに、その手前に子供の様に存在感を示しています。足柄子抱富士です。箱根八里が開通する以前の東海道である足柄古道を見下ろす姿は、物見櫓に例えられてその名がついたといわれています。

Dsc04083 日輪をいただく矢倉岳 
 5時半に足柄峠をスタートして、車道を少し戻ると県境を越えて神奈川に入ります。万葉公園から登山道(ほとんど遊歩道)となりますが、足柄峠は標高700m以上あるので、矢倉岳までは植林帯の中を水平移動します。朝の静かな植林の中、カゲロウだかガガンボだか小さな虫たちが飛び交います。突然耳元でブーンと羽音がして冷やりとさせられることも。

Dsc04111 アブラチャンの樹林
 山伏平と呼ばれる鞍部は地蔵堂方面と洒水の滝方面へ道が分岐する場所です。ここを通過すると矢倉岳の頂上に向かう急な登りとなります。細かい幹が集まってひとつの株を形成する独特のアブラチャンの樹林を抜けるとジグザグな道を登ります。

Dsc04115 足元にはキンポウゲ Dsc04101 こりゃなんだべ?
Dsc04103 頭上にはハコネウツギ Dsc04102
 山頂が近づくと明るい道になって、道端には黄色い小さな花を咲かせるキンポウゲが群生しています。頭上には赤や白い花をつけたハコネウツギが満開です。花々の間をマルハナバチやクマバチ忙しく飛び回ります。
Dsc04107 大展望が開ける矢倉岳山頂 Dsc04110 左から明神ヶ岳、神山、金時山
 足柄峠から小1時間で矢倉岳(870m)山頂に到着。草原の広々とした山頂からは、西には富士山、南には箱根連山、東には足柄平野と相模湾の大展望が望めました。来た道をピストンして足柄峠に戻りました。ちょっと物足りなさを感じていると、ん?すぐ近くに次の目標があるじゃないですか。(つづく)

★コースタイム:1時間35分

足柄峠5:20→万葉公園→山伏平→6:10矢倉岳6:15→山伏平→万葉公園→6:55足柄峠

2014年6月 2日 (月)

夏の海を賑やかすアイツ

 6月になりました。夏の到来とともに暑気もやってきました。こう暑いと水辺が恋しくなりますね。伊豆に住む親戚に用事があったついでに、熱海市多賀の長浜海岸に寄ってみました。R135沿いにある「うみえーる長浜」は、海水浴場に車が横付けできて、水道やトイレ、足湯まで利用できる便利な施設です。

P1120102 長浜海水浴場 P1120098 うみえーる長浜の足湯

 長浜海水浴場は美しい白砂の海岸ですが、人口の堤防で囲われていて波穏やかな安全な水辺です。人工堤の周辺には岩礁もあって、ここでは磯の小動物を観察することができます。

P1120110 さて、何がいるかな?

 テトラポットに乗って水面下を探っていると、何やらただならぬ気配が・・・多数の生命反応接近!1つ2つ5つ、いや10、50・・・それ以上だ!その正体は「磯のゴキブリ」ことフナムシたちです。節足動物であるフナムシは、岩礁や防波堤周りに生息して海藻や動物の死体を食べるいわゆる「掃除屋」です。自然の循環の中では貢献度の高い彼らですが、ダンゴムシを大きくしておまけに瞬足とくれば、あだ名のとおり「磯のゴキブリ」として嫌われ者ランキングの高位置につけています。

P1120112 掃除屋なんだけど・・・ P1120106 嫌われても仕方ないか・・・

 決して向こうから襲ってくることはないので、そんなに嫌うこともなかろうと思うのですが・・・ん~仕方ないような気もするなぁ。こちらから出ていくとたちまち岩陰に身を潜めてしまいますが、息を凝らして観察してみるとあっちからこっちから、出てくる出てくるこりゃあたまりまへんなぁ~

P1120114 何かが違う。どこかが違う・・・

 さて、磯の小動物に現を抜かす親を尻目に、別の動物を期待しているのが天然児。彼にとって青い海とくればこれしかない!

P1120090 ジャ~ンプ!

« 2014年5月 | トップページ | 2014年7月 »