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2014年6月25日 (水)

ゴヨウツツジを棄権 那須の風景その3

 マウントジーンズ那須というスキー場にやってきました。勿論スキーをやるわけではありません。スキー場のゴンドラは周年営業をやっていて、春夏は新緑と花、秋は紅葉を楽しむことができますし、那須連峰最高峰の三本槍岳へのアクセスが良いのでハイカーに利用されています。そして、5月下旬から6月上旬にかけては、ゴンドラ山頂駅のある中ノ大倉山(1410m)周辺は全国最大規模といわれるゴヨウツツジの群生地で、その数は3万本だそうです。

Dsc04368 那須ゴンドラ

 ゴヨウツツジといえば、別名シロヤシオともいわれるツツジで、白い清楚な花は栃木県の県花となっています。また、皇太子殿下のお子愛子内親王の御印章に用いられています。那須御用邸も近いことから、皇太子御一家もこのゴヨウツツジを愛でたことでしょう。神奈川県では檜洞丸周辺と金時山に自生していて、5月には檜洞で見事な花を見てきました。(参照:http://yama-umi.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-4df8.html

 木にとって花を咲かせることは体力を使うことなので、気候などの条件も相まって、年によって当たり外れがあるそうですが、今年は全国的に当たり年の様相です。訪れた6月半ばはちょっと遅めですが、山頂付近は少し残っているだろうと訪れてみましたが・・・

Dsc04331 広大な那須野

 ゴンドラはスキー場のゲレンデを見下ろしながら進みます。ゲレンデ上部にもゴヨウツツジが群生しているはずですが・・・見えません。そのうち後方には広大な那須野の原野を見下ろすようになります。昔より牛馬家畜を育んできた広大な平野。正面にはなだらかな八溝山地の主峰八溝山が見えています。ちょうど栃木、茨城、福島三県境にあたる地点です。右手には黒磯、左手には白河の市街地が見下ろせました。

Dsc04351 ダケカンバ林 140614_153225 ハンモックに走った婆孫

 山麓駅から標高差約5百メートルの山頂駅までは10分ほどで到着します。山頂駅付近はブナやダケカンバの大木が多くて独特の風情です。下りてみてびっくりしたのは、肌寒い!さすがは東北との県境の高地だけはあります。山頂駅から片道20分のゴヨウツツジ遊歩道を歩こうと思ったのですが、ババはこの寒さにトーンダウン。これに天然児が同調してしまい、山頂に設置されていたハンモックで遊び始めてしまいました。

Dsc04338 左から茶臼岳、朝日岳、三本槍岳

Dsc04345 ベニサラサドウダンツツジ Dsc04343
 仕方なく茶臼岳を見上げる展望台周辺を気休めで歩きました。那須連峰の盟主である那須岳こと茶臼岳、爆裂の破壊力を物語る荒々しい朝日岳、那須連峰の最高峰三本槍岳が並んでよく見渡せました。展望台周辺には赤く小粒なベニサラサドウダンツツジが満開でした。

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