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2014年6月28日 (土)

山行 夏至、昼下がりの山放浪 檜岳山稜

 6月21日(土)午前中所用をこなして、お昼から久しぶりに丹沢方面を歩くことにした。お昼スタートでは時間が足りないかと思いきや、幸いにしてこの日は夏至。19時頃まで明るいのだ。喜び勇んで向かったのは松田町の寄(やどりき)大橋である。

Dsc04496 寄大橋をスタート

 寄大橋のたもとに駐車して、正午に秦野峠林道のゲートをくぐった。最初の目標は檜岳(ひのきだっか)である。通常は寄沢沿いに雨山峠を目指して、峠から雨山を経由して檜岳山稜の尾根道を歩くルートであるが、最近は少し欲が出てきた山笑。地図から微かに読み取れるマイナールートを歩いて檜岳に直行することにした。

Dsc04497 水源林遊歩道に入る

 そんなこと言っているうちにゲートから数十歩も歩かない林道上で道迷い。すり減るくらいに愛用している昭文社「山と高原地図 丹沢」にはゲートからすぐに車道が交差して、右手の車道を進むとそのまま山道に入っていくように記されているのだが、交差点が見当たらない。少し歩いて水源の森遊歩道からルートを探すことにした。

Dsc04500 野イチゴがいっぱい Dsc04502 おじさん、食べちゃうぞ
 植林帯のなかを登る遊歩道を少し歩くと右手に大きく斜面を巻いている。このまま遊歩道を歩いた場合、寄沢の方へ行ってしまいそうなので、左手に微かに延びる踏み跡を歩いていくことにした。先を見ると木に巻かれたテープも見えている。真っ赤な野イチゴに見送られて左手の斜面に踏み込んでいく。

Dsc04503 鹿柵沿いに進む

 鹿柵沿いに細々と踏み跡が続いている。石垣などもあって人跡未踏ではないことに安堵する一方で、鹿柵が長く続いていてなかなか標高を稼ぐことができない。小さな沢を乗り越えてたとき、再び秦野峠林道に降りてしまうのではないか?という不安があって、取りつきやすい尾根を見つけて真っすぐ登っていくことにした。

Dsc04509 敵陣一歩我踏めば・・・ Dsc04510 命令下る正面に開け歩兵の突撃路!

 西丹沢らしい黒土に足をとられながらも、石や木に飛びつきながら登っていくと、やはり鹿柵が立ちはだかっていた。さて、どうして越えたものかと思案していると・・・flair天佑神助!柵の一部に動物が抜けたと思われる穴を発見した。誰もいない山の中でおっさんが身をよじらせながら金網をすり抜ける光景。当に「なにこれ!」ものの珍風景である。

Dsc04516 見っけ!

 金網を抜けると東西に延びる広い尾根に当たった。この尾根の向こう側にお目当てのマイナールートがあるはず・・・ビンゴ!無理にその道に降りるよりもそのまま尾根上を歩いて、小ピークを越えると無事にお目当てのルートに合流することができた。ホッとする瞬間である。

Dsc04521 植林帯を歩く

 ここから先は植林帯の斜面につけられた九十九折のルートをひたすら歩いていく。なかなかしっかりした道で、入口さえ間違えなければ寄沢沿いのルートよりも楽に檜岳山稜に踏み入ることができそうだ。ふと気がつくと、自分の後ろからアナグマが歩いてきた。古くから「ムジナ」の名で人間の生活圏に身近に存在してきた動物だ。知ってか知らずか、人の後をつけてくるとは呑気なことだが、目が合うとそそくさと退散していった。(カメラに収めることができなかったので、昨年石棚山稜で会ったときの記録:http://yama-umi.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-cc6e.html

Dsc04526 明るい自然林 Dsc04522 バイカウツギ

Dsc04527 満開のヤマボウシとシダンゴ山、高松山

 植林帯の上部は明るくなってブナなどの落葉樹の植生になる。陽当りの良い南向きの斜面にはバイカウツギやヤマボウシの白い花が満開である。花のバックにはシダンゴ山とその向こうに高松山を望むことができた。

Dsc04532 檜岳山稜に出た♪ Dsc04531 こういう花見もあるんだよ~

 やがて広々とした尾根上部に到達した。表丹沢の中では歩く人の少ない檜岳山稜の縦走路である。鬱蒼とした大木の中、スベスベとしたヒメシャラの幹が目立っている。花が見頃のようだが、木が大きすぎて咲いているところが見えないのが残念。落下した花が根元に沢山落ちているので落花の花見を楽しんだ。

Dsc04536 静かな山頂には・・・ Dsc04534 フタリシズカ Dsc04535 これはサンニンシズカ?

 すぐに檜岳(1167m)の山頂に到達した。檜岳山稜は雨山、檜岳、伊勢沢ノ頭の三峰から構成されているが、何れの山頂も樹林に覆われて展望はない。静かな山頂でしばしたたずむ。足元にはフタリシズカの花が咲いていた。ピストンではなく下山路は雨山峠を経由することにした。

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